最強の3体   作:ちーず

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プロローグってやつだ

 転生と呼ばれる現象はご存知だろうか。ある日、違う誰かとして生まれ変わる現象。もしくは輪廻転生と呼ばれる流れの中でなんの因果か前世の記憶を持った状態で生まれるもの。

 

 それが携帯小説などで言う転生というものだ。

 

 そんな転生の中でも

 その過程で神様に会って、反則的な能力を授かったり、授からなかったりと言うものが一つ

 いきなり何の記憶もない状態で生まれ変わってると言うものが一つ

 死んだことを覚えているが目覚めると赤ん坊だったと言うものが一つ。

 

 

 さて、今回僕は転生というものを体験している。

 先程言った3つのうちの【何の記憶もない状態で生まれ変わった】

 

 有り体に言えば、夜に普通に寝たはずなのに起きたら目の前には知らない女性の顔があったというわけだ。

 

 

 酷く狼狽した。少し息をするのが難しく、話そうとしても上手く舌がまわらない。なんとか身体を動かしてもそこには小さい小さい手が

 

 赤ん坊の身体になってしまった絶望感を感じながら僕は女性に抱きかかえられた。

 

 

未だに状況が飲み込めない僕を誰が責めようか。今でこそ客観的に物事を捉えてはいるが、それも1時間以上たってからのこと。

難しい顔で何かを考えている赤ん坊はさぞ不思議に思えただろう。周りに対する事に気を使うほど余裕がなかったのだ。仕方ない

 

 

 

さて、話を戻すとしよう

 

 最初に転生について述べた中で輪廻転生と呼ばれる流れによる転生があると言ったが、僕が体験している転生はそれには該当しないようである。

 ベッドに横たわる女性の腕に抱えられた僕を最初に目にした女性が微笑みながら見てくる。

 

 最初に見た女性はどうやら看護師だったようで、少しピンクがかったナース服を着ていた。

 

 

 ここまでは問題はない。この状況なら輪廻転生もありえる

 

 

 しかし、どうしても許容できない問題がそこにはいた。

 

 

 微笑む看護師の横にいるもの。

 上から見たら円形に見えるであろうその身体

 肌はピンクで柔らかそうに見える

 カルテか何かを持っている手は異様に短い

 そして極めつけに、腹部であろう場所にはポケットが有りそこからたまごが見える。

 

 

 どう見てもラッキーですはい。

 

 ぬいぐるみのような質感ではなく。どちらかと言えば人の肌をピンクにしたような感覚に、違和感しかない。

 

 

 どうやら僕はポケットモンスターの世界に来てしまったようだ。輪廻転生ならばそんな事はありえないだろう。もしポケモンの世界と僕の世界に繋がりがあるのなら全国の小学生は歓喜するだろう。

 

 

だけどひとつ言っておくぞ?小学生たち

 

夢を潰すようで悪いが、ポケモンってリアルで見たら違和感バリバリだぞ?ピカチュウの雰囲気が違うからって泣くんじゃないぞ?

 

 

そんなよくわからないことを考えていた僕は急激に眠気に襲われてしまう。重い瞼を閉じまいと抵抗する。

 

どうやら、身体は赤ん坊の影響下は知らないけど短時間で疲れるようだ。

 

 

瞼を閉じ、現状把握などは次に目を覚ました時にでもするかと考えて意識を闇に沈めていった




短いプロローグ

多分文字数は書いてる時の気分で変動すると思う
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