インタビュー【アイドル編】
【女優初挑戦ですが、今のお気持ちは?】
「ん〜、アイドルの仕事もいつも挑戦だと
思ってやっているので!人生いつも挑戦です!」
【自信ありそうですね】
「まぁなんとかなるかなって!
だって、今回の仕事は側に世界で1番信頼できる人がいるので」
「ねっおにいちゃん」
Scene2『プロローグ』
星菜の出産から4年程が経過し、
蒼人は4歳になった。
「ひーくん、お着替え出来た?」
「あい!できた!」
「はい、よく出来ました〜。幼稚園楽しい?」
「うん!たくさんおともだちつくるの!!」
「あなたなら、すぐ出来るわよ〜」
「へへ〜。でもね、ぼくおかあさんだいすきなんだー!」
蒼人の言葉に感極まり、星菜は蒼人を抱きしめていた。
「ん〜、本当いい子ね〜、かわいい〜」
「ひひ〜、おかあさんあったかい」
大好きなお母さんに抱っこされたのが嬉しい様で、
蒼人は満足そうな顔をしていた。
「あぁ、もう。この子、本当に可愛い!
何で、こんなに可愛いの!・・・神様からのギフトテッド?」
「馬鹿なことを言うな。」
八神星菜はそれはそれは、かなりの親バカになっていた。
蒼人が可愛らしいのもあるが、
それを差し引いても大層な親バカになっていた。
「お父さん、それは酷いわよ!見てよ!ひーくんのこの可愛さ!
正に神様からの贈り物よ!今世紀最大の天使よ!」
「何故こいつは、こんな親バカになった」
蒼人にとって、祖父にあたる隼人は深く項垂れていた。
「おじいちゃん、おげんきない?だいじょうぶ?」
「蒼人・・・いや、大丈夫。おじいちゃんは元気だ」
「ほんと?」
「あぁ、本当だ」
「へへ〜、おじいちゃんだいすきー!!」
「おじいちゃんも蒼人が大好きだ。」
蒼人は祖父に抱きついていた。
隼人は、先程自分が言ったことは忘れたと言わんばかりに、
デレデレの表情で、蒼人を甘やかしていた。
「・・・お父さん?(ジト目)」
「!(咳払い)まぁ、何だ。
星菜もそろそろ、行かないといけないんじゃないか?」
「へ?あ、もうこんな時間!お父さん、ひーくんお願い!」
「おかあさーん!」
「はい、どうしたの?」
蒼人は出かけようとする母の元へ行き、
期待する様に手を広げた
「いってらっしゃい!!」
「はい、いってきます」
「ひひ〜」
そして、母から抱きしめてもらい、
とても満足そうな顔をしていた。
「さて、蒼人お前も行くぞ」
「はーい!!」
星菜は蒼人を産み、1年は実家で暮らしていた。
その後、息子が大きくなったこともあり、
フリーで芸能活動を再開する為、京都から東京に戻ってきた。
その際に、息子を1人残すわけにはいかないと、
旅館を経営していた手腕を買われ、
マネージャーも兼ねて祖父の隼人も東京に出てきた。
その為、現在は3人で暮らしている。
また、蒼人にとっては祖母。
星菜にとっては、母にあたる、
八神詩野は、現在京都の旅館を経営中である。
「せんせー、おはようございます!!」
「あら、蒼人くん。今日も元気ね。」
「はい!」
「いい子ね〜。じゃあ、おカバン置いてこよっか」
「はーい!!」
蒼人は、元気に先生に挨拶し、
幼稚園に通っていた。
そして、友達の元へ会いに行った。
「ルビーちゃん、おはよー!!」
「あ、蒼人くんおはよー!」
蒼人はルビーと呼ばれる女の子と話していた。
この2人は、元気なのもあり、普段から仲が良いのだ。
「ねぇ、ルビーちゃんきのうのテレビみた?」
「昨日はNステ見てたの!」
「エヌステ?」
「蒼人くん知らない?」
「しらない!」
「あのね、音楽番組なの!
昨日は私の推しのアイが出ててね?とっても可愛かったの!」
「あい?」
「えぇー!!蒼人くん、アイを知らないの!?」
「しらなーい!!」
「えぇー!勿体無いよー!アイを知らないなんて、人生損してる!
