魔族に生まれたが色んな魔法使いたいだろ? 作:王道の展開にニチャつく者
暴走オガミとフリーレン達が交戦をし始めてはや10分、蛇頭のようなオーラでフリーレン達を
噛み砕かんとするオガミに対してシュタルクとヒエンが頭を切り落とし作った隙を残りの3人が
魔法で着実にダメージを与えていくという地味ながら確実な攻略方法を繰り返していた。
蛇頭は8つ、当然前衛二人では打ち漏らすのが本来当たり前なのだろう。だが
「遅い!!カザナギ流―――紫電!!」
風隠の森最速と呼ばれしヒエンの剣速はシュタルクと合わせて打ち漏らしを2本に抑える程だ。
後衛が3人もいれば必ず誰かが有効打を与えられる盤面が出来ており、あくまでオーラが魔力に
よる物である事から防御も容易く余程の事が無ければこのまま終わると全員が思っていた。
(す、すげぇ…この状況で納刀と抜刀を繰り返せんのかよ!!)
ヒエンの速さの秘密は大よその行動に抜刀、つまり居合の初速を用いている事に由来する。
それは行動の終わりに納刀という行為を何処かで挟んでいるという事であり戦闘中のソレは
基本的に無駄な行為だろう。だからこそ無駄な行為を主力に据えるという狂気的な技巧と鍛錬を
シュタルクはひしひしと感じていた。
「よそ見厳禁!!」
「やべ!サンキューおっさん!」
「いくぞ小僧、後ろにつけ!」
風を纏って先陣を切るシチショウに続きシュタルクがオガミ本体に憑くオーラを切る。
いくらデカかろうと太刀と斧の一撃火力差が出る。当てられるのであれば当然斧の方が良い。
「グゥ!?ルゥゥアアアア!!!」
下から切り上げられたオガミがシュタルクへの強い敵意と共にオーラを上顎状に形成、剣に纏わせ
シュタルクの後隙を的確に狙う。
「(そんな大振り当てさせるものか!)ヒエン!!」
ヒエンに剣戟の合図を掛けながらそシチショウの瞳に移るのはオガミの背後へ飛行する二人。
「シチショウ流―――」
「カザナギ流―――」
雷速かと思うほどの足さばきでオガミの背後に回ったヒエンがシチショウの意図を汲み、淀みなく刃を収めた。
「
「
「ア゛ア゛!?オオオオオ!!」
「させ!!ねぇよ!!」
オガミの纏うオーラを肉体から剥がすように背中を切り伏せる。反射的にオーラの首を振り回す
オガミだが態勢を戻したシュタルクがその首を根本から全て断ち切り二人の飛び退きを補助した。
「「「今だ!」」」
「スゥ…
「
フェルンのゾルトラークに複合する形で打たれた聖なる炎が切り分けられたオーラの間から
オガミを
顔付きだった。
「殺すのが目的じゃないからね?淀んだ魔力を綺麗にしてオガミの意識を叩き起こすんだ。」
と言ってもと続くフリーレンの顔には…
(最初に比べれば明らかにオーラが戦術的に動いてる…まさかとは思うけど…)
懐疑的なしかめ面が付いていた。
清らかな炎を放つ仙法
人間・エルフ用にデッドチューニングされたボルメテウス・ホワイト・フレア。
炎の魔法ではあるが同時に聖属性を含むので僧侶でなくても破邪や解毒が可能という点が大きい。
Q:魔法を使ってる訳でもないのに雷速移動ができるのか
A:カザナギ流(体術としての意)の基礎として魔力を使った肉体強化(後述)があるので
ある程度のスピードはそれで実行可能。ヒエンのは全身強化ではなく魔力流動による一点強化に
よってスピードへ振り切った自己流派生に居合の速度を加算している。
踏み込み→駆け出し→完全停止と部位単位で巡るましく魔力を動かして実行するので
技量+魔力流動の速度+それに合わせて動かせる感覚によって初めて成立する。
カザナギ流肉体強化
魔力を筋肉に編み込むイメージで内側に纏う事で身体強化する技術。
魔力をより細く濃く編み込む事で強化倍率も上がる。皮膚と筋肉の間に革鎧が存在するようなモノなので魔法・物理両方に対する防御・抵抗能力も高く体内の魔力の有り方を変化させているだけ
なので消費する事も無いが当然魔法を使えば纏える量も減るのでパワーは下がる。
プレイヤーの使う強化魔法を魔法という形を用いずに実行している状態と思えば良い。
魔王討伐後の10年やそこらでフリーレンはゾルトラークを習得できるのか
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葬送のフリーレンやぞいけるいける!
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エルフにとって新しい魔法だし厳しいでしょ