魔族に生まれたが色んな魔法使いたいだろ? 作:王道の展開にニチャつく者
やけに気合の入った登場のじゃな
「こうしろと外野がうるさいものでな。フリーレン、お前と合うのは魔王城以来か」
「…お前がクヴァールに教えたんでしょ?」
「何に対しての問か、そして根拠を聞こう。」
「
ディヘブメントに至っては並みの魔法使いじゃイメージ所か理解すら難しい。
けどソレが日常にあるのなら、あるのが当然の
で、魔王を倒したあの日、私たちに言ったあの言葉と今の状況を加味すれば」
「超獣である私がクヴァールに教えた…と。成程筋は通っている。仮にソレが正しいとして
お前はどうする?魔王の懐剣と腐敗の賢老を相手に立ち回るか?」
そう、結局はソコだ。
ドルファディロムが魔族でなかろうとフリーレンにとって敵である事には変わらない。
まして二人は友好的な関係である事も会話から分かる。仮にフェルンが戻って来ても
勝算は―――悲しいほどに
「お前がここに来た理由次第かな。」
「コチラの番…か。まず確約するが余程の事が無ければフリーレン、お前とクヴァールの戦いには
手だしはせん、ヒンメルとの約束なのでな。」
「(そういえば毎年ヒンメルが来てたとか言ってったっけ…)約束?」
「俺達にとってクヴァールは因縁だ。けど封印が解かれる頃に俺達は多分いない。
フリーレンは1人で旨い事クヴァールと戦おうとする気がするんだ。もしもそんな事が起きたなら
俺のイケメンフェイスに免じてどうか手を出さないでほしい。一言一句変えてはおらん筈だ。」
当時の記憶を掘り起こしながら途切れ途切れに言い紡ぐドルファディロム。
ディスペクターは歴史や記憶は踏みにじる者。だが彼はドルファディロムという皮ではなく
ドルファディロムというれっきとした個、いち超獣として心情や義理には理解があった。
「魔王城であれだけ私達に敵意むき出しだったのに随分変わったね。」
「懐剣として勇者一行に牙を向いておかなければ怪しいだろう?」
どこから
この時、口を挟むクヴァールの念は思考による精査されたものではなく思い当たった事に
反射的に動いた時のソレと酷く酷似していた。仮にも賢老と呼ばれた者がそうなるケース、
相応の事態だ。
「ん?」
お主はどこから、いつから魔王様を裏切っておった?
「裏切って…?裏切っておらんぞ?」
何?
「魔王軍の重役として人との争いを激化させるのが私の任務。分かるだろう?私のこの魔力が」
ドルファディロムより発せられる
「逆…お前が魔王を魔王にした。」
「魔王軍が必要だった。魔族を束ねる存在が必要だった。魔王がいなければ魔族は
淘汰され絶滅の一途をたどっていた…だから用意したのだ。
そして七崩賢や魔王を名乗る高位魔族を始めとした副産物が生まれた。」
ワシらはお前の手の平の上だと?
「違う、それは断じて違う。仮にそうだったとしたなら南の勇者の始末に七崩賢を向かわせたりは
せんしそもそも魔王軍の総合的な指揮はシュラハトによるもの、私は関与しておらん。ともかく」
踵をかえしフリーレン方を向いたドルファディロムは周囲の地面を軽く盛り上げ座りこんだ。
「今この場面において私はフリーレンお前に対してどうこうする気は無い。いっその事契約を結ぶという方法もあるが…神話のものとは言え魔族の魔法は好かないだろう?」
「…私とクヴァールの私側にフェルンも含めて。それが口約束で済ませる譲歩だ。」
「いいだろう。勇者ヒンメルの願いに免じてソレを甘んじる。」
改めてクヴァールとフリーレンの目が合う。開始のタイミングはフェルンの到着後。
いくら彼女が全速力で到着したとて戦力としてマトモに戦えるだけの魔力を回復する事も考えれば
今日のうちに戦う事は難しいと踏み、フリーレンは片膝をついて休息を取り始めた。
クヴァールもまた、お互い難儀な事になったと台詞を吐き捨て時を待つ。
夜、フェルンが到着した。事の顛末を知らない彼女は状況に困惑したものの師が動かないならと
場の空気を読んで魔力の回復に努める事となるが…
「フリーレン」
「…なんのつもり?」
投げ渡されたのは魔法薬のビン1本とやたらと大きなサンドイッチ。
「この調子でいけば火蓋が開くのは明日の昼前、食事はとるべきだ。」
「敵から渡された物を食べると思う?」
「ヒンメルはお前が十全な状態で戦う事を望んでいた筈だ。人間の空腹は戦闘において十全な状態とは言えん。私が奴との約束を履行する為にお前達には食事と睡眠を取ってもらわねば困る。」
…クソ真面目。
フリーレンの率直な思いだった。
魔力からしてドルファが魔族ではない事はフリーレンとしては何となく分かる。
となればコレが自分らと同じように感情による行動と考えるのも難しくない。
だがココは渦中でありクヴァールの目の前、状況を鑑みるならココで飯など食うバカはいない。
だからこそ極端な話「飯くって寝ろ」とでも言いたげなドルファが真面目以外の何物でもないのは
フリーレンには明らかだった。
「(ホントに毒も魔法も掛かって無いじゃん…)…フェルン、半分上げる。」
私側にフェルンも入れて→コレが無かった場合、フェルンが到着した時点でヒンメルとの約束外になる(タイマンじゃなくなる)ので封印解除した直後に横やりが入ってフェルンがフェードアウトさせられます。この場合フリーレンは1人で防御しながらゾルトラークの打ち合いを制しつつ
フェルンの感知もしなくちゃいけないので最悪の場合クヴァールを殺しきれず逃がす事になります
魔王討伐後の10年やそこらでフリーレンはゾルトラークを習得できるのか
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葬送のフリーレンやぞいけるいける!
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エルフにとって新しい魔法だし厳しいでしょ