100人の彼女と白蛇   作:KQ

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2期終わっちゃったなぁ…全体的にDBネタが多かったイメージ

出来れば年内に3期発表来てほしい



第2話:好本静は喋れない

 

前回、私の数少ない友人の愛城恋太郎は、100回の失恋を乗り越え、二人の彼女が出来た。

 

しかし、まだ恋太郎には98人の運命の人が残っている。一体彼の高校生活はどうなってしまうのか…本当に100股してしまうのか…原作でさえ現時点で32人なのに…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アニメ3期お願いしまァァァァす!!!」

 

 

「ジョジョ7部もアニメ化お願いしまァァァァす!!」

 

 

「誰に向かって叫んでんのよアンタらッ!?」

 

 

 

 

おっと、そうだった…現在、私と恋太郎、そして院田さんと花園さんは学校の屋上にいる。私は断ったのだが、恋太郎がどうしても会わせてあげたいと言い、食事がてら自己紹介することに…

 

「同じクラスだから知ってるとは思いますが改めて…一年四組、白蛇神符です。恋太郎からはプッチと呼ばれてます。よろしくお願い申し上げます」

 

「別にそんなかしこまらなくてもいいわよ…」

 

「プッチは日本人とアメリカ人のハーフで、キリスト教信者なんだ」

 

「なるほど…もしかして、さっきから手に持ってるその本のようなものは…」

 

聖書です。宗教にあたって、聖書は欠かせませんので…まぁ、聖書といってもカバーで隠してるだけで…」

 

「?」

 

プッチはカバーを外してその中身を見せた。

 

 

 

 

「中身は今週のヤングジャンプですけどね」

 

「ナチュラル宣伝」

 

 

「宗教信者ではあるけど、神様の存在を信じてるだけで、宗教規範に関してはズボラなんだ」

 

「確かキリスト教って、紅茶とかのカフェインを含む飲み物は禁止されてますよね?その点に関しては…」

 

「普通に飲んでますよ」

 

「逆になんで信者になったのよ」

 

「母親がアメリカ人で、礼拝とかも無理矢理参加させられたようなものです。離婚して5歳の頃に日本に引っ越してきました。今は父親と暮らしてます」

 

「…あの、一つだけ聞きたいことがあって」

 

「?」

 

 

 

 

 

 

「さっきから神符さんの後ろにいるその人?は……一体……?」

 

「「……え?」」

 

 

 

 

 

 

〜〜〜

 

「も、もしかして……見えてるんですか!?私のこの、『ホワイトスネイク』が!?」

 

「見えてるわよッ!何なのそのミイラみたいな奴は!?」

 

なんと、プッチと恋太郎にしか見えることの出来なかったスタンドが唐音と羽香里にも見えるようになっていた。

 

(馬鹿なッ…昨日や一昨日は恋太郎にバレない位置にホワイトスネイクを配置したから、スタンドが見えない院田さんと花園さんにも見ることができるのは明らかにおかしいッ!どういう事だ!?)

 

プッチは内心めちゃくちゃ動揺し、頭を黄金の回転エネルギー(フル回転)させた。そして…

 

(なるほど…恋太郎の彼女になったから、スタンドが見れる恋太郎のこう……"何か"が二人にも影響を出したということか…ッ!)

 

説明がうろジョジョすぎて意味不明であるッ!

 

 

 

 

とりあえずあの後スタンドについて説明し、一旦この件については事なきを得た。しかしこの調子だと、恋太郎の彼女全員スタンドが見えるということになるな…もしかしたらスタンド使いの彼女とか現れるかもしれない…

 

ちなみにスタンドについて説明した後は、唐音と羽香里のキス問題となった。色々試行錯誤したりしたが、結局3人同時にキスする展開に。絵面やべぇなおい。ユーフォー呼ぶ少年少女の図じゃあねぇか。物に変身できる宇宙人とか来そう。

 

なんで名前呼び&呼び捨てになってるのかだって?名前呼びでいいと承諾を得たからな。それに今後親戚キャラとか登場しそうだし。あと普通に敬語なしで接していいことになった。

 

 


 

-翌日-

 

私たち4人は後日、図書室に来ていた。羽香里が昨日恋太郎に卵料理を食べさせたことをきっかけにもっと色々作りたいと思い、料理の本を探しに来たらしい。

 

「ヤングジャンプとかないかな」

 

「未来屋書店じゃあないのよ」

 

 

〜〜〜

 

 

