シャングリラ・フロンティア 〜神ゲーのモンスター共を天誅しに参ります〜   作:YY:10-0-1-2

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速くない!? 早くない!!!
というわけで初投稿です。


星降る夜に、大志という名の灯火を 其の壱

 

ひっじょうにタイムリーな少女、秋津茜を連れて歩き始める。

恐れ入った、まさかまさか少女だったとは。

とりあえずということで一緒に歩いているが……

 

「まさかマオウガさんも同じユニーククエストをやってたとは思いませんでした!」

「ははは、そだね……」

 

エムルよ。貴殿、サンラクと一緒にいたんじゃなかったのか……。

所々で出てくるモンスターを刀で倒しつつ、やれやれと首を横に振る。

アホか、こんな場所で会うと思わないじゃん。というより、装備がクソ喰らえだ。

 

さてと。なにか出るかな……。

 

「マオウガさんは、どんなステータスをしてらっしゃるんですか?」

 

STRとAGIとLUC特化の足速筋肉幸運達磨……とは言えないなぁ。

純粋な目で見せられてるし、キラッキラだし、箱動いてるし。

 

「う、うーん。筋力と素早さ……あと、幸運に振ってるよ」

「……? VITに振らないんですか?」

「素早さで避ければなんとかナルヨ」

 

ホントホント、俺、知ってる。

 

と、言う所で秋津茜という少女の考察タイムだ。

ユニーククエストの件は知ってるし、なんならエムルを連れてるし。

あとは……見た目的に、忍者?

 

……てか、聞いていいのか? そう言うの??

 

「ええっと……ステータスって……」

「はいっ! 忍者です!」

 

俺は汗を垂らす。

彼女の持っている箱のようなものを見る。

 

「……で、そっちは?」

 

ガタッと揺れる。

……やっぱうさぎじゃねぇか!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ええっと。

とにかくイカれたメンバーを紹介するぜ!!

 

外道Aこと、俺! マオウガ=ドキ!

圧倒的光属性! 秋津茜!

サンラクのウサギ! エムル!

秋津茜のウサギ! シークルゥ!

 

……なんだこの、なんだ?

 

ちなみに圧倒的光属性とつけたが、そりゃもうえげつない。

ゴーレムに向かって目をキラキラさせたり、エムルやシークルゥが技を放てばそれを褒めたり。

 

しかも、純粋にゲームを楽しんでる。

 

さて、レベル上げも兼ねて一応雑魚敵狩ってるが……さすがに旨味がないなぁ。

ま、塵も積もればと言うやつだし……。

 

クルーエル・リザドレイクだったか、あいつはクソだった。

思ったよりも手応えがねぇとか思ってたら、経験値入らんわスタミナがえげつないから時間かかるわでクソモンスだった。

 

っと、ストームワイバーンか。はいはい天誅天誅。噛鳴轟號。

 

新しいスキルの使い勝手も分かってきたな。特に、ムーンジャンパーはいい強化されたな。

スカイウォーカー……2段ジャンプみたいなことができるし、なによりも他の機動系スキルと一緒に使えるっぽい。遮那王憑きと使ったらそりゃもう……。

 

ちなみにさっき使ったスキル『噛鳴轟號』は、大きな音を鳴らしつつ攻撃するスキルらしい。

牽制出来る、人相手ならひるませるほどの大音量だ。もっとも、俺の耳も死ぬが。

 

っとと、秋津茜のレベルが上がってたらしい。

そもそも、よくもまぁそんなレベルでここまで……とも思ったが、シークルゥの手伝いもあれば来れるし……なによりも、なかなか動きがいい。

 

秋津茜と話している間に分かってきた。

どうやら、『ベルセルク・パッション・オンライン』というクソゲーこと『便秘』にて知り合ったのがサンラクらしい。

で、あのとんでもねぇ運営アナウンス(カミングアウト)があったからサンラクを探しているらしい。

はは、サンラクめ……。

 

とはいえ、いい機会だ。

俺たちと同じユニーククエストを受けていて……そして、クソ犬(リュカオーン)ではなく、ジークヴルムの傷を受けていると来た。

こっち側に引き入れたいが……はてなんといったものか……。

 

……ん?

 

「ちょっと待て」

「はい?」

 

俺は立ち止まる。

なんだ? なんか……聞こえるな。

 

待て、待て待て待て。

この地響き音……普通のプレイヤーとモンスターじゃなくないか?

……ちょっと待てよ?

 

「……おい、秋津茜。こっち側にいくのは……」

 

そう言って振り向く。

いない。いないんですけど、あの。

 

「……まさか?」

 

まさかな?

 

「はやく行きましょう! きっとサンラクさんです!!」

「秋津茜ーーーーっっ!!!?」

 

走っていきやがったーーーーーッ!!!!?

 

「おい!!!? 待てーーーっ!!?」

 

 

俺は秋津茜を追っかける。

地響きからしてマズイが、秋津茜が戦えるようなモンスターなのか!?

 

いや、プレイヤーがいると仮定するならば、ギリギリなのでは……!

そうして向かった先では……

 

 

「……」(白目)(絶句)

 

クソ犬(リュカオーン)が、夜に紛れてサイガ-0とサンラクに相対していた。

 





次はもっと長く……長く……っ!!
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