シャングリラ・フロンティア 〜神ゲーのモンスター共を天誅しに参ります〜   作:YY:10-0-1-2

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俺氏、レベル99になったプレイヤーにはステータスポイントが50入るという情報を聞いて急いで修正する羽目になる。
というわけで初投稿です。

初夜ゲロ↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=332994&uid=410751



刀の戦車ってなんか変?

 

えー、今の状況説明しよう。

姿形変形(メタモルフォーゼ)】によって人に化けているエムルと、クソ犬(リュカオーン)によって傷をつけられた俺とサンラク。マフラー? に化けているシークルゥに、そのシークルゥに話しかける秋津茜。それと怖いサイガ-0。

 

しかし、その傷が問題だ。

前までは、本当に模様にも見える、刺繍のような傷だったのが、今じゃあ産まれた時からつけてました! と言わんばかりの存在感を放っている。

んまぁ、こんなメンバーに話しかけようとするやつはそうそういないんだけどさ。

 

これにて解散とラビッツへ行く為に何処か人目のない裏路地を……と視線を巡らせていた俺達は、ふと路地裏に人がいることに気づく。

 

それは全身を奇妙な紋様が描かれた真っ黒なローブに身を包み、フードから覗く皺くちゃの顔を笑みに歪めて明確に俺らを手招きしていた。

 

……何アレ怖い。本当に怖い。

最近怖いものしか見てないなぁ……というよりも、俺の危機感知が働いてなくないか??

 

「あれは、覚醒の導師アーカヌム……ああ、レベル99だから……」

 

なんぞそれ。

曰く、覚醒の導師……アーカヌムは、レベル99になったプレイヤーの前に現れる、特殊NPCらしく。話しかけると特殊ジョブ「神秘(アルカナム)」の取得ができるらしい。

 

ほへぇ、なるほど。特殊ジョブねぇ。

俺のジョブは戦士と傭兵二刀流であるが、二刀流の方が腐っている。ここで貰えるのは大きいな。しかも、特殊ジョブ。

 

このジョブは副業、サブジョブ限定のものであり、言い換えればサブジョブの欄を潰してプレイヤーに「装備」されるらしく。

さらに、この「神秘」はスキル習得ではなくプレイヤーのステータスに直接干渉して、タロットの大アルカナに対応する「神秘」はその殆どがピーキーな性能をしているというらしい。

 

さすがプロ、なんでも知ってるなぁ……。

 

ちなみに、「戦車(チャリオット)」なら、AGIとSTRを二倍近く引き上げるが、その代わりにSTMの消費速度も倍になるらしい。

 

……戦車(チャリオット)ほしいな……。

 

ちなみにガチャすることになったので、サンラク俺の順でやることになった。

 

「えーと、おはようございます?」

「強気に至りし者……汝が神秘を、覚醒してしんぜよう……」

「あ、これ話通じないタイプか」

「さぁ、汝が神秘は運命が決める……札を引きたまえよ」

 

シャンフロではなかなか珍しいこちらからの会話に一切反応しない老人は、懐から取り出したタロットカードを空中へとぶちまける。

タロットカードは浮いており、全てのカードは表面が俺には見えないような挙動をしている。

 

「これってランダム?」

「いえ、恐らくですがなんらかのパラメータを、参照しているのではと、言われてます」

「つまりどう引こうが結果は変わらないわけだ」

 

サンラクはベシッと雑にとって中身を見る。

そこには、0という数字と『愚者』の文字が。おっ、愚者(フール)か。

 

「ほう……汝、定住せざる者、その歩みは放浪か、それとも目的ありし旅か……だが一つ言えることがある」

「というと?」

「……愚者の神秘は汝の再起を助けるであろう、だが汝は汝の他に助けを求めることができぬ、故に病は汝の首により鋭い刃を突きつけるであろう……」

「えーと……これの効果分かります?」

「愚者は確か……スキルのリキャストタイムが半分になる代わりに……状態異常で受けるダメージや持続時間が倍になって、回復アイテムの成功率が確率になる……だった、はずです」

 

大当たりじゃねぇーか!!!!

 

サンラクとエムルがやいのやいの騒いでいる。エムル、そいつは元々大愚者野郎(おおバカやろう)だから諦めろ。あん、何睨んでんだ天誅すんぞ。

 

と、言うことで俺もやっていくか……。

 

さぁ、とっととやらせてくれ!

サンラクと同じく、タロットカードが浮き、それを1個手に取る。

 

それは……戦車(チャリオット)だった。

……ほほう、なるほど。俺も俺で当たりを引けたわけだな。

 

「お前は単細胞(戦車)か」

「おうシバくぞ愚者(バーカ)

 

んだテメェ!!

俺とサンラクもやいのやいのと騒ぎ始めるが、時間が無いということでお互いに引く。

 

んじゃ、と俺は口を開いた。

 

「さて、今日はここいらで。サイガ-0さん悪いね途中」

「いえいえ、私は……サンラクさんといっしょにいれたので!」

「……?」

 

俺はサンラクに目を向ける。サンラクは首を横に振る。お前さぁ……。

とにかく、今日はありがとうございましたといい、俺も俺でラビッツに戻るために歩き始める。

 

サンラクと共に行こうかと思ったが、ちょいとフィフティシアも見てみたいので、色々見て回ろうかなぁと思ったところでふと、思い出した。

 

そういえば、仕事どうスっかなぁ……。

……というか、そういえばそろそろ夏休みか。しばらくの休暇だ。

俺の会社はブラックでもなければ、珍しい時期に休暇を取ることがある。普通はお盆の時期なのだが……。

 

まぁよし。遊べるならそれでいいさ。そして何よりも、俺は有給という切り札がある。フハハハ!!

 

今年はGGCにも行こうと思ってるし、楽しみたいなぁ。

 

 

して、そこのご老人よ。なぜワイを見る???





Q.夏季休暇って普通お盆の時期では……?
A.ご都合。ちなみに、一応7月に夏季休暇を指定する会社もあるので、マオウガ君の会社は7月夏季休暇ということで……(震え声)



後で言おうと思ってやっぱ我慢出来なかったゲロ。
唐突なゲロが読者を襲う……っ!

実は、マオウガの中で幕末、シャンフロと並ぶほどのゲームがある。
好きではないが、対人戦などに使える! と買ってみて笑顔になったゲームがある。

……そのゲームが好きな人が、実はシャンフロ内にいるらしいんですよね。
なんでも、その人はフェアクソ被害者で、サンラクの事を同胞と呼ぶのだとか……?
だから、マオウガは対人戦においてカッツォやサンラクよりも適性が高い。

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