『喫茶店 アッチャチャー』
side:花園桜
とある日、テーブルには三人の女の子が座ってました。
ここのサンドイッチは美味しいんだよねー
「はい、じゃあ今回はハデスのことについて話ましょうか.....」
青髪のポニーテールの女子中学生『
「ハデスですか.....見た目が子供のようですが.....」
濃い緑色のボブカットの女子中学生『
「それでも凶悪な怪人で人々を襲っている」
「.....凶悪?」
凶悪なのかな......何かハデスが作る怪人ってそんなに人体に被害出てないような......
「......本当に世界征服が目的なのかな?」
「どうしたんですか急に?」
うーん......なんか心に引っかかってるような感じだな~.....
「なんかハデスって実はいい奴なんじゃないかな~って」
「なっ!?...大丈夫桜あなた!?怪人の影響でおかしくなってない!?」
「そんなわけないでしょう........でも確かに一理ありますねぇ...」
あっ碧ちゃんが賛同してくれた。
「あのハデスの怪人のおかげで最近お肌が良くなったり、便秘が解消したり、クマが治ったり....良い事尽くめなのが多々ありますからね♪」*1
「碧...あなただから最近わざと怪人に捕まってるの?」呆れ
あはは....碧ちゃんなんかやけに綺麗になったと思ったら怪人の攻撃の影響なんだね....
ってなんかなんかバックがもぞもぞしてる....
「大変!!怪人がまたあらわれたよ!!」コソコソ
「えぇ!?本当!?」
「なら行くしかないわね....」
「最近肩こってますからマッサージ系の怪人がいいですね」
「「碧 (ちゃん)は少し自重して(なさい)!!」」
もぉ.....私たちはお店に出て、変身し怪人の元へ急いで向かった.....
『ナンテコッター街』
side:大門寺衆野
ハァーッハッハッ!!さぁ今日も今日とて俺の計画を進ませるぞ!!
「さぁ行くがいい!!
『.....』ワキワキ
「うわぁー!?」「サターンだわ!!」キャーキャー
千本ぐらいある腕の怪人、千手堂師はありとあやゆる揉みほぐしが強力だ!
こいつにかかれば肩こり、ぎっくり腰、スマホっ首、腰痛何でも治せるのだ!!
「さぁお前のテクニックで人々を骨抜きにし、堕落させるのだ!!ハァーッハッハッ!!」
「そこまでよ、ハデス!!」
ちっ!!またか!!
「「「魔法少女『トライアル』参上!!」」」キラーンッ
「これ以上人々を襲わせないわよ!」
「ちっ.....だが行けぇ!!千手堂師、トライアルを捕らえろ!!」
『.....』ババババ
「きゃ!?」「うぐっ!?」「あら?」ガシッ
ハァーッハッハッ!!どうだ!!千手堂師の拘束は....これで動けないだろ!!
さぁお前の真の力を味会わせてやれ!!
『.....体の悪化を確認.....これよりほぐします』ゴゴゴゴ
「えっ!?なっなに?なんなの――あっ!?あっひゃひゃ!?////」コチョコチョ
「フローラル!?くっそ動けない――んひぃ!?///」グッグッ
「アッアッアッ....ジャメェ.....トロケチョウデス/////」モミモミモミ
どうだ!!千手堂師のもみほぐしは......骨抜きになっちまうだろ?
「あっひゃひゃ!?あっ.....足裏だめっ!?////」コチョコチョ
「くぅぅ.....脹ら脛もするニャンテ......////」グッグッ
「フニャニャニャニャ......////」モミモミモミ
クックックッ....いい感じに弱くなったな。よしそろそろ弱者どもを襲うか.....
「よーし、やれ千手堂師!片っ端から弱いやつらを捕まえろ!!」
『承知.....』ババババ
「うわぁー!?」「いやー!?こっち来た」「おやおや.....」ガシッ
「あっ!?一般人が.....うひゃひゃ!?///」
サラリーマン、お姉さんやお婆ちゃん等々の通行人を捕まえたぞ!!さぁやってしまえ!!
「うぐっ!?なんなんだこれは!?今までの疲労がトケリュー.....」モミモミモミ
「あっ!?いだだだだ!?痛い痛い!?」グッグッ
「おやおや.....何だか体が軽くなるのぉ.....」モミモミモミ
「ぐっ、一般人を襲うなんて――いっ!?許さないぃぃ.....」グッグッ
「あっひゃひゃ!?....というかこれぇ...んふぅ!?///襲ってるんですか!?////」コチョコチョ
「アッアッアッ......./////」
ハァーッハッハッ!!このまま堕落させてやるのだ!!
「んんっ......舐めないで!!」バキッ
「何っ!?」
なんだとっ!?千手堂師の拘束を力業で突破しやがった!?まっ不味い!?
「ローズソード!!『ブラックシンフォニー』!!」ズバババ
『!?』ババババ
くっそー!!ローズの必殺技で千手堂師が殺られた!!しかもそれで拘束された人達が解放されてしまったぞ!!
「ハアハアハア....」プルプル
「.....////」ビクビク
「フニャ....」トローン
ちっ、しょうがない....ここは撤退するか....
「去らばだトライアル!!次こそは必ず倒して見せるぞ!!」ズォォォ
「クッ、逃げられたぁ.....」
次の日………
side:花園桜
「いやー......昨日も強敵だったねぇー」ペカー
「「.......」」
碧ちゃん.....めっちゃ艶々してる.....相当昨日の怪人の攻撃が効いたんだ。まぁ確かに私もあれのおかげかな?声が何かちょっと良くなってきたかも.....
「ほらほら見てくださいよ~ZETTで怪人の攻撃を受けた一般人が絶賛してたよ~」ピラピラ
そう言って碧ちゃんはスマホを見せびらかした――ほんとだ、『怪人に襲われたけど何か調子良くなったww』『足つぼいたかったけど便秘に効いたわ』とか書かれている。
「そ・れ・に氷さんも効果あったでしょー?」
「うぐっ!?.....たっ確かにそうだが.....」
あーそうえば氷ちゃんあの攻撃受けたら足が軽くなったーって言ってたね.....
「もうっ!!兎に角、次は油断しないようにやること!!いいね!!」
「次はどんな怪人ですかね~楽しみですね」
「大概にせえよあんた」ビキッ
「おっ.....落ち着いて氷ちゃん」アワアワ
一方その頃.....
「ねぇ見てみて衆野、昨日の怪人でさぁ.....良かったコメントが出てるよ」
「そうか」(ふざけんな.....俺がそんなことのために感謝なんぞごめんだぞ.....)*2
ハデス総統の怪人コーナー
No. 11 千手堂師
千本ぐらいある腕の怪人、人間の悪いところを重点的に狙って揉みほぐす。
揉みほぐした人間は体の凝っている所がほぐれる