バカとテストと召喚獣 ~少し人間不信な少年の物語~   作:漆黒

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あっれ~?なんでこうなった?


第7話 Dクラス戦 後半

~回復試験会場~ 明久side

 

うーん、やっぱ暇だな…

正直いって暇だ

なんか解く気力がでない…

二人を見てみる

瑞希ちゃんは…あれ?もう終わり?

採点を終わらして、教室を出て行った

秀吉も、少しだけといていっていってしまった(なんかややこしいや)

要するに、今ここには僕一人ってことか

もういいか、どうせ今回は何も出来ないし

そうして、僕は一つ以外すべて空白(・・・・・)の答案用紙を提出した

 

~廊下~ 須川side

 

正直いって劣勢だ

状況的には、な

あっちは多分基本力技でつぶしに来るはず

しかし、今回吉井がでてこないなんてな

やはりなんか(・・・)があるのかね

 

「須川隊長!横溝がやられた!これで布施先生側は残り二人だ!」

「五十嵐先生側の通路だが、現在俺しかいねぇ!援軍を頼む!」

「藤堂の召喚獣がやられそうだ!助けてやってくれ!俺は今動けない!」

 

本軍に要請したいところだがこの作戦の本質は時間稼ぎだ

戦力はあまり割けれない…

ここは俺らで持ちこたえるしかない

吉井だったなら…

 

「布施んとこは召喚獣を防御に、五十嵐は総合学科の人と交代しながら効率良く勝負、藤堂は野田が援護しろ」

 

こういうのだろうかな

 

『了解!!』

 

みんな俺の指示通りに動く

一応隊長として扱ってくれるようだ

 

「Fクラス、まさか時間稼ぎが目的か!?」

「何を待っているんだ!?」

 

クソ、気づかれちまったか!!

流石はDクラスってとこか…

 

「おい、奴は?」

「準備できました」

「大変だ!斥候からFクラスが世界史の田中を呼び出したと報告が!」

「せ、世界史の田中だと!?」

「やつら、長期戦が目的か!!」

「隊長、Dクラスは数学の木内を連れ出したみたいだ」

 

やつらはこちらと逆、短期決戦が狙いか…

後、少し、もうちょっとだ

 

「斎藤、偽情報を流せ」

「対象は?」

「先生たちに流す、ほかのところに向かうように」

「なるほど、内容は?」

「お前に任す。なんとかしろよ」

「わかった」

 

そういって走り出す

なんだか嫌な予感がするのは気のせいだな

 

「一対一じゃ、勝てねぇ。コンビネーションを重視しろ」

 

 

 

~教室~ 明久side

 

暇なので教室に戻ってきた

まぁ、どうせこの後試験受けることになるし、問題無い

点数なんて別にどうでもいいから

教室には雄二と、斎藤君だっけ?がいた

 

「よう、明久、テストは?」

「それなりに」

「んでどうしたんだ?」

「何をしているのかと思って」

「実はこれを流してもらおうとしてな」

 

どれどれ、内容は…

これはひどい

 

「これはダメじゃない?」

「いいじゃないか、確実に士気は上がると思うが…」

「じゃあ、いいんじゃない?」

「ってことだ、斎藤頼んだぞ」

「わかった」

 

そうして、走り去る斎藤君

そして、僕と雄二だけが取り残される

二人だけの世界ってなんかいい響きだけど、野郎二人じゃアレだね

 

「最近どうだ、明久?」

 

雄二が話を振ってくる

 

「別に、代わり映えしないよ、少なくともは」

「そうかそれは良かった」

「心配されることはないんだけど…」

「気にすんな。少なくともお前は気にしなくてもいい」

「そうだね、だってまず…」

 

ガラッ

 

「Dクラスここにいる全員が数学でFクラス――「Fクラス吉井明久がすべて受けるよ」

「お客さんを出迎えなきゃね」

 

 

~廊下~ 須川side

 

『塚本、このままじゃ埓があかない!』

『もう少し待て!今数学の船越を読んでいる!』

 

拮抗状態を伝えると、俺らには好ましくない会話が聞こえてくる

俺も参加するかと考えていると

 

ピンポンパンポーン 《連絡致します》

 

キタ、これでいける

ナイスだ、斎藤

 

《船越先生、船越先生》

 

しかも、ちょうどいいぞ

 

《須川亮君が体育館裏で待っています》

 

…おい、おかしくないか?

