魔族に生まれたが色んな魔法使いたいだろ? 作:王道の展開にニチャつく者
オイサースト襲撃前夜 近場の森。
「さてと、それじゃあ作戦開始前の確認といこうか?」
素材回収を目的とした侵攻に頭を揃えた人材、その数7、打ち分けは俺含め魔族3体
超獣3体、エルフ1人、いずれも魔族換算で将軍以上の実力持ちだ。しかも
「ねぇ」
「ん?」
「何でアナタみたいな魔力のすくない奴が音頭とってるの?おかしいじゃない?
囚人のいくらかをプレゼントする代わりにアウラ(80歳くらい)に援軍にきてもらいました!
「アウラ、異を唱えるな。」
「分かったわ…」
来てもらったというか逆アゼリューゼの原理でドルファディロムの命令に背けないんだけども。
え?単一魔法はドルファディロムに効かないだろって?予めコアにオンオフ機能付けてあります。
というかドルファディロム自身が知見の為に魔法を食らいたいとか言い出したので後付けした。
魔法の研究を重ねていくと
精神の強いものには確殺の隙を作る魔法として、弱者には文字通り隷属させる魔法として通用する
あの魔法は
「まず今回は街全体が壁に覆われていて門番もいるので正面突破はしない。収容所の真上から
ドデカイのを一発入れて建物をちょろっと吹っ飛ばす所からスタートだ。開幕の1発は」
「まさか外の魔族と組む事になるたぁ思いもしなかったぜ。ヒートだ、種族は見ての通りエルフ。
やっこさんらには狂い火で通じ…るかな?」
「それはコッチのセリフ。何で私達がエルフの手なんて借りなきゃいけのよ。」
「そんな事考えるだけ無駄だ。初戦今の我らは使い走り、言われた通りに舞えば良いだけの事。
そうだろう、
リヴァーレの言い分に首を縦に振るドルファディロム。聞いてはいたが本当に子弟関係なんだな。
「俺がまずドデケェので収容所をぶっ壊す、その後…アウラっつったっけか?アンタの魔法で
人間をかき集めてドルファ氏が運ぶ…でいいんだよな?」
「そういや知り合いだっけ?」
「元々私の仙界出身、コロシアムの常連だ。暫く入賞報告がないと思っていたが外にいたとはな」
…あぁ!ちょくちょく会場が焦げてどうのこうのってコイツか!道理で強い訳だわ…
「ヒートさんや、くれぐれも他所を燃やさないでよ?」
「善処するが…飛び火にぁ気配れねぇぞ?配る気もねぇがよ。」
社不の香りがする。けど
「(今にも暴れそうな程渦巻く炎のマナ、コッチの魔力ともつり合いが取れてる。すげぇな)」
いずれ出るだろうと思ってたマナと魔力のハイブリッド魔法使い。良いねすごく良い。
そして何よりその調律がデフォルトになるほど体に馴染ませたコイツの練度。初めて会った時*1より
各段に強くなってるな。あの時はまだ魔力が甘くて優位がとれたが次は骨が折れそうだ…
「で、アウラとドルファが郵送してる最中は」
「ジョーカー殿、ヒート殿、そしてこの私グリフィスが護衛・戦闘・感知を担当させて頂く。
内職重視ゆえ殺傷は不得手だが防御や支援は得意なので命は保証しよう。」
「殺傷は不得手って、どの口が言ってんだか…」
呆れた顔でグリフィスを見るヒートだがの目は、品を定め強者を見る目だった。
激流のようなマナの波動を感じ取っているようだ。
「何か?」
「んにゃ何も。んで、ソコのイス?でふんぞり返ってるのは何すんだ?」
「…あ、俺か。今回ヤバい奴が来る可能性があるからな。おれはソレの足止めだ。
俺はソコのバカ丸出し魔族と違って魔法も魔道具もわんさか使えるからな。」
「誰がバカ丸出しよ!」
「おめーだよ!」
「ハイ、ロマノグリラおちょくるのはその辺で、事実陳列罪だぞ?」
「おっとこれ以上は後だ後…」
地団太を踏みながら何かをロマノグリラにうったえているアウラをよそに作戦内容を見直す。
ヘブンズゲートでいつでも撤退できるからこその少数精鋭…精鋭じゃないのもいるが。
当初だと本当にやばい時ようにドキンダンテにアポカリプスデイしてもらう手筈だったんだが
「ソレ、オイサースト消し飛びません?」
とライオティックに諭された。それはそれとしてその時間を吹き飛ばせば時間差で元に戻るし
いいかなと思ってたがゼーリエからの心象は悪くなりすぎるので泣く泣く辞めた。
「えーと、あそうそう。ハイ皆さんコレ。」
「「「…仮面と角飾り?」」」
