バカとテストと召喚獣 ~少し人間不信な少年の物語~ 作:漆黒
~回復試験会場~ 明久side
今現在僕と瑞希ちゃんは回復試験を受けている
理由は至って簡単
僕と瑞希ちゃんは点数が
まぁ、正確には途中退席で点数がないだけなんだけど…
ただ、雄二は今回の戦争では僕を使わないつもりらしい
そしたら、何のためにしているのがわからなくなるけど、まあそこは暇つぶしということで
となりを見ると瑞希ちゃんがものすごい速さで問題をといていた
そうだね…僕も
そう僕が鉛筆を握り直した時に、不意に扉が開いた
視線を向けると秀吉だった
僕はまた視線を問題用紙に戻す
やっぱり、ゆっくり解くとしよう…
~廊下~ 須川side
「須川、木下たちがDクラスの連中と渡り廊下で交戦状態に入ったわよ!」
「わかった」
今はDクラスとの交戦
慎重にいかないと押し切られたら終わりだ
この作戦の一番のポイントは姫路さんがやってくるまでの時間稼ぎ
とりあえず、前線の戦況を把握しておくか…
『さぁ来い!この負け犬が!』
『て、鉄人!?嫌だ!補習室は嫌なんだ!』
『黙れ!捕虜は全員この戦闘が終わるまで補習室で特別講義だ!終戦まで何時間かかるかわからんが、たっぷりとしどうしてやるからな』
『た、頼む!見逃してくれ!あんな拷問耐えれる気がしない!』
『拷問?そんなことはしない。これは立派な教育だ。補習が終わる頃には趣味が勉強、尊敬するのは二宮金次郎、といった理想的な生徒に仕立て上げてやろう』
『お、鬼だ!誰か、助けっ――――いやぁぁぁ…』
カオスだった…
やばいな、これは、いや使える
「おい、寺島」
「なんだ?」
「中堅に伝えろ、総員突撃とな」
「しかし…」
「手柄には最高の
「分かりました!!」
ちょっと、チョロすぎやしないか?
とりあえず、Dクラスはあれをみてそれなりに士気は落ちている
そこにぶつければ
『こいつら補習が怖くないのか!?』
『く、くるなぁぁぁ!!』
予想通りだ
そしたら前方から木下がやってきた
「木下どう?」
「もうかなりヘロヘロじゃな。これ以上は無理じゃ…」
「だったら、回復試験を受けたらどうだ?」
「そうさせてもらうのじゃ」
とりあえず、隊長たちがだべってるのはダメだし、俺らも行くとしよう
って、あれって五十嵐と布施か!?
「島田、化学に自信は?」
「ない、60点常連」
「だったら、あの二人に近づかず、学年主任まで行くぞ」
「高橋先生ね?」
隅を移動する
まあ、それは怪しく思われるだけで…
「あっ、そこにいるのはFクラスの美波お姉様!!五十嵐先生、こっちに来てください!」
「やべぇ、みつかった!!」
こうなったら…
「島田、ここは任せた!!」
「普通は逆じゃない!?」
「現実はそう簡単じゃないってことさ」
「お姉さま!逃がしませんわよ!!」
「くっ、美春!やるしかないのね…」
相手は既に召喚獣を出している
『―――
『Fクラス 島田美波 vs Dクラス 清水美春
化学 53点 vs 94点 』
さらっと嘘つきましたねー、島田さん…
どこが常連なんだよ…
まあ点数がものをいうこの戦争
流石にここで死なれたら大変だから加勢すっか
「サモンっ!!」
『Fクラス 須川亮
化学 156点』
「えっと清水だっけ?ごめん、邪魔なので死んでくれ」
さくっと胴体と頭を分ける
これはこれでそれなりにグロイな…
『戦死者は補習』
「お姉さま!美春は諦めませんから!このまま無事で卒業できるとは思わないで下さいね!」
その発言は色々アウトだ、清水さん
ここ、ホント変なの多いよね…
気を取り直して進むか
一応、須川は…なんなんだろう?