あのレースから数日が経った。
誰もいない家に独り、リビングのソファで膝を抱えていた。レースの日から家にいる時はこうしていることが多かった。
放課後の先生との話し合いもすっぽかしていた。そんなこと一回もしたことなかったのに。
「……」
いつものリビングだった。でもテレビもつけてないし、音楽もかけてないから、何の音もしなかった。マンション最上階のこの家は、外の音も隣の家の音も全然入ってこないから、本当に音がしなかった。
本当は今日もFKBの日だけど、あのレース以来行ってなかった。深尾コーチから電話は掛かってきてたけど無視したし、一回彼とアンナさんがマンションまで来てエントランスのインターホンで呼び出されたけどそれも無視した。
トレセンに行くために有力クラブに行きたいってアクアの夢を壊したわたしが行けるわけがなかった。
それだけじゃない。レース直後、あんなにひどいことを、最低なことを、アクアに言ってしまった。
「…………っ……」
パパもママも見てくれないわたし。学校でも友達がいないわたし。
そんなわたしに優しくしてくれた大切な友達に向かって、言っちゃいけないことを言った。
全部悪いのはわたし。こんなだから、パパもママもわたしを見てくれないんだ。
窓を開けてベランダに出た。まだまだ青い空だけど、夕方になってきてるからちょっと赤くなってきていた。
……アクアはどうしてるかな。ちょうど時間はスクールの練習時間だから、今日もFKBのグラウンドでトレーニングを頑張ってるのかな。
「…………」
背伸びをしてベランダの下を見ると、遠い地面にある植え込みやコンクリートに吸い込まれそうに感じた。
風が吹きこんで、後ろでカーテンが揺れている。
落ちたら絶対に死ぬ高さ。
今みたいに何回か、こうやって下を覗いたことがある。その時は怖くて脚が動かなかったけど、今日は違うみたいだった。
脚が軽い。
「………………」
……もし飛び降りたら、パパとママは見てくれるかな。
……もし飛び降りたら、アクアは許してくれるかな。
……もし飛び降りたら、もうこんな思いしなくてすむかな。
……そうだったら、いいな。
「…………もう、わたしは…………」
手すりを持つ両手に力を入れて、体を持ち上げようとした瞬間──
~♪
──インターホンが鳴った。
「…………」
パパとママの荷物や配達なら受け取っておかないといけない。
手すりから手を離して部屋に戻り、インターホンのモニターを確認すると、そこに映っていたのは──
「アクア……!?」
──私服のアクアだった。
「ぇ…………ぇ……」
モニターに映るアクアはこちらを真っすぐに見つめていた。
今はまだスクールの時間なのに…………どうしよう。アクアはどうして来たんだろう。
……きっと、わたしに怒りに来たんだ。だって、レースで勝ったうえにあんなひどいことを言ったんだから。
最後にアクアに怒られよう。そうしたら、本当にわたしはもう何も……
「……っ」
震える指で通話ボタンを押した。
「……はい」
『! マリンっ。マリンでしょ! アクアだよ! お願い、開けてっ』
「…………」
エントランスのロックを外して、最上階のわたしの家の部屋まで来れるようにした。
それからすぐに上がってきたアクアが部屋の前までやって、扉を開いて彼女を迎えた。
「お邪魔します。マリン……!」
「え……?」
驚いた。玄関に入ってきたアクアは笑顔を浮かべてほっとした顔をしていたから。そして──
──ぎゅっ、と。アクアがわたしを抱きしめた。
体が密着しアクアの温かい体温が服越しに伝わる。頬と頬が当たるぐらい顔が近くにあるから、アクアの息遣いも聞こえてくる。
「良かった……スクールに来てないって聞いて、心配してたんだ」
「聞い……え……?」
「上がってもいい?」
「……うん」
体を離したアクアが脱いだ靴を揃えて玄関を上がり、リビングまでやって来た。
「マリンの家、久しぶりだ」
