それでもダスカは走らない   作:シェーク両面粒高

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第11話 2人は仲良し

 昼食のBBQを終え、しばらくしてから近くにある廃校となった小学校のグラウンドでトレーニングが始まった。内容は本格的なトレーニングというより遊びの色が強いものだった。

 

 色んな種目を行った。例えば決められたコートの中で鬼ごっこをするのだが、鬼も逃げる方もお腹に切った新聞紙を1枚置いて行う鬼ごっこをした。走っていないと新聞紙が落ちてしまうため、ずっと一定以上の速度で走り続けなければいけない。そうやって走りながら鬼や逃げる方の動きを確認する必要があり、走力だけでなくレース中の状況判断も養うためのトレーニングだと深尾が言っていた。ちなみに新聞紙を落としてしまったら5秒その場に立ち止まるペナルティがある。

 

 他には4人1組で直径10mぐらいの円の上を走り、前を走るウマ娘の尻尾にタッチする種目もあった。タッチできれば1ポイントだが、ホイッスルで突然逆回りになるので、近づきすぎていたら逆に追い詰められたりと面白いものだった。

 また鬼は背中を上に向けての四つ這い、逃げる方がお腹を上に向けての四つ這いで移動するくも鬼なんて鬼ごっこも行った。

 

 

 今はフラッグの無いビーチフラッグを行っていた。土のグラウンドでヘッドスライディングして旗を取るのは危ないので、スタート地点から20m先にあるゴールラインを目指して走ることになっている。

 

 今はアタシとパーマーがゴールラインに足を向けてうつ伏せになり、深尾のハンディホイッスルを待っていた。

 

「「…………」」

 

 そして数秒後、ピィーとかん高い音が鳴った。

 

「「っ!」」

 

 お互い体を瞬時に起こして振り向き走り出す。

 ウマ娘にとっては20mは最高速になる前にゴールが来るので、反応速度とどれだけ早く加速できるかが鍵で、正しいフォームで駆け抜けることが最も重要……と、深尾が言っていた。純粋なスピード能力はそれほど影響しないと。

 

「くっ!?」

 

 パーマーに比べて少し立ち遅れた。なんとかカバーしようと加速するも、差は縮まることなくアタシはゴールラインを通過した。

 

「よっしゃ! 今度も私の勝ち~!」

「も、もうっ! パーマー、もう一回!」

「いいよ~」

 

 誰と走っても良いのだが、アタシはここでは唯一同じ学年のパーマーと何回も走っていた。パーマーに対してはやや分が悪く、アタシは彼女に負け越していた。勝てないことはないのだが、先に立ち上がらないと勝つのは中々難しかった。

 

「スカーレットさん、走り始めた時もうちょっと脚を体へ引きつけるようにした方がもっとスピードに乗れますよ」

「はいっ」

「パーマーさんは今のままで大丈夫です。いい走りでしたよ」

「ありがとうございます!」

 

 ゴール地点から帰って来るとそう深尾からアドバイスを受けた。アタシは具体的なアドバイスだった一方、褒められたパーマーに対してまた対抗心が芽生えてきた。

 

 次こそは……と思いながらスタートラインに目をやると、アクアとマリンの2人が寝そべるところだった。

 2人がうつ伏せになってまた数秒後、ホイッスルの音が鳴りスタートした。勝ったのはアクアだった。

 

「やったっ!」

「……もうちょっとだった」

 

 この2人の組み合わせの対戦も何度か見ていたが、勝つのは毎回アクアだった。

 それでも険悪になるなんてことはなく、ゴールから帰ってくる時は2人ともじゃれ合いながら帰って来ていた。

 

「……疲れた。ぎゅー」

「あはは。ちょっとマリン、今のぼく汗臭いから抱き着くのやめてってば」

「……ちょっと太った?」

「なっ!? いくらマリンでも怒るよ! 筋肉だよ筋肉!」

「ふふっ、じょーだん」

「今度はぼくの番!」

「あっ? ……っく!? ちょ、くすぐらないでよお!」

「マリンこそ、柔らかいとこいっぱい! ふにふに!」

 

 2人はスキンシップをしながらきゃっきゃっと笑い合っていた。

 

「あの2人、小5の中じゃ速さ的にトップ2で、レベルも合うからよく一緒に走ってるみたい。小1でスクール入ってからずっとそうらしくて、だから仲良くなったってアクアが言ってたよ」

「そうなのね」

「勝負したらアクアが勝つのがほとんどだけど、アクアはそういうの全然誇ったり偉そうにしないんだ。マリンも優しい子だし……そんな2人だから相性良いのかもね」

 

