【仮面ライダーセイバー】 リマジ版セイバーライダーズの設定・短編集   作:北村 貴之

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その14 双子の美少女姉妹に個別稽古 前日

「なにっ!俺たちは来るなって!?」

仮面ライダーティルヴィングに変身する青年、香芝直幸が、コーネリア城の中で叫ぶ。

なぜ彼が叫んだのかというと…。

 

「ソードオブロゴスの面々に手ほどきしてもらいたいとは言うが…。俺たちも含めてのソードオブロゴスだろ?」

納得がいかない様子で直幸が続ける。

彼の隣には、仮面ライダーセイバーに変身する葛城直己が、キョトンとした様子で棒立ちしていた。

「確かにそうですけど…。ふたり相手に5人は流石に多すぎるとは思いませんか?」

ふたりと喋っていたのは、仮面ライダーブレイズに変身する二階堂まどかだ。

直己と直幸とまどかは、コーネリア城直属の仮面ライダーの部隊「ソードオブロゴス」のメンバーだ。

異世界からの侵略組織ハンドレッドと戦うために結集され、ハンドレッドと戦っているが、コーネリア城に通う生徒たちを兵士として育てるための教官も兼業している。

そんなわけで直己たちは日々多忙な毎日を送っている。

 

そんな中、直己たちが指導している生徒が、個別で稽古をつけてほしいと志願してきた。

その生徒はひとりではなく、ふたりだった。

志願してきたのは、コーネリア高校に通う双子の姉妹、京終あゆみと京終まなみだ。

ふたりとも腰まで達する黒髪に雪のような白い肌と端正な顔立ち、普通の女子高生とはかけ離れたスタイルの持ち主だ。

白いリボンで黒髪をポニーテールでまとめているのが姉のあゆみ。

青色のリボンで黒髪をツインテールにしているのが、妹のまなみだ。

この双子はコーネリア高校でも知らない生徒はいない有名な生徒であった。

成績優秀、スポーツ万能、そしてソードオブロゴスから受ける訓練も、他の生徒に引けをとらずそつこなせる、絵に描いたようなエリート生徒だ。

前述した端正な顔立ちとスタイルの良さも相まって、高校内のアイドル的存在。

「ソードオブロゴス」の教官である直己たちも、この双子には一目置いていた。

その双子の姉妹が今回、個別で稽古をつけてほしいというのだから、直己たちも驚いた。

声をかけられたのはまどかであった。

 

 

☆双子からのお願い

「二階堂教官!」

それは夕方の訓練が終わったときだ。

姉のあゆみが、訓練を終え教官室に戻るまどかを呼び止めた。

訓練に使うものが入った鞄を持っているまどかは、声のする方を振り向くと、いつも訓練や勉学に励むあゆみとまなみの姿を確認した。

ふたりとも訓練の際に着る胴着を着ている。

上半身は剣道や柔道などで着る白色の長袖の胴着で、下半身は青色のミニスカートであった。

ミニスカートなので中のパンツが見えるおそれがありそうだが、ほぼ全員がスパッツや体操着のブルマなどを着用してしっかりとパンチラ対策をしている。

脚には黒のハイソックスに黒の運動靴を履いていた。

日頃の鍛錬の賜物なのか、引き締まったウエストと、大きく膨らんだ胸は、ふたりのスタイルの良さを物語っている。

「あら?あゆみさんにまなみさん。どうしたんですか?」

まどかがふたりに尋ねる。

「あの…。二階堂教官にお願いしたいことがあるんです!」

「お願い?」

あゆみの申し出にまどかは首を傾げる。

「はい!今度の土日、私たちに個別で稽古をしてくれませんか!?」

あゆみがそう言うと、隣にいたまなみもコクンと頷いた。

「えっ…?いきなり…。稽古なんてほぼ毎日やってあげているではないですか?」

突然のお願いに、まどかは戸惑っている。

まどか自身も、双子がいま着用している胴着を着ていた。

違いはというと靴だけだった。

まどかは青色のラインの入った白のショートブーツを履いていた。

豊かに育った大きな胸が、胴着の上から押し上げるようにして盛り上がっていた。

 

