魔族に生まれたが色んな魔法使いたいだろ? 作:王道の展開にニチャつく者
黎明
カンカンと日照る思わずうぜぇと口にでるような太陽の下
仰向けで地に伏しその熱さに汗を額に作る。
両足は既に機能を失い3対の腕の2対は切り離され残る1対もまともに剣を握る事もできない。
血のような粒子が抉られた脇腹から漏れ、地面を白く濁らせる。
その体が明確に悟る大きな感覚、死の影。
「フゥ…ここまで力を出したのは何時ぶりだ?」
死に纏まりつかれたソレの前で死を与えた女がそう口を開いた。
「とはいえ最後の最後で驕ったな、実にお前ら魔族らしい最後だ。」
女が手を向け魔力を収束する。トドメを刺すための用意だろう。
「…フ」
「何が可笑しい?」
これから死にゆく魔族がそれを受け入れたかのように一つ笑みを浮かべた。
「魔族らしい驕り…そう見えたか。ならば良い。」
女が集めた魔力を解き放ちトドメを刺す。
粒子をとなって消えゆく魔族は最後に女、ゼーリエに一つ捨て台詞を吐いた。
「急場での競いは互い益がない、次は万全でし合おうぞ?」
隔絶されしある地下の空間、その研究室にて。
大型のポッドから大量の泡が吹き出て、一つの時計がフヨフヨと浮きだした。
「あの女魔導士強いな、次は負けんぞ…」
「何何々~?お前がやられる何て余程じゃん、どったのドルファ?」
「主、強い魔導士を見つけたぞ。」
「お前がソコにいるって事はそうなんだろね、で?容姿とか名前とか分かる?」
「金髪の耳長だ。身長はそこらの少女と変わらんが魔力の総量は中々、詳細は私の記憶を抜け」
言うやいなや取り付けられた機械のような物がゴウンゴウンと唸り魔法の術式を写しだした。
「どれどれ…うわぉ、本物だ、本物のゼーリエだ。ついにその時代が来たか!」
男は棚から1冊のやたらと分厚い本を取り出しポッド内の魔族に見せた。
「ん?でも想像より魔力量が少ないな、まだ原作より途上って事か?うーん情報が少ない。」
機会にやった目をポッドに移し男は文句を言うように口を開きかけた。が。
「初接敵の戦闘だ、何があったなどと言われても答えられんぞ。」
「だよねぇ…あ、この魔族コウモリっぽいけどアウラにちょっと似てるな…同系統?」
機会の魔法から見る記憶を参考にやれアレはこーでコレはこうじゃないと一人でぶつくさと口を開く男。そんな時男はポッドの魔族に思い出したかのうように声をかけた。
「そういえばお前のフィールドの件だけど召喚系でいい?」
「周囲の資材でどうにかならんのか?」
「無理。ココ由来の素材じゃないと魔法戦闘でぶっ壊れちゃうよ。何度も作り直すの面倒だし
一々調整に駆り出されるのお前も嫌でしょ?」
「そうだな。了解した。」
「それにしてもついに序章のプロローグが始まったって感じだなぁ…楽しみだ。」
「という事は」
「そう!!」
机をバンと4本の腕でたたき声を上げて立ち上がった男はにこやかに口を開いた。
ずっと欲しかったものを買ってもらったこ子供のように。
「はじまるぞ!この世界が!時代が!歴史が!!」
「ならばココも外と繋げるのだな。さてさてどうなるやら。」
二人はそれぞれに思いを策謀させながら真っ暗な天を仰いだ。
魔王討伐後の10年やそこらでフリーレンはゾルトラークを習得できるのか
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葬送のフリーレンやぞいけるいける!
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エルフにとって新しい魔法だし厳しいでしょ