アクアは母親に言われててあまり遊べない。だからわたしの家に来たのは数回しかない。
わたしとアクアはソファに並んで座った。
アクアはあまり怒ってなさそうに見える。でも心の中ではものすごく怒ってるかもしれない。
……それは関係ない。ひどいことをした私が謝らないといけない。
「あの、アクア──」
「──ごめんなさいっ!」
わたしが謝る前に、アクアが勢いよく頭を下げて謝ってきた。
なんでアクアが謝っているのか、全然分からなかった。
「な、なんで、アクアが謝るのっ? 謝るのはわた──」
「違うっ! ぼくが謝らないといけないんだ」
「え……分からないよ……。だって大事なレースをめちゃくちゃにしただけじゃなくて、あんな酷いこと言って……」
「マリン。ぼくの話、聞いてほしいんだ」
不意に、膝に置いていた手が暖かいものに包まれた。アクアの手がわたしの手に重ねられていた。
「ごめんね。ぼく、ずっとマリンに嫌な思いさせてた」
「……え……?」
「あの時、ぼくがマリンに勝って母さんに褒められるの嬉しかった? ……って言ってたでしょ」
レースの直後、アクアを見下ろして冷たく言い放ったことを思い出した。
「その意味をずっと考えてた。どうしてマリンはそう言ったんだって。マリンはずっと、どんな気持ちだったんだって。それで思ったのは、マリンのお母さんのこと」
アクアの口から“母”という言葉が出てきて、心臓がきゅうと締めつけられた。
「マリンのお母さんってレースにも全然来ないし、マリンもお母さんのこと全然話さない。ぼくが訊いてもお父さんとお母さんの2人は仕事が忙しいってだけ」
「間違ってたらごめんね。怒らせたらごめんね。こんなこと言うの、すごく偉そうで何様だってぼくも思う。でも。マリンのこと知りたい…………マリンは──」
「──お母さんに、褒めてもらってないのかなって」
アクアの顔が見られなかった。
「…………」
俯く。下を見る。
ちょっとだけ、迷った。でも喉の奥から声が出てきた。
「…………うん……」
自分の声は今にも消えそうなほど小さかった。
胸の中が惨めな気持ちで、淋しい気持ちでいっぱいになる。
だから、気持ちが自然と漏れていた。
「ママもパパも仕事ばかりでレース興味なくて…………ううん。レースじゃなくて、わたしのこと見てくれなくて……」
ずっと胸の奥にあった気持ちが零れた。
「…………見てほしかった。褒めて、ほしかった」
「褒めてもらえるアクアがうらやましかった」
夕焼けが差し込むリビングに、わたしの声が染み込んでいく。
「ごめん。ごめんね。……でも、そうならやっぱり、ぼくは謝りたい」
「……アクアは何も──」
「ぼくはマリンをずっと傷つけてた。マリンがそんな気持ちだったのを気づけなかった。どっちも謝らないといけない。マリン、本当にごめんなさい」
「そんなこと……」
なにもアクアは悪くないのに。全部わたしの事情。わたしの自分勝手な行い。
わたしの手は変わらず温かい手に包まれていた。
「でもわたしっ、この前のアクアにとっての大事なレースで勝ってっ……それで、最後にも嫌なこと言って……」
最後にアクアに向かって“ずっと遅いと思ってた”って言った。アクアをバカにする最低な言葉だ。
「気にしてないよ。全然大丈夫。あれだけ速かったらぼくのこと遅いって思うの、普通だよ。それよりもさ、マリンはなんで手を抜いて走ってたか教え……ううん、ぼくが理由当てていい? ……マリンはさ、ぼくのために手を抜いてくれてたんでしょ?」
返事も、頷きもしなかった。でもそれは正解だってアクアに伝わっていた。
アクアが怒られるのが嫌だから、何年も前から手加減していた。手加減していると思われないように、普段から本気で走らなかった。
「っ……」
──じわっと出てきた何かが薄く目を覆った。
「ぼくと母さんのこと見るの、本当に嫌だったと思う。でもマリンは自分が嫌な思いしてまで、ぼくのために手を抜いてくれてた。ぼくが怒る理由なんてひとつもない」