図書室か…恋太郎に会うまではよく図書室に引きこもってたな。小学生の頃はほねほねザウルスとか借りてたっけ…中学の頃は岸辺露伴の短編小説を読んでたな…

 

「ん?アレは…」

 

面白そうな本はないかと歩き回って探していると、どこかで見たような青髪の少女が色々な本を回収していた。あの腕章…図書委員か…しかしあの少女どこかで……

 

 

そうだ、思い出した。入学式早々廊下でぶつかってしまったあの少女だ!大事そうに本を抱えていたからピンと来たぞ。詳しくは『第1話:悪霊にとりつかれた男』を読め。

 

しかし小さい体で一生懸命動く様、まるで『小動物』だな。跡をつけてみると、机の上にドッサリと置かれた数々の本が。そして近くには恋太郎の姿があってすぐに分かった。

 

 

 

 

 

この小動物(少女)が恋太郎の3人目の運命の人だ

 

 

 

 

 


 

 

彼女の名前は好本静。私や恋太郎と同じ一年四組で、先ほども言った通り図書委員の一人。喋るのが苦手で、愛読本の「王冠恋物語」(サークレットラブストーリー)の台詞で会話する。

 

私も電子書籍で放課後読んでみたが、イオ姫と騎士カクマルによる多くの困難と運命に阻まれた恋の物語で、奇しくも恋太郎とどこか重なる所があった。

 

しかしあの好本静、もしあの神様の言ってた運命の人の一人だとするなら、恋太郎の彼女にならなくては死んでしまう。あの様子だと、きっと今までも周りから忌み嫌われ、親にも厳しくされているのだろう。スタンドを持つ私には分かる。周りから避けられる孤独というものが。

 

 

誰かが手を差し伸べてあげないと、あの少女はきっと…

 

 


 

 

-翌日-

 

 

昨日はよく眠れなかった…なんというか、やはりあの好本さんのことが気がかりだった。何だろうな…孤独というところにシンパシーを感じてしまい、彼女のことが気になって仕方がなかった…まるで徐倫のことを思うアナスイのように。待って私って意外とキショい?

 

ああクソッ!授業に集中できなくなってしまうッ!コーヒーだ!コーヒー買いに行こうッ!

 

 

 

 

 

 

「181、191、193、197、199…」

 

一旦私は素数を数えながら、自販機でコーヒーを買った。素数をブツブツ数えながら買う様は、我ながら変質者なんじゃあないかと思う。

 

「えっと、200台の素数は確か…」

 

「200台の素数は211から」

 

「あーそうだった。211、223、227……ん?」

 

今のは…?さっき私の後ろを素通りしたあの長身の女性は一体……あっ恋太郎だ。一緒にいるのは好本さんか。ベンチに座って二人で話している。

 

すると、恋太郎が既に読み切ったはずの一巻をまた貸してほしいと言い出した……何故だ?

 

 

 

-3日後-

 

「あんたそれ何飲んでんの?」

 

「チョコフラッペ」

 

あの後恋太郎と好本さんに進展があるか確かめてるが、あんまし進展がなかった。というよりも、最近は二人共会ってないらしい。翌日、二日後と、二人が顔を合わせてる姿を見ていない。しかし今気になるのは…

 

「どうした恋太郎?眠そうだな」

 

「ああ…ちょっと夜いろいろしててさ…」

 

最近の恋太郎はどうにも眠そうだ。まるで撮影の時に徹夜でモンハンをした犬飼貴丈のように……羽香里のヤツなんか思いついたな。

 

 

チュッ♡

 

やると思ったよこの策略家め

 

 

「私の元気をおすそ分け…なんて♡」

 

 

「はわわわわわわありがとうマイエンジェル羽香里ーっ‼︎♡」

 

 

最高にラブコメしてんな。現時点だと。*1

 

「なあああああーっ!!?ちょちょちょっとそんな元気(もん)私だって分けてやるわよっ‼︎」

 

お、唐音からもキスが…?

