「なるほど?つまり味がおかしいと思ったら、肉まんの肉が段ボールで作られてて、それでいて高価な肉使ってますって詐欺ってたと.....」
「いやDoゆう事よ!?なんで肉まんの肉を段ボールにするの!?」
「それでいて詐欺ってたと....あーうん。その....ほどほどに?」
初手で爆発をやらかした黒舘ハルナ、赤司ジュンコ、鰐渕アカリ、獅子堂イズミ達、美食研究会だったが。
意外にも正当な?理由の為爆破された店を憐れみながらも、(いや詐欺はダメっしょ...)と思うローアイン達だった。
ひと騒ぎがあったところでローアイン一行は目的地のビーチへと向かった。
ビーチにはもう既に多くの人や漁師やクロノス報道部で賑わっていた。
「これは大盛り上がりですね。皆様銃や槍、釣り竿などを用意して仕留める気満々の様で。」
「これだけ居れば余裕でカツウォヌス確保できるんじゃないの?今回はローアインさんたちも居るし、逃走経路もばっちりなんでしょ?」
(さらっと一緒に逃走する事にされてね?)
(まぁ...大丈夫っしょ...ビーチに行く前にカンナさんに電話で事情は話したし...)
(これも一応"シャーレへの依頼"だかんな....それに....)
(((あのカツウォヌスが大暴れするとぜってーヤバい。)))
ローアイン達は生徒に対するカツウォヌスの被害などを想像して早急に〆なければと覚悟を決めていた。
元の世界にも居たとはいえ、あのカツウォヌス。生徒の力が強いとはいえ。
容易に〆られてくれることなどないだろう...
「さてとりマ?カツウォヌスに対しての作戦会議始めますかぁ~!」
「「「ウェーイ!!!」」」
「ウェーイ!」
「お?ノリ良いじゃーんジュンっち!さてさてカツウォヌスにはとんでもない攻撃力がありーの....」
カツウォヌスの対策をどうするか美食研究会と話そうとした次の瞬間。
「来た!来たぞ!カツウォヌスだ!」
「...は!?.....マジ?こんな砂浜近くに?なんで!?」
ザパアアアァ!!!!!!
海から大きな音が出たかと思いきや、釣り竿を構えていた漁師の釣り竿を持っていき、
...空を飛び。ソイツは現れた。
(……!)
「あれ?なんか....こっち見てね?」
カツウォヌスは、彼らに目を付けた。
そう、美食研究会とローアイン達に戦闘を仕掛けてきた。
「....こうなりゃもうやるしかねぇべ!」
「見せちゃう?漢気?」
「ちゃけば後がない的な?」
「よっし!ハルナっち達!射撃頼む!」
「「「ヨロシャース!」」」
「「「「了解!(です。)(でーす!)(ですわ。)」」」」
「よし...ハルナさん狙撃オナシャース!」
「俺らは....オラついた攻撃、かましちゃいますかぁ!」
「「「ウェーイ!!!」」」
しばらくして。
カツウォヌスに目を付けられたローアイン達はハルナ達や他生徒、他漁師等の援護もあり、善戦していた。
だが、タダでやられるような生易しいカツウォヌスではない。
(……!)
なんとジュンコ目掛けて突進してきたのである。
「.....!?ッおいおいおいマジか!アブねェ!」
トンッ....
「...へ?」
ジュンコが訳も分からず押され、押してきた方を見ると...
「痛ってぇ!」
「「ローアイン!!!」」
+勝負所(笑)
「まぁー俺もチャラチャラしてっし、人によってはムカつくかもしんないケド?俺もだいぶ頑張ってるワケ。魔物とか相手にしてさ。...だから、漢気見せるわ!!!!」
「「ローアイン!」」
一度の攻撃ではローアインはくたばらない。
エルセムやトモイも居るし美食研究会も居る、むしろ負ける気がしないと立ち上がったローアインは意気揚々と声を上げた。
「超作戦会議!!!」
「「「ウェーイ!!」」」
「「「「......????????(宇宙猫)」」」」
宇宙猫になる美食研究会達を横目にメニュー表を見て何やら注文するローアイン達。
出てきた料理は、
「やっぱこれだよねぇー、」
「パスタは当たりだよなぁ」
ナポリタンだった。
そしてナポリタンを食べたローアイン達。
あまりの衝撃でカツウォヌスはあっけにとられている。
敵全体に防御DOWN/弱体耐性DOWN
「そんで最後にテンションアゲ↑アゲ↑で行くぜ!」
「「ウェーイ!!」」
ギラツキ☆ダガーを持ってカツウォヌスに三連撃をかますローアイン達。
良い感じにカツウォヌスにダメージが入るが、やはりカツウォヌス。
そうやすやすと倒れはしないようだ...