──視界がぼやける。はっきり見えない。
「そうしてまでぼくのこと想ってくれて、本当に嬉しいんだ。キャンプとかでごはん食べる時も、ぼくといっしょの物食べてくれたよね。……レースで本気を出されてないのはちょっと悔しかったけど、それだけ」
──これまで家で何度も泣いた。悲しくて、淋しくて、惨めだったときに。
──でも、今のはこれまでのとは違う。
「わっ、わた、しは……さいてい、で、だから、だれもみて──」
──声はとぎれとぎれになっていた。
「違うよ。絶対に最低なんかじゃない。マリンは優しいよ」
──違うと思う。わたしが優しいんじゃなくて、アクアが優しいんだ。
──わたしにあんなことをされたのに。あんなことを言われたのに。
「それに誰も見てないことない。ぼくはずっとマリンのこと見てたよ。マリンの気持ちに気づけなかったのに何言ってるのって感じだけど……マリンは大切な親友って思ってるから。ぼくにとっての一番の友達のマリンだから」
「あ……あ…………」
ずっと欲しかった言葉。
わたしの手は、ずっとアクアの暖かい手に握られている。
──アクアの優しさに触れて、もうがまんできなかった。
「ううっ、うっ──」
わんわんと声は出さなかったけど、泣いてしまった。
「っく……ごめん、ごめんねえ──」
涙が目から溢れて、全然止まらなかった。
アクアはわたしの手をずっと握ってくれて、落ち着くまで待ってくれた。
わたしが落ち着いてから、アクアは静かに口を開いた。
「実はさ、レース負けちゃったから狙ってたクラブのスカウトは無かったんだけど」
「……?」
「入団テストしてくれるって他の強いクラブが声かけてくれてさ、火曜にそこ行ってテスト受けて、受かったんだ。だから今日は最後にFKBへ挨拶しに行ってきた」
「えっ…………あっ、おめでとう……」
スクールの時間なのにアクアがここにいる理由と、“聞いた”って言った理由も、そう言うことだったんだ。
アクアの夢の一歩が叶って良かった、でもやっぱりもう一緒にはいられない。……アクアもテストに受かったからあんまり怒ってないのかも──
「……マリン。今、テストに受かったからとか思ったでしょ」
「っ!?」
「今のは分かった。やっぱりぼくたち親友だね。他のクラブに行っても行かなくても、今日みたいにマリンと同じ話してたよ。……ぼくたち学校違うし、離れ離れになっちゃうけど、これからもずっと友だちでいようね」
「……うん…………っ……」
なぜか、また涙があふれてきた。
「たくさんLANEするよ。電話もしよう」
「うん……うんっ……」
「あ、あとこれさ」
「……え、これ……」
アクアが取り出したのはオーギュストロダンのぬいぐるみストラップだった。
「交換しよ。ぼくがキングオブスティールもらう」
「え……」
レース中にオーギュストロダンについて言ったけど、アクアはそれを気にして──
「今はマリンの方が速いけど、ぼくも絶対に負けないから。クラブは違う市だけど同じ県だし、一緒にレース走ることだってあると思う。ぼくが勝ったらオーギュストロダン返してもらう」
「……うん。いいよ」
「約束ねっ」
スクール用のカバンにつけていたキングオブスティールを外してアクアと交換してから、約束として指切りをした。
お互いそれぞれのぬいぐるみストラップをつけた。
「あのレースのマリンさ、輝いて見えたんだ」
「え……」
「追いつけるとか追いつけないとかじゃなくて、すごい、かっこいいって思っちゃった。だからマリン、ぼくがいるとかいないとか関係なしにして、これからは普通に走ってほしいな」
「……うんっ」
アクアが言うなら、その通りにしようと思った。
「……あっ、ごめん。ぼくもう帰らなきゃ」
アクアは壁の時計を見た。その時にアクアの手がわたしの手から離れたけど、手は温かいままだった。
「マリン、はいこれ」
「……クッキー?」