「確かにそうなんですけど…。二階堂教官たちソードオブロゴスに個別で稽古をつけてもらいたいんです!」

「お願いします!私たちに稽古をつけてください!」

あゆみとまなみが必死に頼み込む。

彼女らの表情を見ると、冗談で言っているようには見えなかった。

まどかは彼女らの家については知っていた。

あゆみとまなみは、京都の最南端の木津川市に大きな豪邸を構える、京終家のお嬢様だ。

両親は京都府でも有名な資産家であり、あらゆる武術に精通した物凄い人たちだ。

道場も構えており、京都のみならず木津川近くの地から多くの人々が武術の習得や鍛錬に励むために来ている。

双子は両親から、幼い頃から武術の稽古をつけられていた。

そのため、コーネリア高校でも武術については、ソードオブロゴスの面々とほぼ互角にやりあえるほどの腕前であった。

そんな彼女たちがいきなり、個別で稽古をつけてほしいとお願いされたため、日頃から双子の成長を見守っていたまどかは驚きを隠せない様子だった。

「こうもお願いされるとね…」

まどかは困り顔を浮かべた。

しかし、それも数秒の間だったようで、若干あきらめたような表情を見せながらも清々しい笑顔を浮かべ、

「わかりました。そこまで言うのであれば、我らソードオブロゴス、京終家のお嬢様たるあなたたちに特別に鍛錬をしてさしあげましょう」

まどかがそう言うと、双子は顔を見合わせ、互いの両手を握って嬉しそうにピョンピョン跳ね出した。

「本当ですか!?」

まなみがまどかの顔を見つめる。

「ええ」

まどかがにっこりと笑い応える。

「やったね、お姉ちゃん!」

まなみが姉のあゆみに抱き着くと、あゆみも嬉しそうにまなみを抱きしめる。

「ありがとうございます!二階堂教官!」

あゆみがまどかに礼を言った。

抱き合っている双子を見るまどかはどこかほっこりとした様子を見せたがここで、

「ただし!あくまで鍛錬です。遊びではありませんよ。そこは勘違いしないでくださいね」

少し咳払いをした後、人さし指を天に向けて立ててそうあゆみとまなみに釘をさした。

「はい、当日はお願いしますね!」

双子はふたりそろってそう答えた。

「はい、こちらこそ、お願いね」

まどかはそう返すと、教官室へと戻っていった。

(ふふふっ、かわいい子たちだこと)

あゆみとまなみをかわいいと思いながら、まどかは当日の稽古を楽しみにした。

 

回想おわり

 

 

「行くのはあたしと美穂と理香ちゃんの3人で行きます。あなたたちは悪いんだけどお留守番してて?」

大きな胸の下で腕を組み、まどかはジト目で直己と直幸にそう言った。

「お留守番って…。そんなひどいこと言わないでくれよ。おい!お前もぼーっとしてないで、なんか言ったらどうだ!」

棒立ちの直己の身体を揺さぶり、直幸は直己からの言葉を引き出そうとする。

「えっ?ああ、そうだな…」

直幸の揺さぶりにようやく気づいたのか、直己がハッとした様子で答える。

「どうしても…。ダメなのか…?」

「はぁ?」

直己の思わぬ発言に、まどかはキョトンとした表情を浮かべる。

眉間には皺が寄っている。

「ダメと言ったらダメです!とにかく、ここは男子禁制ですすめるとします。悪く思わないでね」

まどかに言い負かされたのか、直己は黙ってしまった。

(期待した俺がバカだった…)

直幸が後悔したような顔でうつむいた。

「あっ、そうだ。もしこっそり来たら…」

話を終えてふたりのもとを離れようとしたまどかだが、突然立ち止まって振り向きこう言ってきた。

そして、どこからともなく、大きなハサミを取り出し、それをチョキチョキと指で動かし、

「こうですからね」

と、満面の笑みを浮かべた。

まどかの言葉の意味を察した直己と直幸は顔を見合わせると、

(マジかよ、怖ッ!!)