人生の半分は損してるよ!」
「???」
『そうだった!!ここだと、みんな子どもなんだった!』
優(説明しよう!!ん?誰かって?1話に登場した、綱井優介だ!!)
吾(同じく!1話に登場した、雨宮吾郎だ!!)
((2人揃って!早期退場ブラザーズ!!イェーイ!))
優(さぁ、始まりました!【推しの子〜アオの行方〜】解説コーナー!)
吾(この解説コーナーは、本作に登場する用語や、
時系列諸々を解説していくコーナーです!)
優(また、この解説コーナーは本編には一切関係致しませんので、
ご安心ください!)
吾(そうです!なので、誰が解説するのかそちらにもご注目ください!)
優(では、何故我々2人なのかと申しますと。
その話で、出番のないキャラにやらせようということで、
我々2人になりました。
え!?俺、出番ねぇの!?)
吾(お前なんかマシだ!俺なんか行方不明なんだぞ!)
優(うるせぇ!こちとら、生きてんのに出番ねぇぞ!)
吾(知るか!生きてんならマシだろうが!)
優(バカやろう!お前は結構色々あるだろうが!)
吾(ネタバレ禁止!)
優(ここで解説するから関係ねぇ!さっさと解説しろ、マンゴー野郎!)
吾(うるせぇ、舞妓はん!(咳払い)さて、それでは解説していきましょう。
実は、ルビーですが、この子は少し特殊な子なんです。)
優(どう特殊なんですか?)
吾(はい、ルビーちゃんですが、何と前世の記憶を持っているんです。)
優(前世の記憶ですか?)
吾(はい、そうです。
実はルビーちゃんですが・・・前世はさりなちゃんなんです!)
優(なんと!?さりなちゃんなんですか!?)
吾(そうなんです!いや〜、可愛かったですが。
また、可愛い子に転生出来てよかった。)
優(そうですね〜。新しい人生では、幸せになってほしいものです。)
吾(それでは、解説終了ー!!)
「ねぇ、ルビーちゃん」
「な、何かしら?」
「ルビーちゃん、あいってひとすきなの?」
「そう!大好きなの!」
「そうなの!?どんなひと?おしえてー!」
「うん、いいよ!あのね、アイってね!」
ルビーは、アイについて話していた。
その笑顔は、難病に苦しんでいた、悲痛なものではなく。
ただ、好きなものを語る、可愛い女の子であった。
「どう!?ルビーの魅力わかってくれた?」
「ん〜、よくわかんなかった!」
「もぅ!!あんなに説明したのにー!!」
「でもね」
「何?」
「ルビーちゃん、とってもかわいかった!」
「え!?」
「あのね、アイについておはなししてるルビーちゃんキラキラしてた!」
「そう?」
「うん!とっても、たのしそうだった!」
「あ、ありがとう」
まだ、幼いということもあるが、
ルビーの言っていたことは全て理解出来ていなかった。
しかし、ルビーにとって大切な存在であることを理解し、
蒼人はそれを肯定したのだ。
相手の笑顔に呼応し、相手に笑顔を与えて。
「ルビー、何やってんだ?」
「お兄ちゃん」
「あ、アクアくんおはよー!!」
「おはよう、蒼人」
蒼人とルビーが話していた所に、
アクアと呼ばれる男の子がやってきた。
吾(説明しよう!!)
優(本日2度目の!)
((【推しの子〜アオの行方〜】解説コーナー!))
優(さぁ!本日2度目の解説コーナーです!)
吾(そうです、2度目です!)
優(ここの解説は、是非とも雨宮さんにやっていただきましょう!)
吾(え、いいのか?)
優(流石にお前がやらねぇと)
吾(ありがとう、優介!)
優(いいってことよ。それいけ!吾郎!)
吾(元気100倍!それでは、解説致しましょう!
先程、ルビーの解説をしましたが今回はアクアの解説を致しましょう!
その前に、アクアとルビーは双子の兄妹ですので、補足致します)
優(ありがとうございます。アクア君にも秘密があるんですか?)
吾(そうです、あります!)
優(それは、どの様な?)
吾(なんと)
優(なんと?)
吾(・・・彼の魂にも、前世の記憶が宿っているのです!!)
優(んなこったろうと思った)
吾(反応薄!)