 

 

 

 

「んんーっ‼︎♡」

 

 

ドッガァーン

 

 

「ヘッドバット式闘魂注入」

 

 

ジョナサンがディオにやってたやつ⁉︎

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-翌日-

 

 

「と……言うわけで、好本静ちゃんを新しい彼女として迎え入れさせて頂いてもよろしいでしょうか」

 

 

「脳みそ腐ってんのかおめー‼︎‼︎この‼︎‼︎腐れ脳みそがあああああああああ‼︎‼︎」

 

 

ありのまま、今思ったことを話すぜ…あのまま好本静が恋太郎の彼女になる展開になると思いきや、一連の流れがキンクリ(飛ば)されていた…

 

 

「いや、ちょ……え?マジで何があった?」

 

「詳しくは原作第3話を読んでくれ」

 

「それ第4話のセリフだろ」

 

 

眠そうにしていた原因は、好本さんから借りた「王冠恋物語」(サークレットラブストーリー)一巻の文章を、テキスト読み上げアプリに丸々打ち写していたかららしい。

 

これは好本静が、相手の目を見て会話できるように、恋太郎が手を差し伸べたおかげだ。もうなんか…恋太郎に対しては天晴れとしか言いようがないな。国は愛城恋太郎を国宝にすべきだと思う。

 

 

〜〜〜

 

 

「…と言うことで、まぁクラスメイトだし知ってるかもだけど…こちら花園羽香里さんと院田唐音さん、そして、白蛇神符さん」

 

「よろしくお願いします」

 

「ま…よろしく」

 

「恋太郎からはプッチと呼ばれてます。どうぞよろしく」

 

『こちらこそ、よろしくお願いしたい所存であった」

 

 

*静のセリフは区別できるよう『』で表してます。

 

 

「あー、それと…入学式早々ぶつかってしまいすみません…この場を借りて改めて言わせてもらいます…」

 

『別にいい。俺ももう気にしてねぇからな』

 

静は笑顔でそう答えてくれた。さてはこの人天使だな?

 

 

どうやら静にもスタンドが見えるらしく、再びスタンドの説明に。やはりスタンドが見れる恋太郎の彼女となった者も、同じくスタンドが見れるらしい。マジでどういう原理なんだ…

 

 

その後、恋太郎は彼女たちのチャームポイントについて語り出した。中学の頃からそうだが、恋太郎って人の良いところ見つけるの上手いんだよな…ちなみに私のチャームポイントは指を曲げながら素数を数えるところらしい。いつもやってることなんだが、これは果たしてチャームポイントなのか…?

 

 

 

 

 

「トランプあるんだけど、ババ抜きでもやらないか?」

 

みんなで昼飯を食べていると、恋太郎がトランプを取り出してそんなことを言った。中学の修学旅行の時にやったきりだったな。けどまぁ、正直言って運が絡んでくるゲームは苦手なのだがね。

 

 

「ビリが1位にこちょこちょされるってのはどうだ?」

 

 

(やばい絶対にビリは避けなくては…ッ‼︎)

 

 

実は私、結構くすぐりには弱い。というか全体的に笑いのツボが浅い。中学の頃に一度恋太郎にやられたことがあったが、息切れ起こしてホワイトスネイクでぶん殴ってしまったことがある。

 

普段は物腰穏やかに接してる私が、突然笑い崩れる様なんて見せたらドン引きされるに違いない。このババ抜き勝負、何としてでもビリは避けなくては…

 

 

 

 

 

 

 

1プレイ目は恋太郎が1位になってビリが唐音になった。

 

「ふん‼︎罰ゲームでも何でもやればいいでしょやればっ‼︎」

 

「満更でもなさそうだな」

 

笑いが出ないよう堪えているが、逆にそれがいかがわしい事してる雰囲気を引き立てる。

 

 

 

2プレイ目も恋太郎が1位となり、ビリは羽香里という結果に。こういうの強いよな恋太郎。

 

「お手柔らかに…♡」

 

「何ブレザー脱いでんだッ⁉︎」

 

やめろよこの小説はあくまでR-15設定なんだぞッ‼︎

 

えーっと…本来なら羽香里のくすぐりシーンに入るんだが、唐音とは別ベクトルに反応がやばいんで、詳しくは原作で確認してください。

 

ここまで4位、3位という結果が続くが、まだビリにはなってない。いいぞ、このままなら、醜態をさらさずに平和に終わる…!

