シャングリラ・フロンティア 〜神ゲーのモンスター共を天誅しに参ります〜 作:YY:10-0-1-2
リュカオーン「またせたな☆」
ということで初投稿です。
※be-yan様、マグロの活餌様、評価☆9ありがとうございます!!
「クソ犬ァァァァァーーーーーーッ!!!!」
「!!? マオウガァ!?」
サンラクめぇっ!! 抜け駆けは許さんぞ貴様ァ!! 理不尽だって? 知るかァ!!
状況説明求む!!
ええっと、秋津茜が……サイガ-0を助けたってことでいいのか? てか、なんだいまの。スキル……か?
確か、刃隠心得【空蝉】……と言ってたか? なるほど、要は変わり身の術ってことか。
「サンラク! 状況!」
「っ! リュカオーン! 敵対中! SF-zooが消し飛んだ!」
最後の要らなすぎだろ。
俺は汗を垂らしながら、リュカオーンに刀をぶっ刺して離れる。
ちくしょうが、全く効いてる気がしないんだが!
「マオウガはなんでここに!?」
「秋津茜と合流したんだよ! エムルも連れてさ!」
「エムルゥ!?」
確かに、秋津茜の首にはエムルが引っ付いていた。
それを見てサンラクは脳みそシェイクされたのか、混乱しているようだ。
「いや、待て待て一体どうやってここに?」
「はい! 私、初めて間もない未熟者でしてイレベンタルを訪れたことがなかったので……ええ、頑張って
さて弱った、こいつもしかしなくてもカッツォやペンシルゴンとは別の方向で「バカ」であらせられるな?
俺もビビったよ。
サードレマから俺に会うまで、ずーっと走ってきたってことだろ?
うん、おかしい。
「さて、サンラク! 秋津茜のレベルが問題だ!」
「えっ? 何?」
「レベル43です! はい!」
レベル43!? というサンラクの悲鳴が聞こえてきたな。
俺は
ちなみに言うと、俺やサンラクと似ているようで秋津茜は違う。
俗に言う、「体育会系」というやつだ。
頑張ればなんとかなる! と信じて、実際に頑張ってなんとかしてしまうタイプのゲーマーだ。
テンションファイターである俺やサンラクと似て非なるもの、という訳だな。
そして、そういうタイプは……!
「秋津茜!」
「はいっ!」
「全力で、
明確な目標があれば、さらに馬力が上がりまくる!
俺は汗を垂らしつつ、現状把握に移る。よし、ここが大事だ。っぶね! 避けながらじゃないときつい!!
シークルゥも戦ってきた感じ前衛……秋津茜はレベル的に問題ありき、エムルは魔法職だから護衛として……!
サンラクの考え的に、まず火力が足りてないことは確かだ。
いくらなんでも、
つまり、最大火力でブッパすると考えて良さそうか?
となると……!
「秋津茜、君はとりあえずあそこにいるレイ氏の護衛についてくれ、今レイ氏は切り札のための前準備をしていて、そのためにはあと何回かリュカオーンを殴りつけなくちゃならない。だからこそレイ氏が体勢を整えるまでエスケープでアシストを頼む!」
ビンゴってとこかな!
「あとすまん、その首でぐったりしてるウサギ……シークルゥだっけか、そいつの大まかな情報を教えてくれ」
「お侍さんです! 兎の!」
「……前衛職! 武器は刀! 多分護衛に回した方がいい!」
サンラクがなんとも言えない顔をしていたので、秋津茜の補助に回る。
とりあえず、エムルはサンラクに渡し、シークルゥと秋津茜でサイガ-0を守り……!
「俺とマオウガで前に出る!」
「まっかせろ!!」
サンラクが飛ばしてきたパーティ申請を受け取り、パーティに入る。
リュカオーンがこちらを見据える。
その視線は果たして誰に向けられたものか……鬱陶しいサンラクか、喰いちぎれなかったレイ氏か、獲物を横からかっさらった秋津茜か、それとも……先程から攻撃しまくっている俺か?
さて、ここからが問題だ……。
まずは、ノーデスは当たり前。残念ながらこっちは復活アイテムも何もねぇ。
つまり、エムルやシークルゥが死んだら取り返しのつかないことになる。さらに言えば、全くもって準備が完了してねぇ。
それを、
「へ、へへへ! テンションがぶち上がってきたな……!」
難しい? だからなんだ。
俺らはそーいうこと……イレギュラーさへも押し通すゲーマーだぞ?
よゆーよ、よゆー!!!
「いくぞ、クソ犬!! 天誅!!」
俺らは勢いよく飛び出した!!
◇◆◇
エムルという魔法限定の固定砲台を手入れたことで、サンラクのポテンシャルがさらに上がってんな。
「おぅら!! 『ジェットストエキサイト』!」
思いっきりスキルを叩き込んでやるが、
クソ、一応兎月【我思】で殴ってんだけど!
とはいえ、カラクリが見えてきやがった。サンラクとこんなに殴ってんのに、倒れたいどころか、ダメージエフェクト落とさないだと? 舐めてんのか。
さすがにここまで来るとなにか別のもんが……
と、そこまで思考が来たところでエムルが魔法を放つ。
エムルが放った円形波状のエフェクトがリュカオーンの肩に命中した瞬間……着弾部位が明らかに生物の肉で発生するとは思えない「揺らぎ」と共に一瞬ではあったが崩壊した。
それを見て、サンラクがニヤリと笑い、俺は電球を光らせた。
「ビンゴ! 触り触られこそできるが、やっぱり分類上は「ゴースト」と同じ非物質モンスターか!!」
「はは、なるほど……道理で!!」
特定の場所において、誰一人として手を触れていないのに、物体の移動、物をたたく音の発生、発光、発火などが繰り返し起こるとされる、通常では説明のつかない現象……それがポルターガイストだ。
影……闇? を操って自分ととってもよく似ている分身を作る。それが、
クソゲーだな。
これだと、魔法職一筋……つまり、物理職がまっったく持って意味が無くなってしまう。
……バカ体力…というか、なんというか。
物理では効きづらく、魔法だと効きやすい。
とにかく、仕組みが分からないから一旦そういうことにしておく。
とはいえ。
「ぴぃぃぃぃぃぃぃいいいいい! めっちゃこっち見てるですわあああああああああ!!」
「凄いな、俺へのヘイトを全部持ってったぞ」
「おうち帰りたいですわああああああああああ!!」
南無三。
早めに終わりそうだな……! まぁ、僕的には偽リュカオーン戦は前座でしかないんですよへへへ。
して、私の読者は私を殺そうとしてらっしゃる??(アンケを見て)