バカとテストと召喚獣 ~少し人間不信な少年の物語~ 作:漆黒
~現在~
僕と瑞希ちゃんが3階に上がると、Aクラスの教室が見えた
少し、興味がわいたから覗いてみると、そこには、リクライニングシート、ノートパソコンとか、もう説明したくないほどすごかった
「ここ、教室なんですか!?」
「みたいだねー、アハハ…」
あまりにすごすぎて、苦笑してしまった
教室には朝早いのに、生徒がちらほら見える
どのくらいいるかなと、数えていたら腕のすそを引っ張られた
誰かと思ったら瑞希ちゃんだった
「私達も早く教室に行きませんか?」
「そうだね、ここに長居して邪魔になったらいけないからね…」
そうして、僕達は教室に向かった
~Fクラス教室前~
「何、なんでしょうか、ここは?」
冷や汗をかきながら言ったのは、瑞希ちゃんだ
しかも、教室前に来て5分たってからのコメントである
ちなみに僕は一言も喋れなかった
なぜならば、Fクラスの教室はどこをどう見ても廃屋にしかみえないのである
絶句するのは無理もないのは当たり前だと思う
「本当に教室なのかな?」
「現実逃避はよくないですよ、アキ君…」
「そういう、瑞希ちゃんだって…」
「だ、だって…」
「ま、ここで突っ立ても意味ないし、教室に入ろうか?」
ガラ
「遅かったな、蛆虫野郎」
ガラ、ピシャ
見なかったことにしよう
「何があったんですか?」
「いやちょっと変な幻覚を見たような気がして…」
「昨日しっかり寝ましたか?」
「そのはず…」
仕方ない、もう一度試してみよう
ガラ
「どうした、ごm――」
ガラ、ピシャ
ガラ
「いい加減は入れや!!」
やっぱり、疲れているのだろう
こんなところにゴリラがいるわけがない
「テメェ、人をゴリラ扱いするとは…」
「先に、僕のことを蛆虫呼ばわりした人に言われたくないよ」
しばらく、にらみ合う
「まさか、アキ君そっちの気が…」
「「ないよ(ねぇよ)!!」」
「いや、見つめ合っていたので…」
開いた口がふさがらねぇぜ
嘘だけど…
「ま、とりあえず、入っておけ」
「それではお言葉に甘えて…」
中に入ると見に入るのは、畳とちゃぶ台、割れた窓、天井には蜘蛛の巣
「ごめん、やっぱいいや」
「諦めろ、これが現実ってやつだ…」
ひどすぎる、いや、こうなのは最初から知ってたけど、実際に見るとね…
「そういえば、席はどうなってるんですか?」
「そこは自由だ」
「とりあえず、席を確保しよう」
僕と瑞希ちゃんは席を確保する
場所は日陰で風通しが良い場所
冬だったらきついかもしれないけど、今はどうでもいいしね
そのとき一つの疑問が浮かんだので質問してみる
「そういや、雄二はなんで教卓に立っていたの?」
そういや紹介が遅れた
この赤髪ツンツンゴリr「ゴリラじゃねぇ!!」地の文までツッこまないでよ…
とりあえず、こいつは坂本雄二
僕の悪友である
紹介以上、そのほかについては別の機会に…
とりあえず質問にもどろう
「ああそれはな…」
溜める雄二
「――俺が暇だったからだ…」
「ふざけんじゃねぇぞ、コラ!!」
「冗談だ」
「冗談かよ!!」
やばい、ちょっとキャラが崩れたじゃないか…
「本当の理由は俺がこのFクラスの代表だからだ」
瑞樹ちゃんは驚いたけど、僕は別に驚かなかった
だって知ってるからね
――頼む、Fクラスになってくれ
――Aクラスに勝って―――
「お~い、明久?」
「うわぁ!?」
「何驚いてんだ?」
「そりゃ誰でもゴリラが目の前に来たら驚くと思うよ?」
「テメェ…」
「とりあえず、先生くるまで待ってようか、瑞樹ちゃん?」
「ハイ!!」
そうして僕たちは先生が来るまで待つことにした
人間不信むつかしい
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