シャングリラ・フロンティア 〜神ゲーのモンスター共を天誅しに参ります〜 作:YY:10-0-1-2
初投稿です。
そろそろウェザエモン登場かな……。
「よっこいしょっと……ふう……」
だいぶ高いなここ。
と、言う感想も程々に、目当ての刀を取りに来ましたよっと。
俺は地面に突き刺さっている刀を取り……あれ?
「……うーーーーん????」
とりあえず入手出来た……ものの、なんか変……?
俺はその刀をよく見て…………。
『墓守ノ刀:
ウェザエモン・
それは天下無双と称された将軍が、想い人を護ると強い誓いを立て、其の刀で困難を切り開き、窮地を退けた刀。
その刀、数多もの攻撃を受けようと壊れるに非ず。
・自身よりもレベルが低い相手と戦闘する場合、あらゆるスキル及び魔法を無効化出来ます。
・特殊スキル『
・必要ステータス「STR200」「DEX100」「TEC80」
……???
「えっと……えっとぉ……えっとぉぉ〜〜…………??」
落ち着け。
俺のSTRは? 頑張って100か? DEXは? うん、行けなくはない。TECも余裕……。
STRは、STR……STR……。
STRは、頑張っても200は行かない。DEXとTECはうん。ふたつ合わせてギリギリ行けるかどうかだな。
……まさかな。
「ここでかぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!! サンラクゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッ!!!!」
哀れ。何とも哀れだ俺氏……。一生の不覚とかそういうレベルじゃないんだけど。
というかこれそもそも50レベル想定じゃねぇ……えぇそうですよね。ウェザエモンが200レベの時点でこんなもん抜けるわけねぇわなはいそうですよね!!!
ショック……ショック。圧倒的ショック……!!
というかスキル、『蒼天』ってなんだ??
『
そのスキル、数多もの技を、魔法をも總て斬り伏せる。
それは、誰の侵略も許さないという、とある将軍の思いが込められている。
だからこそ、彼を目指した者が生み出した、相手を斬り伏せるための、居合の一太刀。そして、見様見真似の最強の神業。
「分かり辛ぇ……」
ええっと、翻訳……。つまり?
技は、スキルだろ? 魔法はそのまま……全て斬り伏せる……うん??
スキルと魔法を斬り捨て……斬り捨て???
「じゃあ何つまり、
うわ、やべぇわこの武器。
◇◆◇
はっはっはっ。とんでもねぇもん拾った。
そう思ったのが確か、一昨日だったか何時だったか……。気づけば準備期間最終日。わぁお。
俺は笑いを引き攣らせながらも、とにかくペンシルゴン主催、俺とサンラクとオイカッツォを巻き込んだチキチキ「墓守のウェザエモン討伐戦当日」が遂にやってきた。
待ち合わせ場所はNPCカフェ「蛇の林檎」。
何故ここにこだわるのか問うたところ実はこの店のメニューは味覚制限が無い上にレッドネームプレイヤーも受け入れてくれる稀有な店らしい。
……これ、ペンシルゴン足洗った方が早いのでは? あっ、槍向けないでくださいはい。
初心者はこんな場所知らないし、上級者はもっと先の街の同じような施設を利用するので、知名度の割には人が少ないという穴場スポットなんだとか。ほへぇ。
というかオイカッツォだけズルいぞ俺にも寄越せ。サンラクてめ、横から来るんじゃねぇ。
とにかく、作戦はこうだ。
とりあえず俺達はサードレマで待機、そんで11時半になった時点で樹海窟に行く。
↓
ペンシルゴンはフィフティシアに行く阿修羅会のメンバーを足止めする罠を仕掛けてから向かう。大体11時55分予定。
↓
そして日付が変わるその瞬間が、決戦の時。
というわけだ。
レベリングは完了。スキルも整理した。武器防具も新調した。確実に戦える環境になったわけだ。オイカッツォ曰く、何やら隠し球を用意したと言っていたが……まぁ俺には関係ないな。
というかアレどうすっかなぁ……。
しばらく経ってもやはり、あれの情報は見つからない。いやまぁ、阿修羅会があれだし……。
ちなみに阿修羅会にかける罠は阿修羅会の場所をバラすと言うもの。うっわ。引いた。
「多分上位クランが知らない場所、つまり例の場所に逃げ込んで来るだろうけど、少なくともあいつらが襲撃を受けてから即その答えにたどり着けるとも思えないし」
「やり口がえげつねぇぞ……」
わぁ、ペンシルゴンさん。そんな睨まないで。泣いちゃうわよ。
と、まぁ阿修羅会に関しては多分問題ないだろう。まさかお前逃げ出せるんだよな……?
「とりあえずエリアに入るまでの作戦はこれで行くとして……本題は戦闘中の作戦」
「俺と
「こっちが騏驎担当、ペンシルゴンはサポートだよね?」
「そう、それについてのさらに詳細な確認だよ。まずサンラク君とマー君」
俺は後ろを寂しそうに撫でているサンラクを横目で笑いつつ、ペンシルゴンの話に耳を傾ける。
「まず君には、少なくとも墓守のウェザエモンが持つ大体のスキルを十分で完全対処できるようになってもらうよ」
マジか。
サンラクと同じことを思っていたらしく、あっちは口に出してきた。
「十分経過するまでは私とカッツォ君がアシストに回れるから、兎にも角にもあいつの動きに対処できるようになってほしい。多分後半に行くほどサンラク君とマー君には対処できなくなるから」
マジかよ。そんなになるのかよ。
……いや、これあれか。カッツォを肉盾に出来るのか。よっしゃktkr。
「というわけでよろしく頼むぞ肉盾」
「そういう訳で頼む肉盾」
「任せろふやけたダンボール共」
コノヤロウやるかテメェコノヤロウ。
もはやそんな漫才を無視したペンシルゴンは、次にオイカッツォへと視線を向ける。
「カッツォ君、多分だけどキミは相当回数死ぬことになる。だから十分経過して騏驎が来た時点で私は実質カッツォ君の専属サポートになる」
「……ヤバい、とは聞いてたけどそこまでヤバいの?」
そりゃお前、ユニークモンスターが出すんだからヤベェだろ。
と、俺とサンラクは片耳を立てる。次に、ペンシルゴンが放った言葉で天を仰ぐ。
「なんていうかな……馬とか牛とか、そういうイメージは捨てたほうがいいよ。あれはなんていうかもう……足の生えたダンプカーだと思った方がいい」
「予想の2個上は行っちゃったな〜」
うっそだろ、お前ロデオとかのレベルじゃないじゃんじゃあもう。
ペンシルゴンをして警戒を抱かせるデンジャラスロデオに挑むオイカッツォであるが、不敵な笑みを崩すことなく堂々と告げる。
「まぁ俺はこれでもプロゲーマーだからね、そこの悪食アマチュアゲーマーと天誅侍馬鹿がロボ武者にボコられてる間優雅に馬と戯れているさ」
「行ってろ、精々後ろ足で蹴り上げられないようにな」
「あ、騏驎の後ろ足で蹴られたら死ぬよ。阿修羅会のタンクが掠っただけで消し飛んだし」
「…………」
笑みが引き攣ってんぞプロゲーマー。
どうしたよ、笑えよプロゲーマー。ほら、笑えよ。
このゲーム、カンストって……(震え声)
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9999ぐらい?
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1万は飛んでそう(白目)
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10万……?(遠い目)
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私のカンストレベルは53万です()
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↑そのさらに上……!?(100万以上)