廃墟徘徊ロボB「見た事ねぇチビだ。ミレニアムの野郎、ついに本腰入れてきやがったか?」
廃墟徘徊ロボC「筆とネタを進ませろ!」
廃墟徘徊ロボB「クソッ!こんなチビがいるなんざ、聞いてねぇぞ…おあーっ!?」
ミレニアムの真新しい建物群から離れた先。
ルビコンでも見慣れた、倒壊しかけのビルやその残骸が散らばる景色の広がる場所――廃墟。
私達はモモイさんの案内で、ミレニアム近郊に広がる出入り禁止の区画に来ていた。
…ているずさが何とかを作るんじゃなかったっけ?
ここに来る事になった訳には色々複雑な事情があるのだけれど…傭兵業の受付担当でもある私のオペレーターからお言葉がある。まぁ聞いてみてくれ。
【私が整理するのですか?構いませんが…まず、モモイ達が証明する舞台であるミレニアムプライスまで後2週間しかありません】
急に話を振ったからかエアは少し戸惑っていた様子を見せたが、ここに来るまでの話を整理してくれる。
頭の中にカレンダーを表示させて、視覚的にわかりやすく期限について矢印を伸ばしてくれた。
【この短期間で先に挙げられた作品である『テイルズ・サガ・クロニクル2』を最高の
例としてモモイさん達が開発した
更に技師のシルエットと書物が表示され、書物から品質向上の証であるキラキラ光る丸い何か…色は違うけどちょっとエアに似てるかも?が出て来る。
【っ…そのG.Bibleがあるのがここ、廃墟にある事をヴェリタス――ミレニアムの
一瞬驚いたように大きくなった後、
ミレニアム近郊までを含めた簡略のマップを表示し、大体の位置がマーカー表記された。
まるでルビコンでのミッション解説のように図解付きで、とても分かり易かった。
流石エアだ、感謝しかない。
…感謝すると相変わらず、戸惑っているような気配を見せるのだけれども。
【…気にしないで下さい。しかしこの話の流れには穴があります。ミレニアム及びキヴォトスの歴史を電子で見れる範囲で調べた所、技師とG.Bibleの存在に関して余り信憑性がありません】
技師と書物のシルエットに、疑問符のマークと下降する矢印が上書きされる。
その上、ヴェリタスメンバーの顔写真を順に並べて表示させた後、その上に先程まであっていた人物。ヒマリさんが表示された。
何故か
なるほど、そういうの(ユーモアのセンス)もあるのか。面白いな。
【ええ。また現在は接触をしていないとはいえ、ヴェリタスの
エアも少しだけ得意そうな気配を見せる。キヴォトスの文化に触れて彼女も日々成長しているようだ。
私も負けて居られな――勝てる気はしないが――頑張ろう。
そう考えている内にヴェリタスメンバーをフェードアウトさせ、ヒマリさんを少し下げた後。
更に上に黒い長髪で赤い目を持つ、黒のブレザーの下に白いセーターを着込んだ写真が表示された。
見た目の印象は、クールで美人な女性をイメージする上半身だ。
【恐らくこの話の流れはあの時同様、彼女が主体ではなくもう一人の方。こちらの女性、
先生の写真(
しかし、それだけわかれば十分だろう。
悪い事であれば先生から話があるだろうし、それでスキャンに映る人影がずっと付いてきている理由もわかった。
多分そのリオさんからの護衛指示なのだろう。先生が
短髪で小柄な人のシルエット…何故か
レーダーに映ったその人の方角を暫く見た後、先導するモモイさん達に視線を戻す。
丁度ロボット達のパトロールをやり過ごした所のようだ。
「…ふぃー。行ったかな?よし、じゃあ次に行こう」
「…連邦生徒会長が出入りを制限して、存在自体を隠そうとしてたのも納得だね。こんなにロボットが徘徊してるなんて」
曲がり角を去って行くロボットの背を見送りながら、額の汗を拭う仕草をするモモイさん。
彼女から聞いた話に納得している様子のミドリさんも、
モモイさんと言うか、ヴェリタスのメンバーからの話によると、行方不明になったそのお偉いさん探しの為に常駐していた警備が撤収した事により、現在の廃墟は放置状態になっているらしい。
おかげで私達もこうして入れる訳だが…だからこそ排除対象である
そもそもミレニアム近郊なのだから、ミレニアム側で管理しないのだろうか?
