魔族に生まれたが色んな魔法使いたいだろ?   作:王道の展開にニチャつく者

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戦場を求める宝石(長男)

某日、今日も今日とて魔法の開発研究に手をかけていた俺に一通の手紙が速達で来た。

どこから?そりゃおめぇ時空間の穴から、差出人は…

 

「マロク氏?ミロク氏じゃな…いや使ってる回線はミロク氏のものか。緊急通知じゃん。」

 

戦術の天才がわざわざ他人の回線つかってまでする通達とは?あ、差出人自体はミロク氏か。

 

「何々…時空干渉…テクノサムライ、スチームナイト…援軍?」

 

つまり何か?『ワタシも前線にいくから研究所の留守おねがい♪』って事?これは…

 

「ミロクの研究データとサンプル全部盗んでいいって事!?」

「そうはらんへんやろ」

 

 

隣でペンを書きなぐるギュウキングから横やりを入れられた。いやそうなるでしょ。

 

「まかせたって言ったんだよ?仮に襲撃にあうとして研究所の仕組みやら防衛設備やら隅々まで

しっておかないとポカやらかすかもしれないじゃん?って事は使い方をもろもろ調べないといけないわけで…」

 

「その過程で知るのがアカン類のデータに触れる機会があるっちゅう訳やろ?言いたい事は分かるんやで?でもソレは倫理的にマズいやろ。」

 

「バカたれ、スターノイド共に倫理観なんぞ無いっつーの。スターノイドの筆頭誰か考えてみ?」

「……闇商人に知識を売ったウィズダムはん、サムライさらって殺し合いさせたミロクはん」

「ダウトで草。」

「はぁ…やるにしても程々にな。尻は拭かんで?」

 

 

うっひょー!!前からほしかったモンいろいろあるんだよねぇ!!ヴォルジャアクのクソデカ武器とか物語のドラグハート化とか()()()()()()()とかさ!!

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うーん規模の問題なのか食指の問題なのかアカシック兄弟との繋がりが薄いの誤算か。」

 

ミロクの留守を預かって数か月、色々チョロまかしながらムロク氏やマロク氏と茶をシバいたり

久しぶりに手ほどきして貰ったりの日々の中、まさかの来客。

 

 

 

「申し訳ないんだけどミロク氏今は出払ってるよ?」

「構わないとも。私用のついでに顔を見せようと伺っただけでね。」

 

そういう客、サファイヤ家の長男バンキッシュは書類の積もったイスに座りながら俺と話がしたいと口を開いた。何でもミロク氏から時々俺の事を聞いていたらしい。

 

「で、アンタらからすれば盗作作家にすぎない俺になんの興味があるようで?」

「まずコレを見て欲しい」

 

タブレットに移された映像…というかアニメには一人の少年が青い閃光を纏い引き連れて

飛べもしないのに空中を自由に移動し敵であろう存在のアッパーを食らわせている。

画面が切り替わり、敵意を持った人間が銃を撃つと射線上にいた男の体は炎のようになり

銃弾をノーダメージで透過する。

 

「ワンフォーオールとメラメラの実…」

 

「しっているなら話が早いな。コレラとかは軸が違うが君も彼ら人間という種族だったと

ミロク殿からうかがっている。戦場を飾る花としてコレラの力はとても良い物だが何分私達は

ニンゲンが分からなくてね、どうアプローチしたものか首をかしげている状態だ。」

 

 

常に戦場を求めソコとソレに意味を見出さんとする探究者それがバンキッシュという男…か。

戦場を飾る花、どこまでも見る物としての価値でしかないにしろ見た目にも気を配るタイプなのは

少し好感が持てる。少なくとも研究課程で他人の生死を無碍にするミロク氏とは比較にならない。

 

「今の君の種族…魔族?としての魔法は世界を超えて【見る】力だろう?その見る力の大幅な拡張

を頭金にコレラの再現をお願いしたい。」

 

「どこまでいってもコレは人の望みが叶った形、それ以上には届かないよ?つまりアンタらの望む使い方はできない訳。物置の肥やしにしかならないけどいいのかな?」

 

人よりはるかに優れた能力を持つクリーチャーと所詮人であるキャラクター、差は歴然だ。

ソッチに利点がまるでないのに…何故?

