シャングリラ・フロンティア 〜神ゲーのモンスター共を天誅しに参ります〜   作:YY:10-0-1-2

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お前らは、こういうのが見たかったんだろ……?
ということで初投稿です。

※追記、誤字報告感謝……感謝……!!!

初夜ゲロ↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=332994&uid=410751


魔王、黒幕を誘う

 

サンラク達との会話の略訳するとこうだ。

 

サンラク「奴の狙いはなんだと思う?」

鉛筆「内容次第だけどどれくらい「貸し」を作れるかな?」

俺「それはもう特大の「貸し」でしょ」

俺「交通費参加費を全額負担、って何かは知らんが辺り割と追い詰められてるっぽいな」

鉛筆「お仕事が一段落ついててよかったよ」

俺「上に同じくだな」

 

と、言ったかんじだ。

最初そのメールを見た時、新手のスパムか何かだと思ったが……サンラク達にも来てるとなると……ね。

永遠を除いて、俺とサンラク、オイカッツォは基本的にリアルで関わる事のない仲だ。

 

そこに1つの投石が成されたのだ。何かあるとしか考えられない。

サンラクの言う通り、切羽詰まっているということなのだろう。

サンラクがカッツォに対していくつかの詰問メールを送った結果、カッツォが吐き出した情報は以下の通りであった。

 

GGC……グローバル・ゲーム・コンペティション。

 

「おおっと、嫌な予感がしてきた」

 

カッツォは、プロゲーマーである。

GGCでゲームを発表する企業はプロゲーマーに依頼して実機プレイを見せたりするから毎年GGCには顔を出しているらしい。

ならば、なぜ俺やサンラク、永遠を呼ぶのだろうか……? 答えは簡単。

 

「絶対に負けたくない相手と対戦するのに、当初予定していたメンバーがほぼ全員欠席して不戦敗の危機になった、と……」

 

ざまぁねぇと、親指を下にして笑いたいが、まぁそういう訳にも行かない。

何故ならば、俺はGGCに行きたい人だからだ。

 

新しいゲームの試運転というか、初めてそのゲームにて対戦ができる。

交通費参加費全額負担、しかも「貸し有り」か。

 

……行かない理由がない。

 

という訳で、一足早めにリニアに乗り、移動していた。

久々にリニアに乗ったのだが、まぁ快適だな。VRあるし。

 

そして、そのVRで俺はカッツォに『見ろ』と言われた漫画を読んでいた。

……アメコミ、漫画である。アメリカンコミックスというやつか。

 

俺たちが相手方と対戦するゲームは、どうやらこのアメコミをモデルにしているらしい。

……感想を言うならば、んまぁ、面白いところもあるし、なにそれって所もある……半々かなぁ。

 

……リニアの中でアメコミを堪能した後に、駅を降りて歩き始めて目的地である「ホテルグランドスプリーム」という場所を目指す。

俺も泊まったことがない、いわゆる高級ホテルのようなものだ。

 

俺はテクテク歩いていき、ホテルの人に「魚臣慧の連れのマオウガです!」と言う。

……そして、連れていかれたのはホテルの1部屋であった。

普通のホテルよりも綺麗であったが……

 

「どーせならスィートルームに連れてけよなぁ…」

 

俺はそう言いつつ、荷物を下ろす。

 

カッツォに連絡を入れる。少々待ってろだと? ふざけるな今来い。と、言いたいところだが……まぁ、いいさ。

目の前にある、最新鋭のフルダイブ………! チェアー一体型フルダイブシステムを見つけたのだからなぁ!!

 

いやぁ、クソ楽しみだ!

これを使ってシャンフロしたらどうなるのだろうか!? 俺はワクワクしている。

これを使って、幕末をやったらどうなるのだろうか!? これを使えば、レイドボスさんに立ち向かえるのだろうか!? あぁ、考えるだけですごく楽しみだ!!

 

……さて。

 

俺はテクテク歩いていき、ホテルの一室のチャイムを押す。

はーい、と声が聞こえてくると、ドタドタと物音がしてからドアが開かれる。

 

「……よっ」

 

俺はどこぞのマスターのように手を上げて答えると、目の前の女は急いで扉を閉めようとする。

待てやこら。

 

「おいゴラァ!! なに扉閉めようとしてんじゃーっ!!」

「待てっ! ほんとに待って!? メイクしてないから!!」

 

知るか! 出て来やがれ!!

 

 

 

 

 

………………

 

 

…………

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

慌てふためいていた女こと天音 永遠は、俺を見るなりなんなり、コホンとわざとらしく咳き込んだ。

 

「さてマー君、女の子の部屋に勝手に乗り込んできたんだ()()取ってくれるんだよね?」

「ふざけんな、どんな責任だよ……」

 

俺はそう言って腕組をする。

永遠はプンスカと怒っているらしいが、俺には理解出来ないのでどうしようもない。すまんな。

 

「で、どんな用事なのカナ?」

「いやぁ? ただちょっと見て回ろうぜって」

 

永遠が咳き込んだ。

 

「は、はぁ!? 見てまわるゥ!?」

「? あぁ、しばらく滞在するんだし、ちょっとぐらい観光とかしてもいいだろ?」

 

俺はそういう。

なによりも、日本の首都だ。まだ日も上にあるし、カッツォはともかくサンラクはどこに行ったか、まだ来てないのかすら分からんし。

 

「行かないなら俺一人で行くけ」

「行くッ!!」

「お、おう……そうか……」

 

食い気味だなこいつ……やはり観光したかったのではないだろうか。

俺は準備しておけよ、フロントで待ってるから〜と行って、フロントへと向かう。

少し小さめなカバンを手に持ち、永遠を待つこと数分。

 

「お待たせ〜」

「おお、来た……か……?」

 

俺は永遠の格好を見てビビった。

うん、服は綺麗だ。服はとっても綺麗な服を着ている。クソ不服だが、似合ってると言える。

けど、そのサングラスと帽子はなんなんだお前……。

 

「……サングラスって……帽子って……」

「しょうがないでしょ、素顔晒したらみんなの注目の的だもの♪」

 

こんのガワだけのクソモデルが……。

まぁいいや。観光する分なら問題は無いだろう。

 

「んじゃ、行くか」

「うんっ!」

 

こうして、俺と永遠の観光探検が始まった。

 





Q.時系列教えて!!
A.魔王と黒幕が来る→遅れてサンラク→カッツォとの対面

Q.これってカッツォ無視してねぇ?
A.魔王って一応礼儀できる社会人なんすよね……問題無し。

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