【仮面ライダーセイバー】 リマジ版セイバーライダーズの設定・短編集   作:北村 貴之

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その3 水の剣士、二階堂まどか

二階堂まどか…。

京都府京田辺市のコーネリア城の直属の騎士団、ソードオブロゴスに所属している美少女だ。

おでこを出した黒のセミロングの髪に、白と青のワンピースを着ているモデル体型の女の子だ。

ワンピースの上に青色の上着を羽織っている。

 

そんなまどかだが、城近くのスーパーでお買い物をしていた。

まどかの持っている籠には、安売りされていた卵のパックと小麦粉が入っていた。

これらで作るのだろうか。

まどかが鼻歌を歌いながら歩いていると…。

 

「あ! あれって…!?」

まどかが何かを見つけた。

その視線の先には…。

 

「ギギー!」

人ならざるものの声が聞こえていた。

それを聞いたまどかは、一旦買い物籠を店内の床に置き、一目散に声のした方へと向かっていった。

そこには、「仮面ライダーブレイド」を歪めたような外見をした怪異「アナザーブレイド」が、お客さんや店員たちを襲っていた。

「シネーッ!コロスー!」

アナザーブレイドは手にしていた大剣を振り回しながら店内で大暴れ。

罪なき客たちは次々と倒れていく。

「やめなさい!」

そこにまどかが駆け付けてきた。

「ギギーッ!」

アナザーブレイドはまどかに気付くと、彼女に大剣を振り下ろした。

「キャッ!?」

咄嗟に回避したまどかだったが、アナザーブレイドのパワーに押され、床に倒れてしまった。

「ギギーッ! シネシネシネ!」

アナザーブレイドは倒れているまどかに向かって何度も剣を振り回す。

「ううっ…!」

耐え抜いたまどかが何とか立ち上がる。

そして、腰を抜かしている他の客たちに、

「逃げてください!奴は私がなんとかします!」

と叫び、懐から何かを取り出した。

手にしてのは、水の聖剣「水勢剣流水」が納刀された「聖剣ソードライバー」だ。

まどかはそれをお腹に当てるようにする。

すると、ソードライバーから帯のようなものが飛び出し、まどかの腹部に巻き付いた。

まどかはその次に、懐からまたあるものを取り出した。

それは、青色の本を模した「ライオン戦記」ワンダーライドブックだ。

まどかはそれをソードライバーの真ん中のスロットに差し込む。

 

準備が整ったところで、まどかはソードライバーの右側のトリガーを押しながら、流水を引き抜いた。

『流水抜刀!』

すると、まどかは水色の光に包まれ…。

「変身!」

と叫ぶと同時に、水色の剣士「仮面ライダーブレイズ ライオン戦記」へと姿を変えた。

そして、アナザーブレイドに向かっていった。

「はっ!ふっ!」

ブレイズは剣を振るい、アナザーブレイドを圧倒する。

「ギギーッ!」

アナザーブレイドは負けじと大剣を振るうが、ブレイズはそれを読むかのようにして流水を振り、対抗する。

軽やかな動きで、ブレイズはアナザーブレイドの攻撃をいなしていく。

「これで…!」

ブレイズはそう言って、ドライバーのトリガーを2回押し、そしてもう一度流水を引き抜いた。

『必殺読破!』

「はっ!」

ブレイズは水勢剣流水を地面に突き刺すと…。

「ブルームーン・ウェイブ!」

と叫び、アナザーブレイドに向かって走り出し…。

「はああっ!!」

飛び上がって一閃した。

「ウワーッ!?」

アナザーブレイドは断末魔を上げ、爆発四散した。

「ふう…」

ブレイズはそれを見届けると、変身を解いた。

「大丈夫ですか?」

まどかは一旦お店を出て、外に避難していたであろう客に声をかけた。

「だ、大丈夫だ。他の客や従業員もこの通りだ」

他の人々も無事だった。それを見たまどかは安堵した。

「ありがとうございます!お陰様で助かりったよ」

客の男は礼儀正しく感謝した。

「いえいえ…」

そんなに、まどかは笑顔で答えたのだった。

 

 

その夜…。

「ふぅ…、今日も疲れたなぁ…」

と呟きながら城の自室に帰ってきたまどかは、夕食を済ませるとすぐにお風呂に入り、自室のベッドに横たわった。

(それにしても…、アナザーライダーたちの数も前に比べると多くなってきてる)