優(早よ言え)
吾(振っといてこれかよ。まぁいい。
アクア君には、私、雨宮吾郎の魂が転生しているのです)
優(何と、雨宮吾郎?)
吾(そうです、私です)
優(くそ、美少年に転生しやがって)
吾(どうだ!羨ましいか!)
優(まぁ、前世が残念だったから、まぁいいか)
吾(残念とはなんだ!)
優(それでは、解説終了ー!!)
吾(あぁ!終わらすな!)
「んで、2人は何してるの?」
「ルビーちゃんに、アイについておしえてもらってたの」
「アイ?」
「そう!すっごくたのしかった!」
「楽しかったなら、よかった」
アクアは前世の記憶を持ち、幼稚園に通っていた。
その中で、蒼人との日々は楽しいものだった。
精神年齢の差もあるが、蒼人の笑顔を見ると、
まるで我が子を見ている様な気になったのだ。
「ひひー。ねぇ、アクアくんもアイがすきなの?」
「うん、僕も好きだよ」
「そうなの!?なら、きょうだいでおそろいだね!」
「双子だからね」
「いいなー、ぼくきょうだいいないから、うらやましい・・・」
蒼人は1人っ子であった。
その上、仕事で母は家を空けることも多く、
とても寂しい日々を送っていた。
だから、双子の兄妹であるアクアとルビーが羨ましかったのだ。
「なら、蒼人君、私達と兄弟になろう!」
「え?」
「ルビー?」
「いいじゃん、お兄ちゃん。蒼人君、いい子だもん。私好きなの!」
「いいの!?」
「うん!これからは、兄弟だよ!」
「わーい!!」
「まったく、勝手なんだから」
蒼人は、兄弟が出来たことを喜んだ。
血は繋がっていなくても、他者との繋がりがあることを喜んだ。
彼にとって、繋がりは幸福を意味していた。
「はーい、皆さーん!集まってくださーい!」
『はーい!』
「さぁ、お遊戯の時間です。
踊りの練習をして、保護者の方々に見てもらいましょうねー!」
『はーい!』
蒼人達は、お遊戯会で踊る為、練習することとなった。
しかし
「・・・私やらない!」
「ルビーちゃん!」
ルビーは飛び出して行った。
先生が追いかけて行ったが、捕まえることはできなかった。
「アクアくん、ルビーちゃんおそといっちゃったよ?」
「うん。でも、大丈夫。何処にいるかわかるから。」
「なら、おむかえいこう!」
「うん、行ってくる」
「ぼくもいくー!」
「いいよ、僕1人で。」
「ダメー!ぼくもいく!」
「何で、行きたいの?」
「だって、ぼくたちきょうだいでしょ?
きょうだいは、たすけあうんだよ?」
「・・・ルビーが気に入った理由がわかるよ」
「?」
「いいよ、行こう?」
「うん!」
蒼人の素直さ、思いやりをアクアは嬉しく思っていた。
そして、前世での友を思い返していた。
「えっと・・・あ、あそこだ」
「ルビーちゃ〜ん!」
「お兄ちゃん、蒼人君・・・」
アクアはすぐにルビーを見つけた。
しかし、ルビーの表情は悲しげだった。
「何で、逃げ出すのさ?」
「私、ダンス下手だから。ていうか、した事ない」
「あん?」
ルビーは前世の事を思い出していた。
病気を抱えており、満足に動けなかった時期を。
思い切り動きたいのに、身体が動いてくれない悲しみを。
ルビーにとって、とても辛い過去だった。
「ルビーちゃん、もったいないよー」
「蒼人君には、わからないよ」
「うん!わからない!」
「わからないなら、言わないでよ!」
「でもね?ルビーちゃん、とってもおどりたそうだよ?」
「え!?」
ルビーは本心では踊りたかった。
しかし、過去に経験が無いこと。
そして、自信の無さから、
踏み出せずにいた。
「ルビーちゃん、ほんとはおどりたいんでしょ?」
「そ、そんなことない!」
「あのね?ぼくもだんす、はじめてなんだー!」
「え?」
「だから、いっしょにおどろ?」
「ひ、蒼人君・・・」
「みんなでおどれば、たのしいよ!」
蒼人は、人との輪を望み、周りを笑顔にしたいと考えていた。
それは、母からの愛により優しさを得たからだ。
「・・・いいの?」
