魔族に生まれたが色んな魔法使いたいだろ?   作:王道の展開にニチャつく者

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フリーレンにデュエマをさせたい、ふとそう思った。


師匠の代わり

魔王討伐から数年後、夜のとある森の中

 

勇者一行の魔法使いであるフリーレンはいつものように焚火で暖をとり野宿の準備をしていた。

そして習慣的なものであろう集めた魔導書や道具の手入れをしていた時

 

「ん…師匠(せんせい)の小物入れが光ってる…なにこれ。」

 

既に死別した師から譲り受けた小物入れの蓋についている青い装飾具が魔力を帯びて独りでに

輝いていた。こんな事は初めてでありそんな機能があるとはフリーレンはきいていない。

 

「…文字を一方的に通達する魔法?、流石に師匠の物だし解呪はいらないか。何々…」

 

 

    この通達はアカウント登録済みのプレイヤー全てに配布されています

 

拝啓 フランベルジュ様 

 

この度はステラ様主催公式大会 ルナティックカップの開催を正式に決定いたしました。

マスタークラスであるフランベルジュ様におかれましては参加の有無のご連絡がまだであると

主催者より通達がありましたので誠に勝手ながらデッキケースの連絡機能よりこうして連絡させて

頂いた次第です。何分(なにぶん)多忙とは思いますが参加登録および辞退は直接性となっておりますので一度デュエルタワーにお越し下さい。

                       デュエルコロシアム公式より。

 

PS:これを読んでる奴がドロマーのねーちゃんかどうか怪しいから捕捉するが

このケースの宝石に向かって魔力を流しながらログインって言えばコッチ来れるからな。

通知を切るにもどうせ来なきゃいけねぇし一度くるに越した事はねぇぞ?

                         

                                 レッド

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「で、来てみたはいいものの…」

 

小物入れから来た通信に従い仙界に入ってみたフリーレンだったが思わず頭を悩ませた。

何せ文化、というか文明レベルが違うのである。葬送のフリーレンの世界はいわゆる

中世ファンタジーといった具合いだが今彼女の目の前に広がるのは

 

「馬のいらない馬車…に雷の魔力を感じる街灯や掲示板?空のアレは鳥じゃないよね。」

 

余りにも令和ジャパニーズな文明であった。強いて言えば先ほどから顔を合わせる者たちに

マトモな人間族が少ない事がきがかりではあるがここは仙界、師に伝え聞いた事通りの風景が

そこにはあった。そんな時

 

 

「よぉエルフのねーちゃん、通信通り来てくれてあんがとよ!」

「誰?」

「ソレに追伸してあったろ?レッドだよレッド。つーかドロマーの…じゃねぇや

フランメのねーちゃんはどこよ?」

 

人間…じゃないよね。全身金属みたいだし関節部分にボールみたいなのあるし。なにより声が

偽物臭いし。師匠のコレの事を知ってるなら師匠を知っててもおかしくないけど…

 

「亡くなったよ、それも大分前に。」

……((延命しなかったのか…))あー、えっと…その何だ。わり。」

「良いよ別に師匠もそんな死にきれない感じでも無かったし。で、改めて聞くけど誰なの?」

 

レッドと名乗る男?の事はフランメからは聞かされていない。フリーレンの性格上人外を受け入れないのではとフランメが配慮をした結果だが裏目に出ていた。

 

「俺はレッド、フランメのねーちゃん専属のタクシー()だ。」

「足?」

「移動手段って言えばいいか?ココは移動するのに徒歩じゃ長いからな、自分で乗るか

相乗りできる奴を雇うか二つに一つなんだよ。あのねーちゃんは後者な。」

 

「わたしはフリーレン、フランメは私の魔法の師匠だよ。コレは師匠が無くなる時に

譲りうけたんだけど…そもそもコレ何なの?ただの小物入れじゃないんだよね?」

 

「ん~……ソレ受け取る時なんも説明されてねぇって事か。」

 

腕を組んで何やら考え込むレッドを見ながらフリーレンはほんの興味で彼の魔力を見た。そして

燃え盛るような莫大なマナに思わず目を焼かれたかのような錯覚を覚える。

 

「(うっ!?何このバカげた魔力量…師匠どこでこんなのと知り合ったのさ…)コッチの事は一切聞いてないね、師匠が出入りしてたのは知ってるけど。」

 

「なるほど…なら実際やった方が早えぇか。うし!フリーレン後ろに乗って俺に抱き着きな!」

「は?」

「ほらほら周回遅れになるぜ?ソレの事しりてぇんだろ?」

 

「……後で説明ちゃんとしてもらうからね?」

 

勝手に行先を決められ不服なフリーレンだがココの住人にほうが知っている事が多いのも事実。

渋々したがってヘルメットを被りレッド愛用の()()()の後ろに乗り込んだ。

 

「変にしゃべると舌噛むから最初は黙っとけよ!いくぜぇ!?」

「こんな馬車じゃたがか知れ『全!速!前!進!』あ、ちょまぁぁぁぁ!!」

 

 

フリーレンは知らなかった。ソレが最速のソニック・コマンドである事を。

 




レッド 超獣族(人型機械タイプ) 
デュエプレで言うデッドゾーンみたいな人間っぽい姿に落とし込まれた状態のレッドゾーン。
スピード狂なのは相変わらずだがフランメの事を後ろに乗せる事が多かった為独りよがりな走りは
()()()しない。普段はギュウキングの仙界で治安維持のため警邏隊として活動中。
彼と相乗りできるのは彼に気に入られているか相応の立場にいる証拠でありフランメは前者。
火や闇が入った中速速攻を好んで使う(邪王門とか)。



フリーレンが師匠から譲り受けた小物入れは正確には紙版デュエマのデッキケース。
かつてはドロマー天門(アドバンス版)がぎちぎちに詰っていた。
この作品におけるフランメはGPでベスト8とか平気で食い込むタイプのデュエリストであり
解説席に呼ばれたりする界隈著名人ポジ(故人)。

魔王討伐後の10年やそこらでフリーレンはゾルトラークを習得できるのか

  • 葬送のフリーレンやぞいけるいける!
  • エルフにとって新しい魔法だし厳しいでしょ
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