と、互いに顔を青くして額に冷や汗を流した。

「じゃ、あたしはこれで」

まどかはそう言うと、ハサミをしまい、また自室へと戻っていった。

 

 

「はぁ…。まさかあんなことになるとはな」

場所は談話室。

直幸はソファにもたれるように座り、ため息をついていた。

直己もいるが、彼はというと寂しそうに天を仰いでいた。

泣いているわけではないが、自分たちを連れて行ってくれないことに納得がいかないのと、神聖な地を男が踏んではならないということへの理解を示す表情をしていた。

直己自身、まどかがなぜ自分たちを連れて行ってくれなかったのかをすぐさま理解していた。

しかし口には出さず、黙っていた。

「…」

「なぁ、直己…」

直幸が声をかける。

しかし直己の顔を見ると、前言撤回するかのように、

「悪い、なんもねぇ」

と直己の表情につられたように顔が曇った。

そんな寂しげな空気の談話室の中に、西大寺家のひとり息子の渉が入ってきた。

渉は親から託された無銘剣虚無とブレードライバーで仮面ライダーファルシオンに変身し、直己らソードオブロゴスとともにハンドレッドと戦っている。

渉も何やら曇った顔をしていた。

「渉か。なんだ、しけた面なんてして」

直幸が渉の様子が気になり声をかけると、

「実は…。あの双子たちがなんか鍛錬するとか聞いて…。ソードオブロゴスが直々に手ほどきすると聞いて俺もって思って声かけたんだけど、来るなって」

(こいつも…)

直己と直幸は顔を見合わせた。

「それは誰が言ったんだ」

「母さんだよ」

渉の母親である美月に言われたようだ。

美月は先代の仮面ライダーファルシオンだった女性で、神皇ガーランドこと西大寺賢の妻だ。

(まどかの奴、神皇夫人にも言ったとは…。ほんとに抜かりないな)

直幸はまどかの抜け目のなさに驚いた。

「まさかとは思うが…。お前あの娘らにほの字なのか…?」

直幸にそう聞かれると、渉は思わず顔を真っ赤にして、

「そ、そそそそ、そうじゃない!ソードオブロゴスとなりゃ、神皇の息子である俺も参加しても問題ないだろ?」

と、しどろもどろになりながら答えた。

「はぁ…、男は仲間外れか。ってことは、校長も…」

直己が渉に向かってそう言った。

「だろうね…」

渉も賛同するかのように頷いた。

「要注意人物だよ、あの人は…。」

彼らが言っている校長とは、高田銀之丞のことだ。

コーネリア高校の校長にして、ソードオブロゴスの上官「四混沌」のメンバーの男だ。

仮面ライダーバスターに変身して、直己や渉たちとともに戦っている。

そんな会話をしている中、ここで直幸が一声あげる。

「お、お前たち!気落ちしてても仕方がないから、3人で飯でもどうだ?」

直幸のその言葉に直己と渉ははっとした顔をする。

「男は男で、女抜きで楽しくやろうや」

直幸がそう言うと、直己と渉は頷き合い、

「ああ…」

と返事をした。

3人は談話室を後にして、夕食を食べに行ったのであった。

 

 

