カツウォヌスの依頼をこなした次の日。
シャーレにまた依頼が来た。
それはアビドス高校のシロコからの一本のビデオ通話からだった。
『サイクリングをしていたら見つけた謎の洞窟の調査に協力して。見た目はこんな感じ。』
その洞窟はローアインの居た世界にある洞窟そっくりだった。
「それはいいけど俺らで良いの?シロココ。」
『ん、こういうダンジョンには詳しいと思って。それに風邪の先生に頼むわけにはいかないし....』
そうシロコは言うが、ふとローアインが先生を見ると、
先生はまたもや行こうとしていた。
"洞窟!ダンジョン!アン〇ャーテッド!ロマン!風邪治療している場合じゃねぇ!"
そう先生が話した瞬間、一人の生徒が机を叩く。
「起こりますよ先生。」
"ゴメン...."
その生徒はミネ団長。何とか救護をひと段落させ、先生の元へ来てくれた。
今は先生を徹底監視している。
「ちょいちょい先生。調査ってだけだから流石に深くはいかないと思うし?写真も撮ってきますって!」
「ちゃけばマジで何出てくるか解んないワケだし?あと風邪治す方優先的な?」
「まーまー先生...ほいカツウォヌスのダシ使ったうどん。」
"ずるずるずるずる...........うまい!"
こうして料理で先生を落ち着かせた後、ローアイン達は出発の準備をしていた。
「懐中電灯と...手回し充電器とあとモバイルバッテリー....あトモちゃん、命綱とか壁にぐさってするアレ入れた?」
「モチ、バッチシ!」
「んじゃそろそろ行くとしますか?」
"あ、待って!"
「ん?どしたん先生。」
"三人とシロコだけじゃ危なそうだし、助っ人を呼ぶよ!"
「マジ...ありがたみまクリスティーだわ!」
数時間後。
指定されていた待ち合わせ場所でシロコと助っ人を待つローアイン達。
アビドス高等学校の校門前、今日は休みの日で皆は居らず完全な待ち場所と化している。
高校の前にチャラ男3名....やはりシュールである。
「...おまたせ、ローアイン。エルセム、トモイ。」
「おはおはシロココ。早速と行きたいところだけんど...今回助っ人が来てくれるんで、その方々待ちで~す。」
「洞窟楽しみだわ~何あるのかな?」
しばらく高校や洞窟について話していると、4人の生徒が来た。
「待たせたわね。アルよ!」
「私たちもいるよ~!」
今回の助っ人、便利屋68である。
「んぉ?アーやん!助っ人ってアーやん達の事か!」
「あ~先生助かるわデジマに。」
「マジ感謝~皆居れば安心だわぁ...あ、依頼料しっかり払うから、安心してな~。」
「その必要はないわエルセムさん!ちゃんと先生から前払いで貰ったから!」
そう言うアーやんことアル。
思わぬ助っ人に驚いたローアイン達だったが、善は急げ。
洞窟へと向かう一行であった。
砂漠を歩きまくったローアイン一行。
洞窟にたどり着き、休憩をしていた。
「いや~マジでキツイなぁ......」
「砂に足取られて上手く進めなかったわ...」
「でもでも?砂場を歩くとインナーマッスルが鍛えられるって誰か言ってた。」
「そうなの...?」
「ん、ローアイン達は結構ぴったり着いてきてた流石。」
皆ノンビリと休憩していると突如洞窟から鳴き声と共に魔物が飛び出してきた。
「おっとマジか。しゃーねぇ、俺らでちゃちゃっとやりますか。」
「やっぱ俺らの世界の魔物だよな...つまりこの洞窟もそういう事?」
「みんなは休憩しててな~すぐ終わらせっから~!」
BATTLE START! [BGM Battle1]
「スライム...やっぱこれ....」
「あ~俺らんとこのだわ。多分洞窟も。」
「マジぃ....?これ調査大丈夫かな~?星晶獣とか居ない?」
「とりま、スライムとかウルフとか倒すべ!」
「「おうよ!」」
チャラ男戦闘中... Now Lowain...