 

《生徒と教師の垣根をこえた、男と女の大事な話があるそうです》

 

バカ野郎!!なんてことをしてくれたんだ

相手は船越だぞ!?俺にBBA趣味はねぇ!!

婚期のがして、単位を使って交際を迫る、船越だぞ!?

斎藤、後で殺す、FFF団使って殺るぜ…

 

「須川、あんた顔が怖いわよ…」

 

知るか!!あんなん流したら確かにいくな

だけど、俺の貞操がやべぇよ、こんちくしょう!!

 

「隊長………アンタぁ男だよ!」

「ああ。感動したよ。まさかクラスのためにそこまでやってくれるなんてよ」

 

不本意だけど士気が上がった

 

『聞いたか今の放送』

『ああ。Fクラスの連中、本気で勝ちにきているぞ』

「あんな確固たる意志を持ってる奴らに勝てるのか……?』

 

更に不本意だが相手の士気が下がった

全くどうにでもなりやがれ!!

 

~Fクラス教室~ 明久side

 

「あなた一人ってDクラスを馬鹿にしてるの?」

「いや、別に。代表やられちゃやばいから」

「まぁいいわ、時間が少しだけかかるだけだし、行くわよ」

試験召喚(サモン)

試験召喚(サモン)っと」

 

『Dクラス 11人 

数学  平均135点』

『Fクラス 吉井明久

 数学    2点 』

 

『2点!?』

「ちょっと、その点数は何!?」

「ん?これが僕の点数だけど?」

「くっ、舐めてかかってるわね、みんな行くよ」

 

いや、まさかやることには思わなかった

これならもうちょっと解くべきだったかも

ちなみに僕の装備は学ランに木刀といういかにもチンピラって感じだ

まぁ多分今回だけだろう

次はまともにとけば変化してるはずだから

 

「せいやっ!!」

 

一人目が正面から切りかかる

僕はそれを左によけて足払い

うまいこと持ってた剣が喉に刺さる

続けてくる、二人目を飛んで交わし、そこに飛んでくる三人目の攻撃をつかみ二人目に叩きつける

これで三人戦死っと

 

「えっ?ナニコレ?」

「ありえない、強すぎる…」

「どうするの?」

「こんなのマグレよ!!みんな言っちゃいなさい」

 

その娘以外全員飛びかかってくる(もちろん召喚獣ね)

一人目は攻撃を左にいなし、さっきの人の武器で頭を飛ばす

二人目は突っ込んでくる

あれはランスか、めんどくさい

そのまま上に飛びがら空きになってる頭を木刀で叩き込む

三人目は近接格闘家か…

右のパンチを左手ではらう右のキックをしゃがんでよけつつ、軸足をける

空中に浮いてるとこを心臓らへんを狙い、掌底を繰り出す

四、五人目は二人がかりからの攻撃

交互に攻撃を繰り出してくる

うん、実にうまいと思う、もっと召喚獣の扱いがうまかったらね

四人目のしたからくる攻撃を右によけ左からくる攻撃を掴み取る

 

「えっ!?」

 

それをそのまま四人目に叩きつけ、そこに落ちていた剣で二人まとめて串刺しにする

 

「どうしたの?ほらおいでよ…」

「く、クソがァァ」

 

直線的攻撃

そして目をつぶってる

相手はすごい速さで迫る

スピードに乗っている突き攻撃を紙一重で交わし、木刀の剣先を相手の召喚獣の心臓らへんに向ける

そして

ザクッ――

刺さり、倒れる

 

「う、うわぁぁぁぁ!!」

「もうどうにでもなれ!!」

 

二人一緒に突っ込んでくる

――全く学習しないなぁ…

二人はそのまま脚をもつらせ、そのままぶつかりそのまま自滅した

 

「それで、君が最後みたいだけど?」

「ひ、ひぃ…」

「これでもやるの?」

 

相手は完全に怯えきっている

 

「僕に弱者をいたぶる趣味はないよ、君がここから引くのであれば僕は追わない」

「……」

 

どうやら、びっくりしすぎて答えることもできないようだ

まぁ、あんだけ点数差があったのにあんなことされたらねぇ?