直己たちが心を癒すために夕食に出かけていったその日の夜。

二階堂まどかは、同じソードオブロゴスのメンバーの五條理香と結崎美穂と談笑していた。

場所はまどかの部屋。

彼女たちは京終姉妹に稽古をつけることとなりどのようなメニューが良いかを決めており、その〆として談笑をしていたのであった。

「それにしても、まさかあの双子があたしたちに個別稽古をつけてくれとお願いするなんてね…」

まどかは驚いた様子でそう言った。

あの後、美穂と理香に事情を話し、彼女たちも了承したのだった。

「ほんとね…。でもなんでなのかしら?」

美穂がそう尋ねると、まどかは顎に手をやり、

「うーん…。色々頭をめぐらせたけどわかんない。あの子たちに改めて聞かないとね」

と答えた。

ここで、美穂がこんなことをまどかに聞いてきた。

「ところで…。男子禁制にしたのはどういう意味かな?」

美穂にそう聞かれたまどかは、

「だ、だって!相手は美少女の双子なんだよ?変な気起こされたら鍛錬が成立しないんだから!遊びじゃないの。死ぬかもしれないのよ?」

と少し怒った様子でそう答えた。

「あはははっ、相変わらず真面目なんだから」

まどかの答えを聞いた美穂が笑いながらそう言うと、

「真面目すぎててどこか抜けてるのがいつものかわいいまどかちゃんで安心したわ?」

と、理香もまどかを茶化すように言ってきた。

「もう!ふたりとも…!」

まどかは顔を赤くし、2人をたしなめた。

そんなまどかの着ている半袖の黒のTシャツが、美穂によってたくし上げられた。

「きゃっ…!?」

まどかが思わず可愛らしい悲鳴をあげた。

Tシャツがたくし上げられると、豊満に育った大きくて丸い乳房が現れた。

乳房にはセルリアンブルーのブラが付けられている。

真ん中に小さな白いリボンの付いた、可愛らしく清楚なデザインのブラだ。

「こうして真面目な優等生キャラしてるけど結構わがままボディよね…」

美穂がまどかの上半身の半裸を見てクスクスと笑う。

ブラに包まれた乳房と腹筋の美しいお腹を晒されたまどかは顔を紅潮させて美穂をにらんでいる。

「い、いきなりやめてよ!?」

まどかは両手で乳房を隠す。

「真面目ながらもスタイル抜群ねぇ…。教え子たちがこっそりおかずにしてそうかも」

理香がそう言われると、まどかが顔をブンブンと横に振る。

「そ、そんなことあるわけないでしょ…!」

いくら友達とはいえ、こんなセンシティブなことを言われ、自身の身体を晒されたまどかはさすがにムッとしている。

「ふふっ、ごめんなさい。冗談よ」

理香がそう言って謝ると、まどかは可愛らしく頬を膨らませた。

しかし次の瞬間、美穂に背中を軽く叩かれると、

「ひゃん!?」

という可愛らしい悲鳴をあげた。

「パンツはおそろいかー。なかなかエッチね」

美穂はまどかの下半身のドルフィンパンツを下ろしたのだった。

部屋着で着ている紺色のドルフィンパンツが下ろされると、ブラとセットになっているショーツが姿を見せる。

色はセルリアンブルーで、真ん中には小さい白のリボンが付いていた。

「や、やめて!上はまだしも下はぁ…」

まどかが慌てて下ろされたドルフィンパンツを履きなおそうとするが、美穂にそれを没収されて履くことができなかった。

上半身に黒の半裸のTシャツ、下半身に下着という姿はなんともセンシティブな姿であった。

足には靴下の類は身に着けておらず生脚と生足を晒しているわけだが、日頃の鍛錬により鍛え抜かれたその美脚はまさに芸術的な美しさであった。

「あらあら、鍛えてるのに自分の身体に自身ないんだ?」

美穂がまどかの腹部をツンツンと人差し指でさすりながら言った。

しかしまどかはむくれた表情になっていたが、目には涙がたまっていた。

恥ずかしさによるものだろうか。

「だからやめてって…」

そんな様子のまどかを見た美穂と理香は、顔を見合わせて意味深な微笑を浮かべる。

そして2人を見たまどかは、

「何よ…。一体どうするつもり!?」

と、股間を両手で隠して親友たちを睨む。

すると、美穂と理香は立ち上がり、下に着けているものを脱いだ。

「ちょ、ちょっとパンツ…!」

まどかが左手で口を覆う。

美穂は桃色のショーツを、理香は青色のリボンの付いた白のショーツを晒した。

先程まで履いていたズボンは抜け殻のように放置される。

「じゃ、本番に向けて」

「ええ」

2人はまどかにそう言うと、まどかを押し倒す。

床に仰向けに突っ伏さると、まどかの乳房がTシャツの中で揺れた。

「やっ…。何するの…?」

美穂と理香に見られながら、まどかは顔を真っ赤にして言った。

 

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