世界樹を求めて   作:伊戸物太?

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戦闘中は6人までだから村雨兄様も安心だね


1.アザーズステップ

いきなり森の中に放り出されて数日経った。

 

あの時遭遇した謎の怪物は浅い階層のFOE程度の強さの群れなので苦戦はしなかった。

 

一匹だけリーダーと思しき深層FOE並の奴がいたが倒すとなぜか巻物がドロップした。

 

中身は一人用のリミットスキルのようなのでほかにもあるならコレクションするのもありだな。

 

ただ、よくわからないのが怪物が出てくるときにあったシノビの冒険者の死体だ。

 

確かに、迷宮の養分になった同業者を見ることはよくあったがどうにも様子がおかしい。

 

まず考えられるのは探索中に遭遇してやられた可能性だがおそらくこれはない。

 

というのも背中から致命傷を受けた遺体が少なすぎるからだ。

 

シノビというのは主人からの命令ならあるかどうかもわからない宝を探すために

 

海を越えるような奴らだが、命令以外で命を張ることはめったにない。

 

つまり、こいつらはあの怪物を討伐するためにやってきたんだろうが、

 

致命傷以外の傷跡が数種類あるのが引っかかる。仲間割れだろうか?

 

それこそ任務の遂行に支障がでるはずなのに?

 

生存者がいれば話を聞くことができたかもしれないが、いないのだから仕方がない。

 

とにかくわからないことが多いので一旦帰ろうと思ったのだが、

 

糸が使えず森の中を更に数日さまよう羽目になった。

 

結局のところ、怪物の強さ以外は何も分からなかったわけだがそんなものは序の口だった。

 

森から出た俺が目にしたのは懐かしきエトリア、

 

世界樹の迷宮 第五階層 遺都シンジュクに乱立していた

 

穴がいくつも空いた石の塔であった。

 

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森から出て数週間、最初はエトリアに戻ってきたことに混乱したが、

 

情報を集めてみると面白いことが分かった。

 

ここはエトリアではなくニホンのトーキョーという土地らしい。

 

そしてある程度、書き言葉と話し言葉が通じることから

 

ふと、ギルドメンバーのレンジャー(うちに来る前はキュードーブとか言うギルドにいたらしい)の

 

与太話を思い出す。

 

アルケミストがえらく喰い付き、他のメンバーは上手い作り話だと手を叩いていたが、

 

あの時の奴の目は故郷を失ったものだけができる薄暗く物悲しい光を放っていたのを覚えている。

 

いつの間にか登録名を「ウラシマ」に変えていたあいつの言葉をかりると、

 

どうやら俺も「タイムスリップ」に遭ったようだ。

 




とりあえずここまで
問題はどの世代にぶち込むか
本編と同じ時系列もありだし鈴音世代も行ける。
大穴で半蔵黒影世代もありかな
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