『……私のミスでした』
え、は…?昨日は家で編集してたはずなんだが…
『私の選択、そしてそれによって招かれたこの全ての状況』
「え……ちょ君ここがどこか分かる?」
少女は口元を緩めるだけで彼の質問には答えない。
「アッ…(察し)無視する方針なんですね…」
『結局、この結果に辿り着いて初めて、あなたの方が正しかったことを悟るだなんて……』
少女はそんな彼の様子を横目に話を続ける。
『責任を負う者について、話したことがありましたね』
え……責任?いや全然そんな覚えないけど…
『あのときの私には分かりませんでしたが、今なら理解できます』
『大事なのは経験ではなく、選択。あなたにしかできない選択の数々』
『大人としての責任と義務』
『私が信じられる大人である、貴方になら』
『このねじれて歪んだ終着点とは、また別の………』
『………そこへ繋がる選択肢は、きっと見つかるはずです』
「えとそれってどういう…」
『だから………ナギ先生』
「え?あっはい…」
『どうか………キヴォトスの未来を……お願いします』
ぇ…いやちょおっとまてえぃ!……最後いる絶対なんか需要なこと言ってた気がするけど聞き取れんかったぞ?!あちょっと意識が遠のいて…い……く………。
―――――
―――
――
―
「…ギ……先生」
(あれ?俺って女友達いたっけ…?いや、、まあとりあえず動画撮らないといけねぇから起きるか)
そう言いつつ俺が目を開くと、黒髪眼鏡のエルフ耳の女性が佇んでいた。
「目の前に美人……なんだ夢かHA☆HA☆まあこんな美人が現実にいるわけ…」
そう言いつつ俺は自分の頬をつねるが。
「え…普通に痛いんだけど……」
「ハァ…夢でも見られていたようですね。集中してください」
(寝て起きたら知らん場所だった奴に言う態度かそれ)
「はい…」
「もう一度、あらためて今の状況をお伝えします」
「私は『七神リン』、学園都市『キヴォトス』の連邦生徒会所属の幹部です。そして貴方は恐らく、私たちがここに呼び出した先生………のようですが」
「え?マジか…俺が先生なら教育的から一番かけ離れてるんですけど。」
「……ああ。推測系でお話したのは、私も先生がここに来た経緯を詳しく知らないからです」
「……混乱されてますよね、分かります。こんな状況になってしまったこと、遺憾に思います。でも今はとりあえず、私についてきてください」
「どうしても、先生にやっていただかなくてはいけない事があります」
「具体的には何すりゃいいんだ?」
殺しとかなら俺はやらんぞ。
「…学園都市の命運をかけた大事なこと……ということにしておきましょう」
「それでは、行きましょう。それにあの方も待っていますし…」
「あぁ…」
◇◆◇◆
俺と七神がエレベーターから降りると、複数の女子生徒と何やら見覚えのある一人の男と揉めているようだ。
「もう正直言って帰りたくなってきたぞ」
「えぇ…同感です」
どうやらこっちでもあいつとドンパチやるみたいですね(白目)