シャングリラ・フロンティア 〜神ゲーのモンスター共を天誅しに参ります〜   作:YY:10-0-1-2

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幾万の真言を信じて!
という訳で初投稿です。

初夜ゲロ↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=332994&uid=410751

アンケート取った意味(白目)

※誤字報告感謝、感謝……っ!!
※『飛躍の腕輪』の効果を間違えました。すみませんでした!!


真言って俺仏教徒じゃないんでやめておきます

 

俺が見つめあったのはとあるご老人だ。

というのも、多分クエストだろう。だってこんな路地裏にいるんだもの。

俺は汗を垂らしつつ、声をかけることにした。

 

『こんなジジイに話しかけるとは、物好きじゃのう……』

「ええ、まぁ」

 

老人を見れば、どうやら名前は「シンゲン」と言うらしい。武田かな?

ご老人の話を聞くことにする。

と、同時にクエストのウィンドウが出てきた。

 

……【幾千万もの真言を見つめて】か。

 

いかにもなクエストだな。よし、受けよう。

 

『よっこいしょ……貴様は真言というのを信じるかのォ?』

「真言、ねぇ……」

 

確かあれだよな、仏の智慧や真理をそのまま音として表現した、嘘偽りねぇ言葉……だよな。

ただまぁ、真言はなぁ……そもそも仏教に対しては俺のやってるゲームで中指立ててるし……大丈夫なのだろうか。

 

『儂は、真言を教えることが出来る』

「!」

 

教えることが出来る……もしかしてスキルを教えてくれるのか!?

老人は俺の目を見てニヤリと笑った。なるほど、このAI、なかなかの策士だな。

 

シャンフロではAIが俺らの行動を読み取って色々と表現してくれている。

この老人も、なかなか高度なAIを積まれているようで。

 

『それでは、儂の試練について教えよう。……簡単じゃ。貴様自身の力を越えよ』

「……俺自身の力を超える?」

 

俺は首を傾げる。

超える……超えるか。Lvは上げらんないし……おっと。そういや、新大陸とやらでレベルキャップを解放できるんだったな。

なるほど? じゃあ新大陸に行くためのクエスト……というよりも、新大陸で進行出来るタイプのクエストか。

 

スキルも手に入る可能性があるなら、さらに面白そうだ。それに、新大陸に目標もなく行くのも勿体ない。ならばせめて、面白そうなクエストを受けてやろうじゃねぇか。

 

「へへ、いいぜ。俺の力とやら超えてやるよ」

 

老人はニヤリと笑った後に、何かを取り出した。

それは、腕輪のようなもので……? しかも、2個。両腕につけるような形で取り出されて……。

 

「……???」

 

その腕輪は勝手に動きだし、俺の両腕に引っ付く。

あれ、俺このこの感じ知ってるぞ。というかウェザエモン戦前にやったぞこの流れ。

 

俺は冷や汗ダラダラの状態で腕を持ち上げて、指さす。

 

「……こ、これ、なんすか……?」

『そいつはのォ、『飛躍の腕輪』と言ってな……』

 

俺は、腕輪を見る。

腕輪から、ウィンドウが出てくる。そして、それを読み始め……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『飛躍の腕輪』

それは、自身を極めるための、自身を清めるための道具。

数多もの経験を活かすことこそが、真の平和へと突き進むための武器となる。

取得経験値が1/4になる代わりにレベルアップの際に獲得するポイントが3倍になる。

 

 

 

 

 

 

 

……。

 

『それじゃあ儂はこの辺で。再び貴様が強者になった時にまた会おうのォ』

「……」

 

シンゲンはそう言って消えた。

俺は腕輪の効果を見て……ははっ、と乾いた笑いを出して。

 

「っっっざけんなぁぁぁぁぁあああああ!!!」

 

高らかに怒声を発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………

 

 

 

 

…………

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラビッツに帰ってからやることなすことが多かった。

武器の強化をするための素材をビィラックに手渡したり、クエストの内容や防具の確認……あと、ちょっとした検証。

 

「やめろーーーー!!! わっちはもう見とうないーーっ!?」

「うおおお!!! 3分!! 3分間かよぉぉぉぉ!!!?」

 

南無三、防具よ。死んでくれ、クソ犬(リュカオーン)よ。

というか、ビィラックよ。もう既にサンラクにやられていたか……。

というか、このクソ呪い……装備が弾け飛んだ後、5分間着れなくなるのか……。

なぜだ、なぜに俺ばっかりこんな目に……っ!!