「うん!みんなでおどろ!」
「ごめんね、酷い事言って」
「なにかいったの?」
「え!?だって、私八つ当たりしたんだよ?」
「でも、ごめんなさいしたでしょ?」
「そ、そうだけど」
「ね?これで、なかなおり!」
「・・・あ、ありがとう」
「ひひー、きょうしつもどろ?」
「うん!」
ルビーから受けた言葉を、蒼人は気にしていなかった。
ルビーが笑顔になったこと、一緒に踊れることが、
彼にとって幸せだったから。
その後、教室に戻り、みんなで練習した。
そして、アクアとルビーは自宅に帰った。
「うわ!」
ルビーは、1人ダンスの練習をしていた。
しかし、前世が動ける身体ではなかったことから、
慣れずに悪戦苦闘していた。
「あれ?ダンスの練習?じゃ、ママも一緒にやろーっと」
1人でダンスの練習をしていた、
ルビーの元へルビーの母親がやってきた。
「今度ライブで昔の曲やるから練習しないと」
ルビーの母は、踊り出した。
踊りを見ていたが、ルビーから指摘が入った。
「ママ、そこの振りちょっと変」
「ん?」
「武道館の時は、もっと手高かった。」
「覚えてたの?ありがとう。どんなだった?」
「えっと・・・うぁ!」
「大丈夫?・・・ルビーの動き方、なんか倒れる準備をしてるみたい」
ルビーの前世、さりなは病気の身体であった。
満足に動けない為、倒れることも多かった。
なので、身体がいつ倒れてもいい様に、
本能で準備をしていた。
「よいしょ」
「ママ?」
「ルビー、転ぶのを恐れたら、もっと転んじゃうものなんだよ。
もっと、堂々と。胸を張って立つの。」
そう言い、倒れたルビーを抱き上げ、
彼女を勇気づけた。
「大丈夫、ママを信じて」
その言葉に勇気を貰い、家族が寝静まった頃に、再度踊り出した。
そして・・・
「おぉー!!ルビーちゃん、
凄いわねー!こんなに踊れる様になるなんて!」
「たくさん練習しました!」
「偉いわね〜、みんなもルビーちゃんに負けないように練習しましょうね〜」
『はーい!』
「ルビーちゃんすごーい!どうやって、おどれるようになったの?」
「ふふん。それはね。」
「それは?」
「ママを信じたの」
「ママ?」
「そう、私の大切な」
ルビーは、母を信じた。
自分にとって、光そのもの。
生きる希望。
そして、自分が愛している、たった1人のママ。
星野アイを。
「ルビーちゃんのおかあさん、ダンスじょうずなんだね!すごーい!」
「へへん!ママはもっともっと凄いんだから!」
「ねぇ、ルビーちゃん。ぼくにもおしえて!」
「うん!踊ろう!これからも!何度でも!」
『だが、この約束が果たされることはなかった。
アクアとルビーは冬になると、蒼人の前から姿を消した。』
11年後
インタビュー【役者編】
「僕は自分の演技で、人を幸せにしようなんて思ってない。
僕は、僕の為に演じるし、そこに何を感じるかは皆の自由だけど。
僕は誰も愛さないし、誰かに愛されても、それに何かを返す事はない。
それでも良いって人だけ好きになってくれたらいい。
どう受け取ってもらってもいい。」
「演じる事は、僕にとっての復讐だから」
1人の、少年は憎しみに導かれ。
「おい、まだかかるのか?」
「もー!ちょっと待ってってば、お兄ちゃん!
この制服可愛いけど、フクザツなんだもん!」
1人の少女は、夢に導かれた。
「初日から、遅刻は勘弁してくれよ」
「でも、本当かわいいーっ!」
「・・・スカート短か過ぎないか?」
「お兄ちゃんて、昔からおっさんくさいよね。」
1つの物語は終わり。
「・・・あ、そうだ!」
「ママ、行ってきます」
そして、もう1つのアオの復讐劇が始まる。
「ねぇ、お兄ちゃん」
「何だ、ルビー」
「彼、元気かな?」
「あぁ、アイツなら元気だろ」
2つのアオが出会うまで、あと・・・
Scene2『プロローグ』 end
・各キャラの容姿説明(オリキャラのみ)
八神蒼人
容姿: 白鳥藍良(現在の年齢は4歳)