俺は如意を握り締め、全身の力を込めて九尾の体に最初の一撃を放つ。
「はぁぁ!!」
放った一撃。
それは、眼前に九尾の身体を縛り付ける音撃鼓によって増幅され、周囲に響き渡る。
響き渡った音が九尾の体を縛り付け、その動きを封じる。
「これで……!」
白鬼もまた、その手にある巨大な管楽器。
音撃管 熊吠を構える。
「いくぞ!!」
そしてその管楽器から放たれる音。
それは巨大な獣の咆哮のような音であり、それが九尾の体に響き渡る。
その咆哮の音は九尾の体に響き渡り、その力が増幅される。
「これで……!」
隼鬼と鳳鬼もまた、その手にある音撃弦・炎舞と音撃弦・紅炎を構える。
「いきます!」
「はい!!」
二人の奏でる音。それはまるで炎が燃え上がるような激しい音であり、九尾の体に響き渡って燃え上がる。
その音が九尾の体に響き渡り、その体が燃え上がる。
そして、その音が重なり合う。
俺が響かせる太鼓の音を中心に、隼鬼と鳳鬼の二人のギターがハーモニーを奏でる。その音色は激しくも美しい旋律となり、まるで戦場を包み込む音の波となった。白鬼の音撃管・熊吼がその音を共鳴させ、大地を揺るがすかのような力強さを加える。
四人の音が重なり合う瞬間、まるで雷鳴のような轟音が響き渡り、森全体が震える。その音は九尾の体に響き渡り、その体を揺さぶる。
互いの音が重なり、その音は一つの大きな音となって響き渡った。
「はぁぁぁぁ」
俺たちは声を揃えて叫び、その音撃を放つ。
その瞬間、九尾の体は激しい光に包まれた。
その光はまるで爆発するかのように広がり、周囲を照らす。
「ぐあぁぁぁ!!」
その光の中から、九尾の悲鳴が響き渡る。
九尾の悲鳴と共に、その体が爆散した。その破片は周囲に飛び散り、森の中に散らばる。
その破片はまるで雪のように舞い上がり、森の中に降り注ぐ。
それはまるで、この地で戦った鬼達への弔いのようにも感じられた。
「終わった……」
俺はその光景を見ながら、安堵の息を吐いた。
九尾の爆散によって、森は静寂に包まれた。先程までの激しい戦闘の痕跡は、まるで夢だったかのように消え去り、静寂だけが残された。
俺は如意を握り締めながら、その場に立ち尽くしていた。その手に握られた如意は、まるで俺の決意を映し出しているかのようだった。
「勝ったのか……」
俺は呟きながら、白鬼たちに目を向けた。
彼らもまた、俺と同じように安堵の表情を浮かべていた。
「あぁ、勝った」
そうしていると。
「全く、派手な音を出したね」
そこにはディスクアニマルに乗って、こちらに来ている猫猫がいた。
彼女を見て俺も。
「猫猫、まぁな」
安堵と共に返事すると共に、ハイタッチをする。