秘密結社 サターン   作:YEX

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悪たちの日常

とある休日、今日は友達....もとい親友の南と共に、映画に行くところだ。

内容は魔法少女『トライアル』の映画だが.....本来なら絶っっっっっっ対行かないのだが南が一緒に行きたいと泣きついてきたので仕方なく、特別に行ってやることにした。*1

 

「楽しみだね~映画!」

 

「あぁそうだな(めっちゃ帰りたい、何なら()()()()()()()の続きしたい)」

 

そんなこんなで向かっていると、何やら公園が騒がしい....一体なんだ?

 

「騒がしいな....ブッ!?

「ん?.....あー!!」

 

「わーフローラルだー」「きゃっきゃっ!」

「えへへ....どうも~」

 

なっ何故フローラルがここに!?しかも……なんだこれ!?『かかってこいサターン!』『打倒!ハデス』『魔法少女トライアル、フローラル参上』とか何か変な看板まで立ててる!?しかも俺が指名されてる!?

 

「でも皆、危ないから気を付けてね!ハデスが来たらみんな逃げてね!」

「はーい」

 

「うわーちょっとよりたいな....」

「駄目だからな南.....映画予約してるだろ?」

「むー.....」

 

どうせ何時間もすれば帰るだろ、無視だ無視..... 

 

映画視聴後.....

 

「面白かったね!衆野!」キャピキャピ

 

「そうだな(後半寝たがな)」

 

あんな映画どこがいいんだか―――あとこの映画の敵、『オブスタクル』*2だったか?聞いたところによると、前に俺の組織を建てる前にあった敵組織だな。今はこの町じゃ見かけないがな....

 

「最近じゃオブスタクルよりもサターンのほうが聞いてるんだよね~この町は」

 

「そうだな....」

 

まぁどのみち俺の世界征服の邪魔になるから俺の手で壊滅させるがな....

 

「でねでね!やっぱり魔法少女の戦闘シーンが面白かったね~!――ってあれ?」 

「ん?....っ!?

 

俺が目にしたのは、夕方ぐらいになっても体育座りしているフローラルの姿があった.....嘘だろ夕方までずっとこうしていたのか!?

 

「わぁー!フローラルだ!!ねぇねぇサインもらってもいい?」キラキラ

「勝手にしろ....俺は先に帰る」

「そっか、じゃあまたね衆野~」バイバイ

「....あぁ」フリフリ

 

さてと....そんなに俺を呼んでほしいようだな.....なら()()()()()に答えようじゃないか。

 

side:花園桜

 

.....どうしよう、来るまで待ってた筈なんだけどもう夕方になっちゃった。うぅ....もう帰ろうかな?また明日来るか.....

 

「フローラル!!」トテテ

 

んっ?子供が近づいてきた.....

 

「サイン!サインもらってもいいですか!」キラキラ

「うわっ!?....えへへ、いいよ♪」

 

えへへ、喜んでるなぁ....

 

「フローラル、もしかしてまだハデスが来てないの?」

「....うんそうなんだよね。かれこれ夕方まで待ってたけど.....」

「もぉー何でかな~?せっかくフローラルがやる気だしてるのに.....」

「あはは.....じゃあ少し待ってる間何か話す?」

「うんするするー!!」キラキラ

 

スッゴいこの子目をキラキラさせてる......ちょっと照れるなぁ///

 

「.....何でハデスを待ってるのは、実は聞きたいことがあってね」

「聞きたいこと?」

「うん、本当に世界を征服が目的なのかなんだよね.....」

「???......それはそうじゃないの?だって怪人使っていろんな人たちを襲ってるし......」

 

うん、確かにそうだよね。でも分かるのは....