アクアがカバンから取り出したのはクッキーで、一つの袋に2枚入っているやつだった。
「これ、1枚ずつ半分こしよ。食べたらぼく帰るね」
「え。でもいいの? アクア、食べるものはお母さんから……」
「……母さんがさ、週に1日だけは好きなもの食べてもいいって。遊ぶのも、トレーニングとか宿題全部ちゃんとやるならいいって」
「そうなんだ……」
結構びっくりした。アクアのお母さんがそんなこと言う人だは思わなかった。
「だからこうやってまた遊ぼうっ」
──わたしとパパとママについては何も変わってないけど。
「うんっ!」
──この胸の暖かさは、本物だと思うから。
◇
「スカーレットさんにはマリンのこと話した」
「……そう。それで良かったの?」
「ああ。マリンには可哀想なことをしたかもだが……アクアやマリンに関わってたのもあるし、事情を詮索される前に話しておいた方が良いかと思った。マリンの事情を知ったら、これ以上の詮索はしないだろ。スカーレットさんはそういう気遣いができる子だと思うから」
◇
あのレースから1週間ほどが過ぎた。
レース当日、20バ身差つけて勝つっていうマリンのとてつもない走りにレースを見ていた観客全員が驚愕していた。マリンはすぐさま有名クラブやスクールのスカウトを受けていた。
……あれが彼女の本気。傍から見ててもアクアをはじめ他のウマ娘とはスピードが桁違いだった。
負けたアクアは、スカウトこそ無かったもののある有力クラブの入団テストを受けて見事合格したとのことだ。だからもう彼女はFKBにはいない。
彼女は先週の木曜日に最後の挨拶としてFKBに来た時にわざわざアタシに直接話をしに来た。彼女は母親と揉めた一件と、彼女自身がアタシに対して失礼なことを言ったと謝ってきた。アタシは自分も言い過ぎたと思うし、気にしないでと伝えた。……母親は遠目からそんなアタシたちを見ているだけだったけど、もうあまり気にしないようにした。
そしてマリン。レースから1週間ずっとスクールを休んでいたようだけど、今日……つまり土曜日のトレーニングで、久しぶりに彼女の姿を見た。
彼女は全くスカウトを受けていないとFKBで噂として流れていた。今日ここにいるのなら、その噂は正しかったということになる。
アタシは着替えを終えてグラウンドでトレーニング開始を待ってストレッチをしていた。そんなアタシのすぐ近くにいた大学生のウマ娘2人の会話が偶然にも聞こえてきた。
「あっ、今日マリンいるじゃん」
「ほんとだ。なんか先週のレース凄かったんでしょ?」
「そうそう。だからFKBにスカウトめっちゃ来てんの知ってる? ……水曜日さ、トレーニング前に用事があって事務所に入ったらそのスカウトとコーチの会話偶然聞いちゃったんだよね」
「えっ、なになに?」
「『あの子はトレセンに入れるどころかGⅠを複数勝てるレベルですっ。だからぜひともウチへ移籍を……』ってスカウトが力説してるの聞こえてきたの」
「それほんと!? GⅠいくつも勝てるレベルってヤバすぎない!?」
(本気を出したらGⅠを勝てるレベル……)
「はーいっ、集合でーすっ! 始めますよーっ」
そこでちょうどアンナの声がかかり、思考を一旦終えてトレーニングへと移っていった。
「……ふう」
メニュー消化の合間にお手洗いを済ませ、トイレから出たところで偶然ばったりとマリンと会った。
「あっ、マリン」
「スカーレットさん」
マリンはぺこっと軽く頭を下げた。
改めて彼女を見るとこれまでと変わらない気がする。それどころかどこかすっきりとした表情をしているように見える。
「……なに?」
無意識的に彼女の顔をまじまじと見ていたアタシに対し、困惑した視線が向けられていた。
「あー、その、何でもないの」
「そう?」
マリンはこの場を離れてグラウンドへ戻ろうとしていた。
胸の内には彼女に訊きたいことがいくつかあった。
なぜずっと手を抜いて走ってたの?
