魔族に生まれたが色んな魔法使いたいだろ?   作:王道の展開にニチャつく者

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不幸中の幸い

最近あった即落ち2コマをひとつ紹介しよう。

いま思い返しても笑えてくるが…侵略まがいの行進をしたアルマーニが敗走した。

もう一度言おう、敗走して帰って来た。

現地民に負けるのは流石におかしいだろwwwと思ったのも束の間、どうやら侵攻の数日前に

フリーレン達がソコで何かしてたらしく予定より大幅に強化された原地民の兵力にやり返されたのだとか。

 

 

んでもう一つ、これはオマケだがシェリーの所在が分かった。どうやら聖都を隠れ蓑に北側で

アイリッシュとつるんでるっぽい。といってもアイリッシュ傘下の魔族に指示をだしたりちょっとした援護をしたりと主導で活動してる訳じゃないみたいだけど。

 

 

 

「…プフ!!」

 

【笑うな、余もアレは想定外だったのだ。】

 

「いや、だからってあれだけ自分は大丈夫ですみたいなオーラだしといてコレは…さww」

 

【食われたく無いという意志を尊重してここを明け渡せと言ったというのに何故ヤツラは歯向かってくるのか…】

 

「それが分からないのがお前が純前たる魔族の証だよ。」

 

【成程…つまりは】

「【理解出来なくて(わからなくて)良い話】」

 

蘇生用のポッドの中でゴポゴポと泡を拭きながら俺と話すアルマーニ。

本来ならソコにアルマーニが要る事自体ありえない、リポップ用のポッドは超獣とダークエルフ、それと一部のエルフにのみ対応している。ほぼ完全な魔族であるアルマーニは適応外なのだが…

中々どうして面白い事が起こったもんだ。

 

「しかしよくほぼ純魔族のお前がその力に目覚めたねぇ…嬉しい誤算だよ。」

 

【安定感に欠けるが爆発力は確かだ。奴らの前から退けたのもコレの恩恵としか言えよう。】

 

原地民の攻撃によって肉体を失ったアルマーニはその意識・自我を魔力に移して周囲の植物や地面を元に簡易的なゴーレムを精製・憑依し原地民に抗った。とはいえ急場しのぎの粗悪品、

さしたるパワーがある訳もなく現地民を始めとした奴らの力もあって敗北したそうだが…

逆境からくる生への強い渇望という人間的な欲求が魔力と結びついた結果としか言えない事象、

強くそれでいて希薄な精神体(スピリチュアルボディー)の完成。そして

 

「この世界で初めての超化(ハイパーモード)発動がまさか魔族とはねぇ…」

 

完全な精神のみで自己を保管できつつある今のアルマーニはある種、俺と同じだろう。

後天的な点は同じ、肉体に順ずるか否かの問題を除けばアルマーニは今超獣と魔族のハーフ。

ギュウキングに言わせれば()()()()()()()()()()()()って所か。まったくもう…

 

「これだから体弄りも研究もやめらんないんだよなぁ…(ミロク氏)の事いえないわ、ホントに…」

 

アビスの超化獣のハイパーモード発動前の状態、霊体の状態でアルマーニがここに来たときは

流石に驚いたし事の経緯を知って机を叩きながら笑い飛ばしたもんだ。

 

【してジョーカー】

「ん、あぁハイハイ記憶を除いたから分かってるよ。あの森どういう理屈なのかてんで分からんけどフィオナの森と同じ波長をもってるね。お前が住み良いと感じたのも納得だね」

 

フィオナ。よく放火される事で有名な森だがその本質はあらゆる位相異次元の超獣世界をフィオナの森というルールで繋ぐパイプ。つまりフィオナの森がある世界は超獣世界であるという事になる訳だ。

 

記憶にある森がフィオナの森と同じ波長を持っているのは恐らく原住民の先祖に由来するのかな?

とはいえ完全なフィオナの森という訳ではないようで学者風の言葉を使うなら亜種って所。

もしフィオナの森と同じ性質を持っているのなら理論上あの森の神樹とやらを通じて

()()()()()()()()()()()()()()を行き来できる筈だ。

例えば原本世界(俺という存在のいない世界)だったりパラレル存在の世界(俺ではない異分子がいる世界)だったり分岐世界(違う未来を歩んだ俺のいる世界)だったり…あ。

 

「でさアルマーニ。神樹の可能性のデカさは俺も目を見張るモンがあるんだけどさ。もっかい

攻め込む気…ない?」

 

【命令すればよいだろう?死んでも落とせと。】

 

「嫌そこまでじゃないのよ。現地民を一掃してまで欲しいとは思わないし下手に触れると変な所から飛び火しそうだしね。」

 

俺がいるこの世界はミロク氏やバンキッシュ氏のお陰で超獣世界との繋がりがある。

そこから逆算する形で神樹がフィオナの森と繋がる…なんて事になったらマズイというか…ね?

 

【仮に攻め込むとして兵はどうする?余の獣はみな滅んだか食われたぞ?】

 

ドキンダンテを出すよ。不条理はアレで全部捻り潰せる。」

 

敵対勢力にアルカディアスに由来するパワー持ちがいなければドキンダンテは無敵だ。

最悪の場合、神樹が生えなかった事にすればいい。

 

【…悪いが首は縦に振れんな。余もこうなった以上ひとつ成すべき事が出来た。】

 

…格上という存在を知って何かしら思う所があるらしいアルマーニの回答は否定。

なら仕方ない。

 

「OK、じゃあ水に流して次だな…取り敢えず自己保管が終わるまではソコで大人しくしてな。」

 

アルマーニのポッドに背を向けて体を入れ替え俺は超獣世界に移動した。




この後、日ごろの援助のお返しとしてバンキッシュの家でゲームコマンド達のメンテを手伝ったり
次の依頼書を受け取ったりしています。このタイミングで既にプリンプリンはフィオナ移住を終え
パンドラがあった座標はがらんどうな訳ですがそこはパンドラがあった場所という事には
変わらないのでより濃密に歴史を見る事が可能。
Q何でわざわざ見に行った?
Aガイア―ル・カイザー&ミロクへのもの申し

魔王討伐後の10年やそこらでフリーレンはゾルトラークを習得できるのか

  • 葬送のフリーレンやぞいけるいける!
  • エルフにとって新しい魔法だし厳しいでしょ
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