【元々の管轄が連邦生徒会なのかもしれません。現在も混迷が継続しているようですし、引継ぎもされていないのでしょう】
エアの話に私は納得する。確かにお偉いさんの仕事って難しいし、年中忙しそうなイメージがある。
そんな中でいきなり
頭の中でエアと会話していると、両腕を振って大きく歩き出すモモイさんが余所見をしながら前方を指さす。
「ヴェリタスから教えて貰った座標はこっち!ふふふ、読めば最高のゲームを作れるようになる『ゲームの聖書』、G.Bible!楽し、み…」
楽しそうに笑顔だったモモイさんの指先からゴツっという、金属を突いた様な音が響く。
言葉尻を小さくしながら前方に顔を向ける彼女の視線の先には、先程やり過ごしたパトロールとは別なロボットが、額を突かれていた。おお、あれがかの有名な秘孔突きという奴か。
「な、何だかすごい怒ってない!?あちこちから集まってきてるし!?」
「うわわわっ!?どうしよう!?」
パトロールに見つかり慌てふためく姉妹達。ここは強行突破で蹴散らすべきだろうか。
廃墟に来る前に一度準備した、武装を再確認する。
――アビドスの一件以来、ルビコンで使用していた小型端末の一部機能が何故か使用可能になっていた。
その中のアセンブル機能を使った、今回の武装は以下の通り。
■武装:
右 手…
左 手…
右 肩…
左 肩…
■パーツ:
頭 部…
胴 部…
腕 部…
脚 部…
―――と、いった具合だ。
左手に近接は欲しいので継続して
右手を
この部分はマガジンにもなっており、その火力を長時間の戦闘に耐えうる弾数も保持してくれる。
初等傭兵教育プログラムで貰った
右肩には同じく継続して
代わりに空いていた左肩に、
シンプルな見た目でありながら、高い衝撃力、高火力、爆風による範囲と汎用的に使える機能美を持ち合わせた武装だ。
流石は
内装――武装と違い、今の獣人の見た目が変わる訳ではなかった――としては、ブースターを
三本の筒状ノズルを三角にまとめた形状をしており、本来は軽量機体用のためのブースターだ。
その為クイックブーストのリロード重量をオーバーしているが、それでも他よりも比較的リロードは短い上に移動速度も速い。
代わりにエネルギー周りが犠牲になっているが…許容範囲とする。した。
ジェネレーターはルビコン土着企業のBAWSが開発した
四角形の箱型に赤い塗装をした上部には白い文字で「BAWS」と描かれ、横に排熱用の排気口で構成されている。
箱状の前後部には同様に排熱口やボルト、接続端子が並んでいた。
空中の回復速度では
FCS(火器管制システム)はアセンブル機能が使えるようになった時に変えた
ルビコン時代の星外企業、ベイラムの開発した
それと機体構成的にエネルギーが不足気味なので、負荷を少しでも軽くするという理由もある(焼け石に水)。
身体パーツに関してはキヴォトスにおいて、私の見た目には反映されないが…一応まとめてみる。
頭部には
正面の目の部分はモノアイ(単眼)が横に細長く伸びており、それに伴ってか高いスキャン機能を誇る。
姿勢安定…スタッガーをし難くなる性能を除き、バランスが良く先の通りスキャン性能が高いのが特徴だ。とはいえ、当時の私は見た目のシンプルさだけで選んでいたが。
胴部は
全体的に楔形の形状で、脇下などの一部に内部フレームや動力パイプが露出している。
胸部は鋭角的で、戦闘機のコックピット周辺のように突き出している。
そしてハという文字を逆にしたように、複数の三角筒型をしたヒートシンクが展開する冷却機構を背中に持つコアパーツである。
こちらもバランス重視だが、この企業のパーツは総じて軽量なのが特徴だ。
重量の割に装甲が厚く、ジェネレーターの
弱点であるジェネレータ供給補正…エネルギー供給再開性能の低さもジェネレーター側でカバーできるのだ。
腕部に関しては
円柱状をした関節に沿うよう装甲が施され、上部には肩端へと横に突起のように伸びた装甲のデザインが備えられている。
前腕部はまるでスペースシャトルのような形状をしており、翼部分にはスラスターのような筒状の突起を持つ。
外部燃料タンクの先端のような手首の先と繋がるマニュピレーター部分、拳は生身同様に手の甲と5指の形状だが多角形で細身の角ばった造形をしている。
中量でありながら対エネルギー武器に関して重量に迫る防御性能を誇り、近接武器への適正もある上に射撃関連の性能も中々のもの。値段が高いのも納得のパーツだ。
最後に脚部として
…
速やかな空戦への移行を追求したとあるだけあり、剝き出しのフレームに
生身の足とはまるで違い、S字を描くような。しかし直角的なクランク状に折り曲げられた太腿と脹脛。
足先は二股に分かれ、つま先と踵の二点で地面に接地する鉤爪のような形状だ。
地面を2点で突き刺すような形状はタカやワシ、或いは虫を思わせる鋭さを持っている。
早い時期(序盤)に購入できる癖に、脚部パーツの中でジャンプ力がトップだったりする。
その分、防御と積載量が犠牲になっているが…当時、その跳躍力に魅せられた私に言っても聞かなかったと思う。
各種性能値もそれの意味も、全然分かっていなかったのだから――今でもわかってるとは言えないが。わかった(わかってない)。
あの人が口を挟まなかったのもある…そもそもエネルギー出力不足時に出撃させない位しか、止められた事はないが。
出撃時に過積載だった時ですら、一言確認する位だった。今思えばかなり自由にアセンブルさせて貰っていたのだろう。改めてあの人の心の広さを感じる。
今はエアがしっかり過積載とエネルギー出力を見てくれる(見張っている)ので、動きが鈍る事も無く安心である。
ガチャンと腕武装を鳴らして戦闘準備を知らせると、横に控えていた先生が片耳に手を添えて声を上げる。
『先生、少し脇に工場が見えるか?そこに行け!』
”待って、あっちに工場っぽいのが見える!そこに逃げ込もう!”