なぜあのタイミングで本気で走ったの?
レースに勝ったあとアクアになんて言ったの?
アクアのことを本当はどう思ってたの?
ご両親との関係は……家庭環境は大丈夫なの?
……でも、アタシが彼女と深尾のキャンプの会話を聞いたことや、深尾から直接彼女の事情を聞いたことは絶対に明かせない。
訊きたいことはある。だけど訊けない。そんな状態だった。
「……あの、マリン」
「?」
「えっ、えっと……」
でもアタシはマリンを呼び止めていた。訊けないけれど、訊かなくちゃいけない気がした。
──“『あの子はトレセンに入れるどころかGⅠを複数勝てるレベルですっ』”──
さっき大学生がしていた会話を思い出していた。
だからアタシはこう訊いた。
「……マリンはトレセンを目指さないの?」
「え? どうしたの突然」
「いやっ、その……ちょっと訊いてみたくなって」
その後『アクアはトレセンを目指してるけど』と続けたかったけれど、彼女がアクアを今どう思っているか分からない以上名前は出せなかった。
「……トレセンに入る気は無いよ」
「どうして?」
「だって──」
彼女の答えは。
「──好きな人と一緒にいられないから」
“好きな人と一緒にいられない”
(ああ、そっか。アクアは両親といたいってことなのね……)
と考えが至ったところで、すぐさま別の何かが胸の奥底から湧き上がってきた。身体の中に、アタシの声が響いた。
(この答えって、正英と一緒にいたかったアタシと同じ……)
──ずくん。
(……え?)
──ずくん。ずくん。
(…………なにこれ)
──ずくん。ずくん。ずくん。
心臓が鳴っているのではない。身体的な不調でもない。得体の知れない違和感みたいなものがアタシの中で蠢いている感覚がした。
(違和感……これは…………)
この違和感……というか、これは何?
アタシの中で、何かが決定的に食い違ってる。
「……スカーレットさん?」
また訝し気にアタシを見るマリン。彼女が──
──すごく、不健康に思えたのだ。
──
(なっ!? なにを、アタシは……!?)
「わたしもう行くよ?」
「あっ、ごめんね変なこと訊いて」
「ううん。……でも」
「え?」
去り際、マリンはアタシに背を向けながら口を開いた。
「……他の大切なもの、見つけたから。そっちのためにトレセン目指してもいいかなって、最近思った」
そう言い残して彼女はグラウンドへと戻っていった。
グラウンドに戻った彼女はコースを周回していた。単走で、これまでのトレーニング時と比べ物にならない速さで走っていた。
「……」
圧倒的なスピードで走っている彼女を見て、不意に裏山の方で咲いていた桃色の野花を思い出した。深尾にマリンのことについて聞かされたあの場所に咲いていた花だ。
ほとんど誰も見ない場所で美しく咲いている花。
花は自分のために咲く。それは分かってる。けど──
──誰も見ないところで咲く花に、意味はあるのだろうか。
マリンは今ここで走っている。
でもマリンはまだこれから選ぶのだ。
アタシはもう選んでしまった。
選んでしまった、ダイワスカーレットだ。
これにてFKBクラブ加入の導入として描いてきたアクアとマリンとの短編的なお話は一区切りとなります。ダスカが色々なことに気づき始めるきっかけにもなった2人との関わりでした。思ったより長くなっちゃいました……
次回より話は本筋に戻っていきます。