 

「サターンは『オブスタクル』のように()()()()()()()()

「....えっ?」

 

不思議そうにこの子.....南くんが驚く。

 

「確かに『オブスタクル』も怪人を使って人々の襲う.....だけど違う、ううん全く違う」

「何で?」

「サターンの被害はいつも()()()()()()()()()....かな」

「血が?」

「うん、むしろ人々に貢献してることをやってるんだよ....サターンは」

「あっ.....」

 

前まで戦っていたオブスタクルは怪人による被害が酷かった.....子供たちの泣き叫ぶ声、明るかった建物の残骸、暴力による侵略.....とても悲しかった、心が締め付けられる感覚だった。でもサターンは人々を混乱させてるけど、そこまでの被害は出ていなかった.....いやむしろ()()()()()()()が沢山行っていたし、たまにアホみたいなくだらないこともあった。

 

「だからハデスに聞いてみたいの....何で世界を征服するのかを」

「そうだったんだね.....あっ分かった!きっとハデスは実は優しいんだよ!」

 

「そんなわけあるか」

 

「「!?」」

 

その声って!――あっハデス!!ハデスが空中に浮いている!!

 

「ハーッハッハ....お望み通り来てやったぞ」フワフワ

 

「ハデス.....南くん下がってて!」

「うっ.....うん」トテテ

 

南くんが離れたことを確認して、ハデスの方を見つめる。

 

「この俺に何か様があるのか?.....時間がないから早くしろ」

 

「どうしてもあなたに確認したいことがあるの.....だから私と戦って!」スッ

 

そう言うと私は武器を展開し、構える。

 

「ふんっ良いだろう.....」ズズッ

 

ハデスも武器を出現し、構える。

 

「たぁぁぁっ!!」ダッ!!

 

力一杯槍に力を込め、貫かせる!

 

「ずあっ!!」ブォッ!!

 

ハデスも剣を力一杯振りかざした。

 

ガキンッ!!!

 

うぅ、このパワー.....やっぱり強い....っきゃっ!?

 

「ふんっ!!」ズバッ!!

 

「フローラル!!」

 

しまっ.....吹っ飛ばされたから立て直せない!!

 

ジャキッ!!

 

「あっ.....ヤッバ」

 

「ウワッ」

 

「.....ふぇ?」ビリビリ....

 

えっ?―――えぇぇぇぇぇえ!?!?/////ふふふ.....服が破けたぁ!?//////

 

「いっ....いやぁぁぁ!?/////」スッ

「.....」唖然

「うぅ.....///」目を隠してる

 

どうしよう///人があんまりいないけどこれは.....//////はっ恥ずかしいよぉ////

 

「....ちっ、おい!」スッ

「えっ.....ブハッ!?」バサッ

 

なっなに!?....ってこれは、マント?

 

「それを使ってろ.....今日は時間も無いし、帰る」ズズッ

 

「あっ!まっ....待って!!最後に聞かせてよ!!」

 

「......何だ」

 

「あなたたち.....サターンは本当に世界征服が目的なの!?」

 

「.....無論、そうだが?」

 

「っ!!」

 

本当にそうなら......なんで―――何でそんなに()()()()()()()な顔をするの?

 

「じゃあな」ズズッ

 

「......」

「フローラル!!」

 

私が唖然しているなか、南くんが近づいてくる。

 

「えっと....大丈夫?」

「うっ、うん.....幸い服だけが破れただけだから心配ないよ」

「良かった~!!」ニパー

 

安心だと教えると、南くんがにっこりな顔で答える...あはは.....

 

「「フローラル!!」」

 

あっ!ローズちゃんにティーちゃんも.....あはは、これは怒られるな.....

 

「もう、さっき激しい魔力が感じ取って駆けつけたけど.....心配したんだから―――ってなにそのマント?」

「あっこれは.....」

「さっきハデスが渡したのー」

「ビギッ.....ハデスが?」

 

ヒェ.....ローズちゃんが目に力が入ってる.....怖い.....

 

「ハデスが誤ってフローラルの服が破けたから渡したの~.....」

「あらあら、あの子って以外と紳士なんですね」

 

うん....何だろう温いな、これ.....

 

「待ったく....一人で無茶しないの!」

「あはは....ごめんなさい」

 

今日はこの辺で終わったけど....やっぱり帰るときのハデスのあの顔....気になるなぁ....

 

「....俺は、止まらないぞ。こんなところで.....」

「主殿.....」

「でも坊ちゃんって意外とムッツr」

「殺すぞ」

「ヒェェ.....」

*1
デウス「坊ちゃんはツンデレってはっきり分かるんですね」

*2
サターンが建てる前に出来ていた組織、主に怪人の町破壊や魔法少女狩りという魔法少女を倒す活動を主に行っている

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