先生の耳から聞こえた小さな女性の声――恐らくイヤホンから聞こえた護衛の小柄な人からの指示に従い、わき道にそれた先にある建物らしき方角へ姉妹達も顔を向ける。
慌てていたものの確認できたらしい二人を先頭に、先生が指揮を取り範囲網を突破して工場らしき場所へと飛び込んでいった。
――殿を務めた私の獣耳に、後続を断つ銃声と(女性の声だが)男らしながら楽し気な声が聞こえたのは、皆さんには黙っておこう。
先生も
エア【レイヴン。そのアセンブルではエネルギーが足りてません。重量もオーバーしていますし、警告も表示されていますよね?…私の反応が見たかった?っ。そんな事をしなくても私は傍に居ます】
この後、無茶苦茶アセンブルした。
※本編では執筆時点のReg1.08.1にてEN・積載上限内を確認済
ご閲覧やしおり、お気に入り等いつも頂いておりまして、ありがとうございます!
今回がっつりとパーツ描写を入れましたが、もっと簡略にした方が良いですかね…?
よければ後程追加予定のアンケートにご協力頂けましたら幸いです。
御名前記載等につきまして、後日追加させて頂きます…少々お待たせ致しますが、御了承の程宜しくお願いします(土下座
オマケ?の話:
アセンブル募集を締め切り、もとい中止致します。
特にご提案もありませんでしたので…今後また募集するかは、ご希望ありましたら検討したいと思います。
筆者の考えるアセンブルはAC6ストーリーミッション基準の為、偏らないだろうか…。不安だ…
<4/6追記>
遅くなりまして申し訳ございません(土下座)
今回も少しずつ、御名前記載をさせて頂きます。
一部時間順ではない場合もありますが御了承の程、お願いします。
(閲覧、しおり、ここすきは御名前が表示されず、感想は今の所個別で返信するため割愛とさせて頂いてますが、いつも感謝しております!)
もしも「順番飛んだ?」と思われる方は、活動報告一覧の方にて記載させている場合がありますので、よろしければ御照覧下さい。ご照覧あれい!
larval様。
御好評を頂いておりまして、ありがとうございます!
幼生体、或いはスパロボ…?はたまた音楽アルバムだったりするのでしょうか。
potemayo001様、龍識様、バールのようなモノ様、kurutoru様、曇らし隊自由組合様、
Akasagi様、minimaru様、キーラ様、みょん鉄様、アルマシノ様。
お気に入りに登録をして頂きまして、ありがとうございます!
お料理の名前かな?と思ったら、某漫画のマスコットだったのですね。見た目は\カワイイ/
XXの空飛ぶ船だったりするのでしょうか?筆者はしっかりやったのはP3rdとサンブレ位ですが、XXも人気だそうですね
ピッキ○グにも宇宙CQCにも用いられるアレですね、わかります
移動ペット撮影スタジオ…?!皆様、こちらは一見の価値ありますよ!イベントにも出張なされているとか。
曇らしと晴らしは影と光。故に惹かれ合うのだ…組合までできてるんです!?
歌い手の方だったり、動画投稿者の方だったりするのでしょうか。鳥の方ですと色々異名がある関係で苦労していそうな気がします
コスメだったり漫画家の方でしょうか。おお、描き方の本まで…勉強になりそうです
怪獣だったり光の化身だったり…?灯火の星は楽しく遊ばせて貰いました
東方に関わる事柄なのでしょうか。多方面に出典があるようで、東方の人気の凄さがわかりますね
様々な幸せの形があって皆良い…わかります。本作も少しでも一読に値する作品になればと筆を進めていく次第です
御影鈴様。
ミレニアム編、3話の誤字報告を頂きまして、ありがとうございます!
鼻違いすぎる…これは切腹してお詫びをしなければ…!ご指摘頂き、本当にありがとうございます!
頭部やFCSなどキヴォトスで普段見えないパーツの描写
-
1.いる
-
2.いらない
-
3.大人のカード使用時のみ描写
-
4.好きに生き、理不尽に4ぬ。それが筆者