出てきた魔物を全て倒したローアイン達。
「っシェーイ!クエストクリア!」
「「ウェーイ!」」
「ん、ローアイン達、ありがと。」
「護衛を頼まれた私達が休んじゃうのもね....魔物?ってのもどんな感じか分かったから出てき次第狙撃するわ!」
頼もしいアルちゃん。便利屋のみんなもやる気満々だ。
「んじゃ、本格的に洞窟調査、行きますか!」
「「「「「「「ウェーイ!」」」」」」」
「ん。」
洞窟に入ってローアイン達がピりつく。
生徒は解らないがローアイン達には感じるものが有った。
「...っぱ、あの数が全部ってワケじゃ無さそーだな...」
「地下系でしかも広い系か~これだいぶ危ないっしょ。絶対居るわ。」
「普通に魔物沢山居るし...どうする?帰る?」
感じたもの...それは大量の魔物だ。
ローアイン達は危険を考えどうすべきか迷っていた。
「Doするよ?帰ったら帰ったで、洞窟から魔物出て生徒襲うなんてことが有ったら大問題だべ?」
「意外と対処出来そうだけど、やべー魔物とか出てきたら対処どころじゃ無さそ~...」
「いや待てし、そもそも俺ら料理人なんだわ。さっきはスライムだったからパーペキだったけど星晶獣とかいたらDoするよ?」
緊急MTGをおっぱじめるチャラ男三人衆。不安を抱える奴らに生徒が答える。
「大丈夫よ!私達便利屋68なら怖いものなしだわ!」
「さっすがアルちゃん!」
「ん、魔物が出たら倒せばいい。ただそれだけ。」
「だだだだ大丈夫ですよローアインさん、爆発で魔物もタヒぬはずです....!」
「...魔物の動きは解りやすかった。安心してローさん。必ず倒せる。」
「皆スゲーわ...いやホントデジマに。」
「頼もしさがヤババババハムートだわコレ。」
「さ~っすが!頼もしすぎる!あでもでも?もしケガとかしたら直ぐに後ろに隠れるんだべ?レジェンド的なウォーリャーでも、舐めてかかったらマジなケガすっから!デジマに!」
「ん、大丈夫。引き際は心得てる。」
こうして洞窟の探索を本格的に始まった.....のだが....
「どおぉおおおおして」
ダダダダダダ!!!!!!!!!!!!
「こおおおおおおなるのよおおおお!!!!!」
い つ も の
親の顔より見たUnwellcome School
お 約 束
やっぱこれだね
ち く わ 大 明 神
魔物達に追われていた。
「Doしてこうなったぁあああああああ!!!!」
何とか魔物達を撒いたローアイン一行。
逃げおおせている内に洞窟のおそらく一番奥まで来てしまった。
「やっべーわ....多分一番奥だわ.......だってさ....」
「明らかなやべーのいますよ感でまくり―のでっかい扉に。」
「宝箱には大量にあるポーション。ご丁寧にご自由にって書いてあるわ。」
「なんでよー!?本当にご自由にって書いてあるわ!?」
「いやご自由にって....ティッシュじゃないんだし....」
「ん、明らかボス戦。」
「どどどど、どうしましょう.....」
悩みに悩んだ結果、ローアイン一行が考え付いた答えは。
「帰るべ」「人が少ない」「無理ぽ。」
「うん。これはヤバそう。帰ろう。」
「人を集めないと無理よね...」
「絶対ヤバいしね...」
「いや~これはちょっと....ねぇ?」
「そ、その方が安全ですしまた日を改めて...」
満場一致で帰る事だった。
一行は無事に洞窟の外へ出た。
外はもう赤みかっていた。
「いちおう調査は出来たし?もし問題が起きればすぐにガチガチのガチ面子で行くしかねーわ、アレは。」
「俺らが言ったところで?何の意味も無しにタヒにそうだし...」
「ぶっちゃけぜってーろくなことにならんわ。」
そういうわけで皆で紫関ラーメン食べて帰った。
そんな翌日。
「えぇ!?洞窟が消えた!?マジ!?」
エルセムの電話で起きたローアインとトモイ。
「んお?どしたんエルっち。朝から...」
「電話?もしかしてシロココ?」
エルセムは二人が起きたことを確認してカメラ電話を見せる。
『ん、おはよう三人。さっきエルセムにも話したんだけど...見て。消えた。』
映されている画面にはシロコと一面砂の画面。
『あの洞窟、結局気になって今日朝一に行った。そしたら無い、無いの。』
「え.......それマ.......?」
「嘘ォ....................」
なんと洞窟は消えてなくなっていた。
依頼は....調査対象が消えたので失敗である。
「......期限パティーンってないわー.....せめて告知しとけし.....」
「あーね?序盤にスライム出てたのも、ボーナス的な?ボス戦みんなでやって報酬ザクザク系パターンね....」
「これ扉ちょっと開けて中確認するだけしとけばよかった~!」
『ん、つらたん。ぴえん。』
「まぁ、お土産に大量のポーションゲットできたし?マイナスではねーべ。」
「写真もいい感じに取れたし。」
「次洞窟出たらDoする?ガチパ組む?」
『...うんガチガチで。』
余談
シロコのあだ名は悩みに悩んだ結果
シロココになりました。シロッコにしようと思ったのですが何処からかカミ〇ユが脳裏に出てきてPlaz〇aしていたのでやめました。