「今回はヒート、エルフもいるし誰々がオイサーストを襲撃したって記述が残ると色々厄介でね。
見てくれを統一させてもらうよ。」
「フム。随分慎重なんだな、ジョーカーとやら。」
異‥ではないな、シンプルな疑問か。リヴァーレとしてはなぜここまでするような奴が襲撃なんて
大それた事を?とでも思ったんだろう。
「まぁドルファと同じさ。俺はお前らみたいな優劣とかに興味がなくてね、今回は必要だから
襲うだけ。アンタも戦いたいから来たんだろう?」
「成程。相分かった。」
思考を省いて…嫌違うな。『やりたい事させてもらえるなら文句は言わないよ』の方か。
「で、この事は魔王様は知ってるの?」
「知らない。俺魔王軍入ってないからねぇ…」
「は?」
「ドルファ、魔王には俺の事いってるんだっけ?」
「必要になった際に一度。事の全ては私が担当する前提だが…」
「まぁそういう事。俺に用があるならドルファを通して貰ってるしドルファで事足りるなら
そもそも話は回って来てない訳。」
「私が魔王様に就いてからは一度も奴に話はしておらん。全てわたしで事足りるのでな。」
魔力量=力関係の魔族からすればチンケな魔力の俺が魔王に従わないなんておかしいだろと
そんな顔で俺を見るアウラ。
「ふざけてるの!?魔王様よ!一番魔力が『アウラ、黙って適当に踊っていろ』…」
「ジョーカー殿、あれは?」
「ん?アウラの魔法って魔法をかけた相手に言う事を効かせる魔法なんだけど、主導権が
魔力のデカイ方にあるんだよね。」
「という事は、アレが噂のアゼリューゼという魔法で?」
「そ。」
「成程。使わせる魔法としては融通が効きそうだ。」
お、流石大帝わかってらっしゃるねグリフィス…嫌ネロ・グリフィスさんや。
魔光大帝ネロ・グリフィス。かつての時代、魔光に名に連ねる騎士たちを使い率いた長。
その名前は本来世襲されるものでコイツが名乗るべきではないが…間違ってもいない。
何せ
「さぁ、あとは時間を待つだけだ。せっかくの大一番、楽しくいこうか。」
グリフィス
正式名:魔光接続 ロネネロ・グリ×
魔光大帝ネロ・グリフィスと魔光大帝ネロ・グリフィスⅡ世、加えて真紅の魔光大帝ネロ・グリフィス・マイヤーの
2体以上のクリーチャーを使ったディスペクターはコスパ的にどうなのか?という疑問から
ロマティックダム・アルキングを参考に試行して完成した。
他者を率いて使う立場だった合体前とは異なり、他者に使われる事を是としている。
ヒート
本名:ヒート・イブリース エルフ族(フレイム・コマンドのクォーター)
年齢:「外と中じゃ感覚が違うから俺自身覚えてねぇわ」
得意な魔法:火・熱系全般と召喚魔法(自身より強い奴は呼べない)
炎に関する魔法にかんして言えば魔族以上にアイデンティティ化しており、
手段を選ばず修行、それこそ人魔問わず放火してたので狂い火なんて名前で呼ばれている。
ドルファディロムの仙界出身のエルフでありコロシアムでは見栄えの良さや派手な戦い方から
一定の人気があったが観客席を結構な頻度で燃やすので避難の声もデカイ。
マナと魔力
大旨同じだがマナは文明の色(火とか水とか)に準じた属性的要素を持つ。ので
発動したい魔法と使うマナの色が同系統であれば少ないマナで高威力の魔法を使える(強くなってしまうとも言える)し逆もまた然り。そして性質自体は似たものだが問題なのは濃度で
魔力が仮に10ある状態=マナが1ある状態、つまりマナは魔力の10倍の濃度・密度を持つ。
なので魔力の多い者でもマナを吸い過ぎると過剰摂取・吸収で内側からパンクする。
ヒートのつり合いという言うのはこの比率が仙界外での活動用に整った状態の事でヒートの場合
魔力7にマナ3で帳尻合わせをしている。
Q:マナが魔力の10倍なら魔力いらなくない?
A:ヒート「昔、蝋燭に小さな火を付ける魔法使ったら家が爆発してよ~w」←コレ
魔王討伐後の10年やそこらでフリーレンはゾルトラークを習得できるのか
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葬送のフリーレンやぞいけるいける!
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エルフにとって新しい魔法だし厳しいでしょ