 2人に視線をやってたことに気づいたパーマーがそんな説明をしてくれた。あの調理の時同じ班になったのは偶然だとしても、2人は食事の時以外でもずっと一緒にいて仲睦まじい様子が見られた。

 

「よーし、これでビーチフラッグは終わりますね~。少し休憩してから、最後は普段やってるみたいにグラウンドをちょっと走りましょう! 4人1組で模擬レースっぽくやりますよ~」

「なっ!?」

 

 深尾がウマ娘たちに向かってそう声を掛けた。

 もう終わると思ってなかった私は声を上げてしまった。これでパーマーへのリベンジは叶わなくなった。

 

「へへっ、私の勝ち逃げだね」

「く、むぅ~」

 

 自分で想像していたより何倍も悔しかった。こんな些細なことでも結構悔しさを感じる自分を初めて知った。

 2人でスポーツドリンクを飲みながら座っていると、近くを通りがかった深尾に誰かが話しかけに来ていた。その相手は水色の長髪をしたウマ娘……アクアの母親だった。

 彼女はトレーニングを最初から最後まで離れたところでじっと観察するように見ていた。

 

「すいません。ちょっと!」

「はい。なんでしょうか?」

 

 2人との距離が近いからその会話が聞きたくなくても聞こえてしまっていた。

 

「深尾コーチ、今年は例年にも増して遊びが多かったのですけれど、本当に意味はあるんですか!? トレーニングがあるからアクアをこのキャンプに連れて来てるんですよ!」

「申し訳ございません。ひとつひとつご説明させていただきますね。まずは──」

 

 深尾は足を止めてこれまで行った遊び的なトレーニングついての説明を始めた。肉体的にも精神的にも鍛えたり養ったりできる能力を説明したり、様々な種目や変わった動きを行うことの重要性などを説いていた。

 アクアの母親はそれをメモしながら聞いていた。最初こそ訝しむような視線を深尾に対して送っていたが、説明を聞くと少しは納得したようだった。彼女は深尾との会話を終えると、マリンといるアクアの元へ小走りで戻っていった。深尾も次のトレーニングの準備へと向かった。

 

「アクアのお母さんはずっとあんな感じだよ。普段のトレーニングの時もコーチにメニューのこととかアクアの走りについて色々訊いてる。すごい熱心でしょ。将来はアクアをトレセンに入れたいらしいよ」

「…………」

「まあまあ。……調理のときのことあったんだから、スカーレットが怒るのも分からないでもないけどね」

 

 アタシがアクアの母親をじっと見ていたから、パーマーが察したようにそうフォローしてくれた。

 ……少し意地になり過ぎていたかもしれない。彼女に気を遣わせ過ぎたと反省した。

 

「……私はさ、アクアってすごいって思うんだ」

「え?」

「だってさ、あの歳になったらお母さんが自分に期待してんの分かるじゃん。それを()()()しないで、全力で応えようとしてるんだもん。事実さ、アクアってすごく速くなってるみたいで、県でも上位を狙えるんじゃないかって。期待とかプレッシャーとか……そういうのに応えるの、私はすごく大変なの知ってるから」

「……アクアは母親の期待を嫌だって思ってるの?」

 

 嫌な顔という単語が気になったアタシはパーマーについそう訊いてしまった。

 

「え? あーいや、聞いたことはないかな……」

 

 アタシはどうか分からないけど、その期待やプレッシャーはウマ娘全員が全員嫌なものと感じるわけではないと思う。だから唐突に出てきた“嫌”という言葉が気になった。

 

 確かにアタシはアクアとまともに話したのは今日が初めてだから、彼女の本心は知らない。

 でも、あんなに構う母親に対してアクアが嫌がっているようには見られない。それに今思い起こせば調理の時だって、母親の意見を取り入れながら自分のやりたいことはしっかりと主張していた。決して言いなりではないんだと思う。

 

 改めて考えてみると、アクアはアクアで母親とうまくやっているのかもしれない。それよりも気になったのは──

 

(──やっぱりパーマーって……)

 

「はーい、休憩終わりでーす! じゃあ順に走っていきましょー!」

 

 アタシの思考は深尾の声によって中断された。

 

「じゃ、私たちも行こっか」

 

 彼の元へ皆が集まると、彼が小さい子から順に組み分けを発表していた。

 

「……今度は負けないわよ」

「ええっ? スカーレットめっちゃバチバチじゃん。でも一緒に走るかは分かんないでしょ」

「でも高校生ほとんどいないから多分──」

「最後は……パーマーさんとスカーレットさんと──」

 

 アタシとパーマーは同じ組になった。他は高校3年と1年のウマ娘で、アタシの予想通りキャンプにおける最年長組で固められていた。

 