まどかたちはこれまでアナザーライダーと戦い人々を守ってきた。

しかし、ここ最近、アナザーライダーの出没件数が依然に比べて多くなってきていたようだった。

そのことを受け、まどかは今後のことを心配していた。

とその時…。

 

コンコン、と部屋の扉をノックする音が聞こえる。

「ん…?」

まどかがそれに反応し、

「どうぞ?」

と促す。

扉が開き、まどかの部屋に入ってくる。

その人物は…。

「ああ、美穂じゃない」

なんと、入ってきたのはまどかと同じくソードオブロゴスに所属している結崎美穂だった。

彼女は「闇黒剣月闇」を使い「仮面ライダーカリバー」に変身する。

茶色の巻き髪のセミロングの美少女だ。

「どうかしたんですか?」

まどかが問うと…。

「いや…、なんかまどかの顔が見たくなってね…」

そんな答えが返ってきた。

「えっ…?」

それを聞いた瞬間、まどかはクスッと笑い、

「変なの。あたし目当てって」

と返した。

「別に。そんなんじゃないよ」

美穂は照れくさそうに言う。

そんな彼女は、気を取り直し、

「アナザーライダーも増えてきたわね」

と、本題であろう話に入った。

「ええ、そうですね」

まどかも同意する。

アナザーライダーとは、まどからが敵対している「ハンドレッド」により作られた謎の怪物だ。

なぜ彼らを送り込み、人々を襲っているのか、その目的は今なお不明である。

 

そんなアナザーライダーの対処に追われる日々をまどかたちは送っていた。

「ハンドレッドの奴らも何を考えてるのかしらね。質の悪さが目立つ奴らをあんなに放り込んで…」

美穂はアナザーライダーの出没数に反して戦闘力が低いのを疑問視していた。

「まあ、そうですね…」

まどかはそれに同意する。

まどかが今日戦ったアナザーブレイドも、そこまで苦戦する相手ではなかったからだ。

そして、美穂が口を開いた。

「…ねえ」

「はい?」

まどかが首を傾げると…。

「…ハンドレッドの幹部が現れたら捕獲して、アナザーライダーについてを聞き出そうと思うの」

そんな提案をした。

「ええっ!?そう奴らが簡単に口を開いてくれるかどうか…」

そんな提案にまどかは驚く。

「美穂も知ってるよね?相手はアナザーライダーよりも何倍も強いのよ?」

ハンドレッドの幹部の襲撃もあった。

しかし数える程度でしかなかった。

だが、その強さは折り紙つきで、まどかも、やられてしまった経験があった。

「それはわかってる。でも、少しでも敵の情報が欲しい。その為には奴らよりも強くなっておかないと」

美穂はそう返した。

「…そうですか」

まどかは少し考えるような仕草をして言う。

「じゃあ、あたしも手伝います。少し卑怯とは思うけど、強さと数が多ければ成功するかも」

そんな提案をした。

それを聞いた美穂は少し驚いていた。

「ふ〜ん。正々堂々が主義なあなたがそんなこと言うなんてね」

そんな反応に、まどかも少し驚きつつ…。

「ま、多少は…、ね?」

と返した。

「わかったわ。じゃ、明日」

美穂がそう言うと…。

「はい!」

まどかも笑顔で答えたのだった。

そんなまどかを見て、美穂は立ち上がってまどかの部屋を後にし…、ようとしたが、くるっと振り向き、まどかの方を向いた。

まどかはゴクッと唾を飲む。

「あっ、折角だしっ…」

美穂がまどかの方に近づく。「…?」

まどかが首を傾げた瞬間……。

「えいっ」

美穂は、手慣れたような手つきで、まどかの履いている部屋着用のホットパンツを脱がした。

「ええええっ!?」

ホットパンツを脱がされ、思わず驚きの声を上げるまどか。

白のTシャツに青色のホットパンツを着ていたわけだが、美穂にホットパンツを脱がされなんとも可愛らしくセクシーな姿にされてしまった。

そんなまどかに構わず…。

「ふ〜ん。今日の自室用のパンツはこんなんか」

と美穂は妖艶な笑みを浮かべながら、丸出しになったまどかのショーツをまじまじと見て言った。

「も、もう…!」

そんなまどかは顔を真っ赤にしていた。

まどかの履いているのは青緑色と白のストラップ柄のショーツだった。

「ちょ!ちょっと…!」

美穂は、パンツに包まれたまどかのお尻を掴み、

「やりましょっか」

と意味深な発言をし、まどかと楽しもうとしていた。

「も、もうっ!」

それを聞き、顔をさらに赤くするまどかだった…。

 

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