先生と出会ってから何か月か経ち、なんやかんやで先生と仲良くなったローアイン達は先生の所属するシャーレのお手伝いとして住み込みで働いていた。
そんなローアイン達だったが....
"カツウォヌス!カッコいいフォルムに、デカい魚!食いたげほっごほっ....."
「ちょ、待てよセンセ。まだ風邪なんだから安静にしないと...」
"だって!カツウォヌスだよ!カツウォヌス!あの見た目かっこいいじゃん!レアだよレア!撮っておかなきゃ損だよ!げほっうほっ...後食べたいし!"
「だからって風邪の状態で行くのはダメっしょ!あとカツウォヌスってオレらじゃ太刀打ちできない強い魚なんだって!」
「それに、行ったとしても生徒さんにうつすわけにはいかね~っしょ。」
先生は度重なる徹夜とハンゴリ飲用で風邪を引いていた。
そしてそんなさなか美食研究会からの依頼が有った。
依頼内容はカツウォヌスを捕まえて、料理を食べたいとの事。
依頼内容はともあれ、生徒の依頼....それに何よりロマンある魚。
先生が食らいつかないということはなかった。
"...カツウォヌスだよ?あのでかい魚、ロマンでしょ...それに大事な生徒の....ごほ..."
「センセ目を離すと徹夜するんっすから....生徒さんも大事っスけど、自分の体調も大事っスよ。」
「ついつい頑張っちゃうからなぁ...トモちゃんDo...?ダンチョっち、来てくれる?」
「いや、さっき電話したけDo、忙しい的な?」
このキヴォトスで"ダンチョっち"と呼んでいる人物、ミネ団長にトモイが電話を掛けるも。この時期救護が多くそちらに行けないとのこと、直ぐに向かうとも言ってくれたがそれがいつ来てくれるかわからない。
"大丈夫、軽い咳と頭痛ぐらいだし、マスクもするから!"
「センセ、ゆっくり休んでくれデジマに...」
「無理に動いて身体壊したりしたらマズいべ。」
これじゃあ埒が明かないと思い、悩むローアイン達。
そして、とある相手達に電話で呼び出すことにした。
うなずく三人組。
ローアイン達はシャーレに置いてある固定電話に手を掛ける。
「あ~、ワカモっち。おはよっす....今日来れる?.....いやーその、センセが風邪を..............切っちゃった。」
「イズナちゃん?あごめんエルセムだけど.....」
「チアチア?トモイっす。センセなんだけどさ....」
とりあえず電話をして来てくれることを聞いたローアイン達は先生に安静にするよう伝え、ふかふかのベッドを敷いた仮眠室で寝かせ、体にいい料理を作り、先生がやろうとした事務作業を進めてワカモ、イズナ、今日当番で来る予定だったチアキが来るのを待つのであった。
「エルっち、センセ寝た?」
「うん、何とか説得して寝かせた、センセ、尊敬するけどガチメに休んでほしいわ...」
「センセは生徒さんイチダイだし?俺らがトヤカク言うのはナンセンスだケド?倒れちゃ元も子もネーっすわ。ゆっくり休んでもらって...あ、カツウォヌスどうする?」
「ぶっちゃけ断っても良いと思うけDo...カツウォヌスだしなぁ....」
「いや待てし、美研のみんながなんかやらかさないか不安だわ...」
ローアイン達の世界に居たカツウォヌス。今更だが、このキヴォトスにもカツウォヌスが居た。
なんやかんやでカツウォヌスの討伐にグランサイファーの団長と共に行ってたローアイン達は、
カツウォヌスの脅威について知っている為、どうすればカツウォヌスを倒せるか悩んでいた。
悩みに悩んで、トモイとエルセムが口を開く。
「美研のみんな強いからちゃけば俺らがバフ掛けて攻めれば行けるんじゃね?」
「もし無理だったら退却して、便利屋のみんなに依頼電話すればいいと思うべ、皆依頼ないってナエポヨしてたし。」
「エルっち、トモちゃん。....それ採用。んじゃ、ワカモっちにイズナちゃん、チアチアが来るまで仕事ガンバするとしますか!」
「「「ウェーイ!!!」」」
数分後、シャーレの元にワカモ、イズナ、チアキが集まり、先生の見守りをお願いしてローアイン達は美食研究会の待つビーチへと足を運ぶのであった。
「そんじゃ!行きますか!ワカモっちセンセをヨロシャース!」
「イズイズ!ゴメンけど頼むなー!」
「そんじゃその...センセを宜しくっス。」
"気を付けてねー!あと写真と料理おねがーい!ごっほごほ"
「貴方様、無理は駄目ですよ!...こほん。私は先生の警護をしますね。」
「エルセム殿了解です!ではイズナは周りの監視を行います!ニンニン!」
「りょーかーい!私は事務のお手伝いをしますね!」
「んでよ。ビーチ前の広場に着いたワケですけDo...」
「あれ?美研は?」
「集合場所ってココだったよな、しゃーなし俺らで探して...」
トモイがそう言って美研を探そうとした瞬間、大きな爆発が発生した。
爆発の場所は...
ビーチ近くの飲食店だった。