「……ま、そうなるか。よしっ、やるからにはお姉さんも負けないよっ!」

「お姉さんって、アタシたち同い年じゃない」

「なんかスカーレットって妹って感じがするんだよね。それに今のスカーレット見てたら面倒見てたメジロのチビッ子たち思い出しちゃって」

「なによそれ。確かにアタシは末っ子だけど」

「あ、やっぱそうだよね~。そんな感じするもん。何人兄弟?」

「姉が2人いるわ」

 

 アタシたちが他愛のない会話をしている間にも、他のウマ娘たちは順にどんどんスタートしていっていた。

 少しアップしながらレースを見ていると、アクアとマリンの番になった。やはりあの2人は同じ組になったようで、パーマーによると他の2人も5年生とのことだった。

 

「この組はグラウンド2周ですよ。行きまーす。位置について、よーい……」

 

 深尾のホイッスルが鳴り、4人がスタートした。

 

 ハナを切ったのはマリンで、2番手2バ身ほど後ろにアクアが追走していた。他の2人はアクアから更に2バ身ほど後ろの位置にいた。

 動きもなく1周が過ぎ、2周目の半分を過ぎてきたところでアクアは差を縮めていき、抵抗するマリンを難なく交わして2バ身差つけて1着でゴールした。2着はマリンだが、3着以下とは5バ身ほど離れていて、2人の強さが際立つレースとなった。

 パーマーの言っていた通り、スクール内のこの学年において、彼女たちの競走能力は抜けているようだ。

 

「アクア凄いわ! 流石は私の娘! その調子よ!」

「うん!」

 

 レースに勝ったことで母親に手放しで褒められ、アクアは嬉しそうにしていた。

 

 

 そうしてまた何組か走ってから自分たちの番が来た。

 

 レースではあえて大きく離れた最後尾からの追い込みを図った。思ったより末脚は伸びなかったけれど、2番手から抜け出したパーマーを捉えて1バ身差でゴールした。

 勝つには勝ったけれど、走り的にも気分的にも追い込みはしっくりこなかった。なんかこう言語化するのが難しく、走りがノらないと言うか……実際に追い込みを試したのは初めて(そもそも模擬レースも含めレース自体ほとんど経験がない)だけれど、やっぱりアタシは逃げる方が性に合っているのかもしれない。

 

 

 

 ◇

 

 

 トレーニングを終えたウマ娘たちは近くを流れている小川で水遊びをしていた。トレーニングではなく、本当に遊ぶだけのレクリエーションだ。

 川の水深は浅く、高校生のあたしたちのくるぶしより少し上ぐらいの深さだった。山から流れてくる水は澄んでおり、水底の石がくっきりと見えるほどだ。流れも穏やかで小さい子どもも安心して遊べそうで、実際小学生低学年のウマ娘たちも水をかけ合ったりして遊んでいた。もちろん、事故が無いように周りには多くの保護者が監督してくれていた。

 

 アタシとパーマーは大きい石に2人で腰を下ろし、足で水をちゃぷちゃぷと掻きながら休んでいた。山と川の涼しい風が吹いており、トレーニングで火照った体を気持ちよく冷やしてくれていた。

 

「冷たくて気持ちい~!」

「なんか癒されるわね」

 

 川遊びが終わったら後はビンゴ大会をして夕食となっていた。夕食を取ったら保護者達は帰宅しコーチ陣とウマ娘たちだけになる。夕食後はコテージに備え付けのお風呂に入ってから就寝というスケジュールだ。 

 

 2人で涼を取りながら遊ぶウマ娘たちを見ていると、あるウマ娘たちの姿が無いことに気づいた。

 

「……あれ? アクアとマリンいないわね」

「ほんとだ。そう言えば1回も見てないね」

 

 小川にアクアとマリンの2人の姿が無かったのだ。パーマーが言ったように、確かに最初から彼女たちの姿はなかった。

 

「ねえねえ、ちょっといい?」

「なに?」

 

 ちょうど近くで遊んでいたウマ娘にパーマーは声を掛けた。先程2人と一緒にレースを走っていた同学年のウマ娘だった。

 

「アクアとマリンはいないの?」

「あー、うん。アクアのお母さんが川で遊ぶのダメって。だからたぶんマリンも一緒だけど、どこにいるか知らない」

「そうなんだ。ありがとね」

「アクア、今年も川で遊ぶの楽しみだーって言ってたのに可哀想だよ。去年まで普通に川入ってたのに、なんで今年ダメなんだろ?」

 

 そう言い残してそのウマ娘は遊びに戻った。

 

「……だってさ」

「…………」

 

 その情報だけで大体の話が見えてきた。あの母親の性格から鑑みるに、大方川が危ないから遊ぶのは禁止とか言っているのだろう。あの子によれば、アクアは川遊びを楽しみしていたのに。

 

 ……アクアが母親とうまくやっている? 