 

「…ゎ…ぅ」

「え?」

「私は、弱者じゃない!!試験召喚《サモン》!!」

 

『Dクラス 岩崎理緒

 数学   356点 』

 

これはこれは実に大変すごい点数で…

勝てる気があんましないや…

 

「はぁ!!」

 

とてつもない気迫

これは剣道かな?

動きがそれっぽい感じがする

だけど所詮は剣道

それは技という型をかけるに過ぎない

要するに攻撃の起動は修正できない

そんな技がない限り…

 

「な、なんで!?」

「何が?」

「なんど当たらないの!?」

 

僕はしばらくの間、攻撃をせず、交わし続けていた

正直言って疲れてきた

仕方ない、これ以上疲れたくないし、反撃しようか

その前に手を見る

もう完全に怯えきっている

あれは絶望してるね

どうしよう、あんまりやりすぎると…

その時だった

 

『勝者Fクラス』

 

「どうやら、僕たちが勝ったみたいだね、ごめん」

「な、なんで謝るの?」

「怖い思いさせちゃったみたいだし…ホントにごめんね?」

「別にいいわよ…これは戦争なんだし…」

「だとしても、ごめん…」

「ああ、もう別にいいっていってるじゃない!!」

「あのぅ…そのぅ…うう…」

 

やっぱ、こういうのは苦手だ…

どうすればいいんだろ…

 

「ああ、もう煮え切らないわね…」

「ごめんね?」

「じゃあ、今度会ったときにでもいいわ、何か奢りなさい。それでいいわ」

「わ、わかった」

「じゃあね」

 

やっぱ、知らない人と話すのはあまりなれない

とにかく、今後も気を付けよう

 

「おい明久、戦後対談にいくぞ」

「わかった」

 

こうして、僕と雄二はDクラス教室に向かった

 

~廊下~ 須川side

 

時間は放課後

そして、俺たちは今人ごみに紛れているっ!!

なら、討ち取るには今がチャンス!!

 

「向井先生!!Fクラス須川が――「Dクラス玉野美紀 試験召喚(サモン)

「なぁ!?」

「残念だったね、船越先生の彼氏クン?」

「平賀ァ…」

 

くそ、ちょっとイラつくんだが…

いっそのこと本気で殺ったろうか?

おい落ち着け俺

ここで、切れたら作戦が…

 

「ちっ!!あと少しだっていうのによ…」

「何を言うかと思えば、彼氏クン。いくら人ごみに紛れて隠れようとしても、流石にFクラスの人間が近づいたら部隊がくるに決まってるじゃないか?ま、いなくても、きみじゃ無理だろうけど?」

 

やっべ、マジできれそうだわ

まぁ、要するにFクラスだけしか警戒してないってことだ、今の発言は

ってことで、精一杯の爽やかな笑顔を平賀に向けてやる

 

「確かにそうだな。俺じゃ無理そうだ。だからな―――」

 

少しもったいぶる

 

「姫路さん、あとは頼んだ」

「は?」

 

『何を言ってるんだ、この馬鹿は?』と言いった顔してるんだが全員…

まぁ、Fクラスにいるとはふつう思わないしな

 

「あ、あの……」

「え?あ、姫路さん。どうしたの?Aクラスはこの廊下は通らなかったと思うけど」

「いえ、そうではなく……」

 

もじもじする姫路さん

クソ、吉井が羨ましいぜ

 

「Fクラスの姫路瑞希です。えっと、よろしくお願いします」

「お、こちらこそ」

「その……Dクラス平賀くんに現代国語勝負を申込みます」

「……はぁ、どうも」

「あの、えっと……さ、試験召喚(サモン)です」

 

『Fクラス 姫路瑞希   vs  Dクラス 平賀源二

 現代国語 339点    vs  129点      』

 

「ごめんなさいっ」

 

一撃で、仕留め、この戦いは終わった

 

『勝者Fクラス』

 

 

 

 

 

 




なんか、ミスった気が…
この後の展開どうしよう…

ちなみに次は「Dクラス戦 戦後対談」となります
お楽しみに…してくれると嬉しいです

コメント・評価・アドバイス・批評etcetc…

よろしくお願いします

※キャラ紹介は原作一巻が終わったらしようと思います
 当分先になりますので少々お待ちください
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