 

「超獣の世界はときどき君の故郷から干渉を受ける。たしかデュエルマスターといったか。彼らは

ルーツこそ違えど基本は人間、しかも揃って戦を飾る大役になりがちだ。私は彼らを知らなくてはいけない。これは私の存在意義にもひとしくてね、損得の話ではないんだ。」

 

 

「……OK、損得で話をしないなら引き受けるよ。期限は?」

「君が死ぬまでで構わない、死ねばまた誰かに頼めば良いだけなのでね。」

 

ほぅ、使い潰しの道具…という訳ですか。

 

「バンキッシュ氏、失礼な言い方は余計な火種になるよ?親に教わらなかっ…あ」

「そう、あの親にして子、教わる機会のほうが少ないとも。」

 

…ぐう正論。まぁしゃーないよね存在としての格の問題はそうそう解消できねぇし?

彼にいたっては妹弟とソリが合わないから孤立しがちなのもあるだろうし…

 

「ままええわこれも何かの縁、人間の超常の再現正式に承りました。とはいえコチラも向こうじゃ

駆除対象の身気長にお待ちいただくよ。」

 

「助かるよ。では先にいった通り頭金の支払いだが今暇かね?」

「今ミロク氏への定期連絡があるからそれ終わるまでまってもらえる?」

 

手をヒラヒラとふるバンキッシュの顔は了承の意を示す。意外と気さくな方なのかね?

…さて、そもそも何故俺がバンキッシュ氏の事をしっているのかって話だが、事の発端は

彼の母親ことミスティと俺の魔法の回線がブッキングした事。

 

向こうの方が存在格が上なので一方的にシャットダウンされる始末でちょびっとイラついてね…

インターステラの助力も得て彼女の観測機に結構な数ハッキング掛けたら夫に告げ口したらしく

ミロク氏伝手に『ウチの妻がめっちゃキレてます謝って下さい』なんて言われる始末。

まぁ経緯説明したらなだめてくれたんだけどさ。バンキッシュ氏はその時に顔を合わせたのがお初だったかな。

 

 

 

 

 

「……おまたせバンキッシュ氏」

「はじめようか。」

「で、どうすればいいの?」

「君の魔法のコードを見せてくれ、そこから逆算して弄ろう。」

 

コード?…あぁ式ね。魔族の魔法は基本的にイメージの産物だから式なんてもの無いに等しいんだけど俺のは別というか意図的に魔法式可したんだけども。

 

「はいこれ。」

「フム…ん?貫通術式…独自構成故のものか。成程こういった組み方も…」

 

俺は立場上上位存在とコンタクトをとれるだけで上位存在ではない。だから世界の壁を越えて

()()には障壁がおおくてね、魔法だけでも世界の壁を超えるのに専用の構築が必要な訳。

そっちとは違うルールでやりくりしなきゃしけないのさ。

 

「枠組みを私に寄ればココは要らない…仮想界に目を作れるのは素直に素晴らしいな…うん…ココをコレと繋げて…本体は…ん?ジョーカー殿」

 

「何か変な所あった?何度か改修はしてるから式としては綺麗な筈なんだけど」

「いや、君自身が見た向こう側に赴かないのか?」

「ホントは行けたら再現も楽なんだけどねぇ、一介の魔族じゃ肉体が壁を超えられないから

どうしようもないんだよね」

 

こればかりはどうしようもなくてね…ミロク氏にも言ったけどこの世界への固定?が強すぎるから

厳しいって匙投げられちゃった。前世持ちに対しての縛りか何か何だろう。ミロクの研究所には行けてるじゃんって?研究所が入って良いよ~みたいな仕様を俺に施してるだけだよ。

 

「では…これならどうだろうか?」

「ん?あ!?」

 

指パッチンと共に現れたのは蜥蜴人型の機械…いや生体素材が見受けられる以上生き物…あ

 

「ゲーム・コマンドか!」

「肉体の乗り換えはソチラの得意と聞いている。実際に再現対象を見て体験できるにこした事はないはずだ。」

「いいの?過干渉じゃない?」

 

「問題無い、父と母に比べれば水面の花弁のようなものさ。」

 

マジかよ。幸運とかそういうレベルか?俺時期死ぬんじゃねぇの?

 

「その代わり」

「勿論依頼は完璧にこなしてみせるよ、ここまでおぜん立てられて怠ける方がおかしいからね。」

 

 

おし、取り敢えず今はハウスキーパーで動けないが後で無茶苦茶してやりますか!