 

 

 

 

 

 

 

 

3プレイ目 1位:恋太郎 ビリ:プッチ

 

「残酷な運命」

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて事だッ……恥さらしのホワイトスネイクになってしまう……ッ‼︎

 

 

「くっ…!まさかビリになってしまうとは……」

 

「プッチさん!嫌だったら私になすりつけてもいいんですよ!」

 

「自分がやられたいだけだろ‼︎」

 

「気遣いには感謝する……だが私は、一度定められた運命から逃げたりはしないッ!」

 

こうなってしまったものは仕方がない。人が敗北する原因はのためだ。そして何より、覚悟を決めなくては…覚悟こそ幸福……ッ‼︎

 

 

 

 

 

 

「じゃあ行くぞ、プッチ…」

 

「ああ……来いッ!愛城恋太郎ッ!」

 

「空条徐倫じゃあねーのよ」

 

そしてついに、恋太郎の指が私の体に…

 

 

こちょこちょこちょ

 

 

「ア"ァ"ッ"!?」

 

「「「「⁉︎」」」」

 

 

「そ、その…嫌なら嫌で別にいいけど…」

 

「ま、待て!構わない、続けてくれッ!」

 

しまった…急に背筋がゾワっとくる感覚に襲われて、つい大声を出してしまった…!ここは我慢だ。耐えろ…耐えろ白蛇神符……ッ!

 

 

しかし…

 

 

こちょこちょこちょ こちょこちょ

 

「ンッ……フフッ…ククククッ……!」

 

 

こちょこちょこちょ こちょこちょ

 

「ヒヒッ……ホハハハハ…ケケケケケ……ッ‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ノォホホノォホォォォッ‼︎♡」

 

「これ以上はよくない気がする‼︎‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ…ハァ…あ、危なかった…もう少しで超えてはいけない領域(レッドライン)を超えるところだった…」

 

「もう十分超えてたわよ」

 

結局醜態をさらしてしまった…一旦素数を数えよう……

 

 

「1、2、3、4、5…」

 

『それは自然数じゃあないか?』

 

 

 

 

4プレイ目、またまた1位は恋太郎となり、今度は静がビリという結果に。いつも物静かな彼女からは一体どんな笑い声が…!

 

 

『高らかに笑った』

 

 

予想してたのと全然違う

 

 

なんかもっとこう、控えめな笑い方を想像していたが…笑う時もそれなのか…

 

これにより、恋太郎以外のメンバーは全員ビリとなった。そういえば恋太郎だけ一度も負けていない。あんな醜態をさらされたのだ…是が非でも勝つ…きっと唐音たちも勝ちたいと思っているのだろうが…勝つのは私だッ!

 

 

ビリ:恋太郎 1位:静

 

 

くそーーッ‼︎

 

 

「さーやってくれ静ちゃん!」

 

『仰せのままに』

 

好本静、こういう時は遠慮しなくていい。全力でやっていいんだ!そして恋太郎に恥ずかしい思いをさせてやれ!なんか私悪役みたいだな。*2

 

 

 

 

つんつんつんつんつんつんつんつん

 

「「つんつん!!?」」

 

 

 

何なのだこの小動物は…普通にゲロを吐くぐらい笑わせてもいいじゃあないか…それなのに……

 

 

あーもう可愛いなこんちくしょう‼︎‼︎

 

 

【挿絵表示】

 

 

「…あれ?ちょっと笑いすぎたかな……あはは、ごめんちょっとトイレ!プッチも来て!

 

「なぜ!?」

 

(連れション⁉︎)*違います

 

 

 


 

 

 

どうやら静にツンツンをされている時に、静に対して何か言いたそうにしてた唐音に気づいて、本音が言えるように私を連れて3人だけの空間にしたらしい。

 

やはり静は唐音と羽香里に遠慮していたらしく、二人と自分が恋太郎に比べられてしまうことに恐怖心を抱いていたらしい。だが、二人が遠慮しなくていいと言ってくれたおかげでこの件は解決。むしろこの一連の流れのおかげで、3人の仲はより深いものとなった。

 

最後に、3人が恋太郎とキスをしてハッピーエンドとなった。

 

 

 

 

 

…気遣いのプロと言ったところか、愛城恋太郎。私は君のそういうところに惚れて、守りたいと思うようになったのかもしれないな…

 

 

 

 

 

To be continued →

*1
今後の展開を見越しての発言

*2
元キャラはドス黒い悪です





静『平常心を保つコツを教えてほしいでやんす』

プ「そうだな…私は素数を数えるようにしている。スイッチング・ウィンバックと言って、自分なりの儀式を行うことでスイッチを切り替える方法だ」

静『なるほど。そういえば、学年1位の栄逢さんは、円周率を唱えて心身を落ち着かせると聞いた』

プ「円周率だと?変わった癖を持ってるな…」

静『アニキも、人のこと言えないですぜ』


[次回]第3話:効率重視の栄逢凪乃
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