ここで他生徒達がスティンガーをカツウォヌスに放つ。
かなりのダメージだろう。倒せるだろう。
だれもが思った。
だが、カツウォヌスはここでもカツウォヌスだった。
「やべ....今のでもしかしなくとも......」
カツウォヌスは、脂が乗った。
「......マズい!エイセス・ハイだわこれ!皆遮蔽物に隠れ....」
(……!)
突如カツウォヌスは空を大きく飛び上がり、急降下して全体に攻撃してきた。
大きな音がして光が起き....
目を開けると。
砂浜が か い め つ していた。
「....嘘だろ...?皆生きてるよな...?」
遮蔽物に隠れていたトモイ。
辺りを見渡すとそこには....
ほぼ多くの生徒が気絶。一部の漁師ももれなく気絶。
戦えるのはローアイン達と残ったごくわずかの他生徒、あの攻撃を食らってもピンピンしている不良。ついでにクロノス報道部とある程度の漁師だけだった。
「どうやらさっきの攻撃で皆様...」
「んも~!痛いじゃない!あのカツウォヌス、絶対許さないから!」
「つってもDoする?さっきと同じ事やっても無理そうだし...」
「かと言ってあのカツウォヌス野放しにはできねーべ。」
「助っ人を呼びたいとこだけど.....あぁ...今ので社用スマホ壊れたわ。」
何とか生徒たちが攻撃してダメージは減ってはいるが、カツウォヌスはまだしぶとい。
「どうすれば....」"おーい!"
「ん?この声は....」
"みんな~!"
「「「センセェ!?」」」
ふと声がしたところを見たローアイン達は、
マスクをして走ってくる先生と、ワカモ、イズナ、チアキの姿があった。
"待たせたね。...ワカモ、お願い!"
「お任せを!」
「イズナも行きます!」
"チアキはローアイン達の援護を!遮蔽物を利用して攻撃!カツウォヌスの気を引いて!"
「頑張ります!ふふん...特ダネですね!」
ワカモ、イズナ、チアキの攻撃でカツウォヌスはかなりのダメージを受け、ブレイクした。
「よっしゃあ!ナイスじゃん!ブレイクしてるべ!」
「まぁ細かい話は後よ!今こそ絶好のチャンスってワケ!」
「〆るぞぉお!」
「K・B・S・N発動!」
「「「ッシャおらあああああ!!!!!」」」
意気揚々とテンションMAXでカツウォヌスにKBSNを仕掛けるローアイン達。
美食研究会や他生徒もこれに乗り、カツウォヌスに攻撃する。
そして数分の時が立った後、カツウォヌスを〆るのに成功した。
数時間後.....
ある程度元に戻った砂浜で、カツウォヌスの料理をふるまうローアイン達の姿があった。
漁師や生徒達、クロノス、美食の面々が料理を堪能していた。
「はい、おまちゃした~アツアツだから落とさないようにな~あ、イズイズ、これカツウォヌスの串焼き。」
「ほいチアチア、カツウォヌスの塩焼き!」
「あワカモっち~!これこれ!カツウォヌスのフライ!チーズもあるよ~!」
「~♡おいしいれふ~」
「....あぁ~美味しい。」
「.....♪」
"....これが、カツウォヌスの料理.....!!!!!うまいうまい!うまごっほ....."
「センセ...結局来ちゃったんすね...」
「すみません、ローアインさん。爆発とか起きてたから居ても立っても居られなくて。」
咳をする先生を前に話すローアインとチアキ。
どうやらテレビでカツウォヌス関連のニュース関連を見ていたところ、
カツウォヌスの脅威に気づき、"風邪で寝込んでる場合じゃねぇ!"と飛び出していったらしい。
「いやいや!謝る事じゃないって。来てくれてホント助かったし?ぶっちゃけピンチ的だった訳だし...デジマに感謝って次第っすよ。」
そしてチアキとの会話を終え、ローアインはカツウォヌスの料理を堪能している美食研究会に近づく。
「んで、依頼っーかお願いは達成ってワケでおけまるな感じ?」
「えぇ、久しぶりに堪能できましたわ。流石はローアインさんですね。」
「おなか一杯食べられましたし、満足です....」
「とてもおいしかったよ~!ありがとっ!あ、ごちそうさま!」
「助けてくれてありがとねローアイン!後でお礼送るからね!」
「え?マジ、嬉しいわ~....あでも、俺らあのカツウォヌス料理出来たわけだし、これがお礼ってことで。美味いシーメーも振舞えたし?料理人様々よ。」
「...あ、先生。今日、帰ったら絶対にじっとしてるようにオナシャース。カツウォヌスの料理食べて、元気になって下さいっス。」
"...ウン、ゼンショスルヨ。アハハ......."
(これまたやらかすパティーンだわ....)
こうして色々あったが、カツウォヌスを無事に倒し美食研究会の依頼をこなしたローアイン達であった。