 

 




バンキッシュ
バンクシーの魔盤のシクに描かれているクリーチャー。ゲームコマンドたちの制作者であり
やや刹那的な物を好む(ハイクの始祖みたいなものでもある)。アニメ版だとカクメイジンの操縦をしてた奴と言えば分かりやすい。戦いに肯定的である為その延長線上にある技術には滅法強いが
絶望的に下の兄弟とソリが合わない。

ジョーカー
この度バンキッシュの助力により()()()()()()()()()()()ようになった事で魔法や超常再現が各段に早くなる。片手間に超獣界の生き物じゃない者同士でディスペクターを作れないか模索中だったり5王にディスタスをプレゼントしようとしたり活気が凄い。
力に価値を見出すバンキッシュとは価値観が合うのか今後ともごひいきにしたいと思ってる。


ミロク
麒麟児モードで前線にいる。いかにも正義の為に戦ってる感があるが己のケツを拭いているだけなのは秘密。

マロク
ミロクにパシられた哀れな姉妹その1。

ムロク
半分クリーチャー化したジョーカーの体では初めて戦った相手になる。カードのテキスト上近接主体に思われがちだが仮にもミロクの妹なので魔法戦もゴリゴリ。ジョーカー曰く
「硬く重く速い=強さなんですのよ!って感じすげー好き」だそう。


世界を覗き見る魔法(マルチブラウザ)
2話でジョーカーが作った最初の魔法にして魔族としてのアイデンティティ。
目(視覚)に光が当たっている事を条件に見たいものがホログラムのように空中に可視化される。
術式自体は規律立っているが魔族の魔法らしく()()()()()()()()()()()()()()等々リアルタイムで更新される情報を更新されている事を知らなくても見れるしマーキングも不要。
窓の数は消費した魔力の量に比例、解像度は窓の数に反比例するので一つをじっくり見るもよし
何窓もして速度制限かかってる状態で見るもよし。

世界を見聞きする魔法(バンクシーブラウザ)
上記魔法がバンキッシュに改造されたアプデ版。
探索用ユニットを見たい場所や世界に送ったり魂の乗り換えを利用して実地調査ができるようになった。一応ジョーカー自身の魂が他の世界に渡るのは割とタブーではあるがこの魔法自体の前提
や基礎として『上位存在たる私バンキッシュの名において許可する」的な効果が書き加えられておりソレにより女神様による魂の固定をすりぬけている。最も、他世界渡航中は他の世界に窓を作れず渡航先の世界でも窓の最大数は大きく落ちるので一長一短。
余談だがジョーカーが最初に移動したのは意外な事にモモキングの所。歴史の裏側がどうしても見たいので頭下げにいった。

芸魔人主 モサピカタン 8(火水)クリーチャー パワー4000 
         ゲーム・コマンド/マジック・アウトレイジ
・G0:自分のゲーム・コマンドとマジックがマナゾーンとバトルゾーンに合計6枚以上あるならこのクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
・このクリーチャーが出た時、カードを1枚引く。
・自分の他のカードをプレイした時、山札を見てプレイしたカードと違う名前を持つ同じコストのカードを2枚まで選び手札に加え、その後山札をシャッフルする。
・自分のターンの始めにジャストダイバーを持つ自分のクリーチャーを1体選び手札に戻しても良い。そうしたらソレをコストを支払わずに出しそのクリーチャーにスピードアタッカーを与える。

バンキッシュに用意してもらったジョーカーの探索ユニットがカード化した物。
大型システムクリーチャーのくせに耐性もなければカクメイジンとの相性もそこまで良くなく
パワーも貧弱で除去されやすい80円で売れるかどうかな性能。
一応G0で召喚できればカード1プレイで2アドバンテージを連打できるが赤青マジックでカードを6枚そろえてたら全盛期は既にゲーム終わってる、バルバトチェス型ならワンちゃんピンなら
入るかもねくらいで別にバルバトチェスはコイツを求めてない。
後でギュウキングが実装する。ゲームのモチーフは勿論カタン。

魔王討伐後の10年やそこらでフリーレンはゾルトラークを習得できるのか

  • 葬送のフリーレンやぞいけるいける!
  • エルフにとって新しい魔法だし厳しいでしょ
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