バカとテストと召喚獣 ~少し人間不信な少年の物語~ 作:漆黒
人は何故傷つけあうのだろうか?
その理由は、やっぱり自分のためなのか
自分の利益しか考えないから争いが起きる
他を思えというのは無理な話かもしれない
だけど、同じ人なのに傷つけあうのは…
……く……
…あ……ん
「明久くん!!」
「うわぁ!?」
「もう、ボケっとしてどうしたんですか?」
今、僕を呼びかけたのは瑞希ちゃん
僕の数少ないまともにしゃべれる子
小学校からの付き合いである
「ごめん、ちょっと考え事をしていて…」
「もう、彼女を放っておく彼氏がどこにいるんですか?」
「ほんとに、ごめん」
「もう…」
この通り、僕と彼女は付き合っている
確か、僕があの状態に陥って、助けてくれたときだったけな?
――――あなたのことが好きなんです!!
あの言葉のおかげで、今があるんだから、感謝しなくちゃね
その前に、
「全く、アキ君って…」
ムスッてしてる彼女の機嫌を直さないとね…
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校門に行くと、肌黒い筋肉隆々の男がたっていた
西村 宗一先生だ
ここはあえて…
「おはようございます、鉄人先生」
「おはようございます、西鉄先生」
「ああ、おはよう、って吉井、その呼び方はやめんか、そして、姫路その呼び方にすごい悪意がこもってるぞ…」
「気のせいですよ、先生♪」
「だといいのだが…」
今の先生が、西村先生。確か、趣味がトライアスロンという、ありえない先生で、さらに鉄拳指導という現代じゃありえない指導をしていて、他の生徒から恐れられている。だけど、とても生徒思いで、何か困っている生徒がいたら助けてくれるという現代じゃやっぱりあまり見ない先生だ。僕の数少ない、完全に心を開ける相手でもあるのだ。あの時はすごかったな。正面からぶつかり合う先生と今まであったことなかったから…
そして、僕の意識は先生の声で現実に戻された
「コレが、お前らの今年のクラスだ」
先生から封筒が渡される
「まさか、コレを全員分やるんですか?」
「まあな」
「何故このようなめんどくさいことを?」
「ストレートにいったな、姫路…」
「えへへっ」
「瑞希ちゃん、今そこは笑うところじゃないんだけど…」
「コホン、簡単に説明してやるなら、学園長がやれといったからな」
「すごく、シンプルで逆に分かりやすすぎました」
「ということだ、ほいと」
「いいえ、先生、僕達はもうどこ行くか分かっていますから…」
「ダメだ、一応コレも俺の仕事だからな」
「マジメですね」
「こうじゃないと、生徒と正面から向き合えんからな」
「それでは、僕達は行きます」
「おう、気をつけろよ」
そうして、僕達は教室に向かう
クラスが書いてある封筒を持って
吉井 明久 Fクラス
姫路 瑞希 Fクラス
次は更新未定です
それでは、今度ともよろしくお願いします