高々クソ犬(リュカオーン)に向かって刀を振り回して攻撃を避けて遊んでいただけなのに……っ!!

 

「お兄ちゃん、お姉ちゃんが倒れちゃったよ」

「放っておけ、どーせすぐ治る」

 

ゼッタの言葉に俺はそう返しつつ、ベッドに身を投げる。

さて、セーブは完了……ログアウトするか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だぁーっ! 畜生!」

 

ダン! と見た目よりも実用性が重視された机が握りこぶしで叩かれる。苛立ちを隠そうともせず、長い長い息を吐き出した彼は、肩を落としてベッドへと倒れ込む。

 

「ジュリーはお家事情、ケンは喪中……くそ、メンバーが足りない……!!」

 

その男こそ、サンラクとペンシルゴン……そして、マオウガの知り合いであり、外道共(なかま)の一人、オイカッツォこと、魚臣慧であった。

 

彼のメールには、彼の誘いを各々の理由で断っているメールがたくさんあった。

その中でひとつ、明らかに翻訳を使ったであろう文が目に入っていた。

 

『私はあなたとの再戦を楽しみにしています。 次のGGCでも私の "流星"があなたの "溶岩"をまたしても克服します』

「………このままじゃ不戦敗なんて情けない結果になる……どうにか、どうにかメンバーを……」

 

……彼は、彼は今危機に瀕している。

危機に瀕しているからこそ、頼みたくない。

だが、だがしかし、背に腹はかえられぬという言葉がある。

 

当てにしていたチームメイトも突然の用事で不参加となり、進退窮まっていた彼が必要としているのは「残り3枠(・・)」の埋め合わせ。

 

「ああもう、後が怖い……」

 

口ではこのメールによって生じる大きな「借り」をどこまでせびられるかを嘆くが、その口元には一縷の望みがもしも叶ったら、そんなif(もしも)を思って無意識のうちに笑みが形作られていた。

 

 

 

 

 

 

件名:折り入って頼みが

差出人:モドルカッツォ

宛先:サンラク、鉛筆戦士、ハジュン=ヂカラ

本文:交通費参加費諸々を持つから、三人ともグローバル・ゲーム・コンペティションに遊びに来ませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───それは、地面に。

───それは、地下に。

───それは、奥底に。

───それは、深淵に。

 

───それは、あった。

───それは、存在してしまった。

 

───深淵に沈み、永遠のような時を過したそれは、反転した世界を知る。

───それは、彼の者を畏怖させるために存在していた。

 

───それは、狂気の反転された海にて、見つかる。

───call of lunatic Blade(狂気の刀が呼んでいる)

 

───When you gaze into(深淵をのぞく時) the abyss, the abyss gazes also into you(深淵もまたこちらをのぞいているのだ).





しばらくお休みぃぃッ!!
終わったということでゲロゲロゲーロゲロ。



改牙突(あらためがとつ)
牙突から進化したスキル。
牙突よりも速く、強く、そして距離をさらに伸ばした。

尾者我楼(びしゃがろう)
尾者我転から進化したスキル。
相手の後ろに回り込んで、ランダムで相手のどこかを突き刺すというスキル。
人であれば、頭、両腕両脚、胴体のいずれかを刺される。
モンスターだと、場所が定められないためどこかに突き刺す。指定は出来ない若干クソスキル。
なお、相手より早く動けるが、相手がそれに対応してきたら威力は下がる。

威攻行進(いこうこうしん)
自身のAGIに補正をかけるスキル。
ほんのちょびっとしか変わらないが、一応マオウガには必要なスキル。
今後化ける。

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