 

 前言撤回。いや、言葉にはしていないのだけれど。

 

「……スカーレットって、何考えてるか分かりやすいや」

 

 その後、アタシの考えることについて答え合わせをした。パーマーの答えは大体合っていて、なんかちょっと悔しかった。そんなにアタシ、分かりやすいかな……? 

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 ビンゴ大会と夕食を終えて、それぞれ振り分けられたコテージに分かれて就寝となった。

 

 ビンゴ大会の景品はレース関係の物が多く、小型マッサージ機器やウマ娘のレース用品店で使える商品券、あとはトゥインクルシリーズで活躍するウマ娘のグッズなどがあった。

 アタシもパーマーも当たらなかったので、貰えたのは参加賞のぱかプチだけだった。ちなみにアタシが貰ったのは有馬記念を勝ったアドマイヤモナークのぱかプチだった。

 

 夕食はBBQで余った食材を使ったカレーだった。そのカレーだが、アンナが1人で全部作っていたらしく、そう言えばトレーニングの時も姿が見えなかったことを思い出した。気になって深尾にその話を聞くと、彼女はカレーに一家言あるらしく何種類ものスパイスを持ち込んで作ったらしい。独特のスパイスの風味がありながらも辛味は抑えられていて子どもでも食べやすく、コクや味の奥行きもあり確かに美味しかった。

 

 

 小さい子もいるため消灯は9時だった。

 疲れていたせいかアタシも9時を過ぎるとすんなり寝られたのだが、普段寝る時間よりは早いため、1時間ほどして目が覚めてしまった。暗い部屋からは寝ている子たちの寝息が聞こえてきたが、あることにアタシは気づいた。

 

(……? あれ……?)

 

 ランダムに振り分けれた4人一部屋で寝ているのだが、その中のひとつのベッドが空になっていた。空になっているのはマリンのベッドだった。アタシはマリンと偶然同室だったのだ

 

(トイレかな……)

 

 そのまま10分ほどが過ぎたが、一向にマリンは戻ってこなかった。

 

(……心配ね)

 

 そう思ったあたしは物音を立てないよう注意しながら起きて部屋を出て、トイレへ確認しに行った。しかしトイレに電気はついておらず、コテージの中にもその姿は無かった。

 ……なんか嫌な感じがする。

 

(コーチに連絡するべきかしら? ……いや、もう少し探してから、見つからなかったら電話しよう)

 

 コテージを出て周りを見渡すが、やはりマリンの姿はなかった。辺りは暗く、木々の葉や枝が風によって擦れる音だけがあり、かなり不気味だった。

 

 探す範囲を広げようと思い、コテージ周りを探索してからBBQサイトの方まで行ってみることにした。

 

「……ん?」

 

 BBQサイトの方へ向かっていくと、その方角から話し声が聞こえてきた。さらにはサイトの明かりもついているようで、暖かいオレンジの光も段々と強くなってきた。ちょっとほっとした気持ちになった。

 他の利用者かもしれないと思い、なんとなく足音を殺しながらサイトへと近づいていく。ちょうど管理小屋にてサイトが死角になっており、話している人たちからアタシは見えない位置にいた。

 

 管理小屋までたどり着くと、話している声の内容がはっきりと聞こえてきた。

 

「こうやってマリンさんと他に誰もいないところで……1対1で話す機会は中々ないと思いますので、訊いてもいいですか? 実は前々からマリンさんに教えてほしいことがありまして」

 

(っ!?)

 

 聞こえてきたのは深尾の声だった。その内容からマリンがそこにいると察せられた。

 見つかって良かったと安堵した一方で、なぜ抜け出してここにいるのかと、深尾が訊きたいことは何なのかという疑問が浮かんできた。

 

「……? なんですか?」

 

 マリンの声も聞こえてきた。やはりそこにいるようだった。

 

 そして、深尾が訊きたいこととは。

 

「特定の……いや、濁すのはやめます。普段の練習やレースもですが、とりわけ誰かと走っている時……特にアクアさんと走っている時についてです」

「……っ!」

 

 姿は見えないけれど、マリンが息を飲む様子が伝わってきた。そして深尾が口にしたのは──

 

 

 

 

 

「なぜ」

 

 

 

 

 

 

 

「……なぜ、本気で走らないのですか?」

 

 

 

 

 

 

 いつの間にか風は止んでいて、その言葉は滴を落とした水面の波紋のように厳かに辺りへ広がった。

 

 

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