魔族に生まれたが色んな魔法使いたいだろ?   作:王道の展開にニチャつく者

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1級魔法試験(1次)

「これより大陸魔法協会1級魔法試験の内容を発表する」

 

恐らくこんな掛け声が協会の広間でかけられている中、プレイヤーは1人試験区域の盆地で

空に向かって両手をかざしパズルを組み替えるように動かしていた。

 

「はぁ~めんどくせぇ、なんで俺が結界組まなきゃいけないのさ…ゼーリエよか得意だけども」

 

プレイヤーがレルネンを殺した後、3次試験の内容を組み立てる過程でジョーカーはゼーリエに

試験官としての雑務の押し付けを行っていた。その内の一つがこの結界構築作業である。

 

「というか俺が組んだら硬すぎてフリーレンが割れないんじゃ…一か所雑に組んどこ。」

 

加えて結界を組み終えた後に隕鉄鳥(シュティレ)を結界外から数匹つかまえて来いとの事。

要するに結界内部に参加チーム分のシュティレがいなかったら体裁としてマズイという事だろう。

 

「対物性能の高いは結界は組むの難しいのにまったく…よし完成。」

 

広範囲結界を一人で構築しきるのは時間と相応の技術が必要だがソコは流石にフランメの師に相当するダークエルフというべきか圧倒的な年月に裏打ちされた魔力量がソレを可能にした。

 

「でぇ?シュティレを捕まえればいいんだっけ…あの辺でいいかな」

 

試験会場の反対側に広がる森に先のものより大きな結界を手早く作るプレイヤーはかざした手に

グっと力を込めてていく。

 

「この結界は生き物を通さない。なら結界そのものを貼りっぱなしの状態で小さくすれば…」

 

人は手で捉えられない物を網という道具を産み使う事で捉えて来た。これは結界を応用した網だ。

 

「ガラスにぶつかるスズメみてぇwえぇっと受験者が60人だから割る3で()()()か。」

 

網に入ったシュティレの数は目算6、水辺の無い場所で捕獲して6なら会場内はおおよそ同数か

それ以上と考えたプレイヤーは適当にシュティレを8匹追加で見繕って会場内にぶち込んだ。

 

「コレで探してもいませんってんならそりゃ目が悪いよねって話だよ」

「とはいえ普通に捕獲するのは骨が折れる筈だが」

「うお!?ゼーリエ何しにきたのさ!」

「見て分かるだろう?お前がさぼってないか確認にきた。」

「やるときはやるっつーの。結界に物理攻撃魔法一発撃ってみ?」

 

プレイヤーの隣にたったゼーリエは足元から雑草を一本詰み取るといくつかの魔法をかけて

結界に向かって打ち放った。

 

「硬い…随分と強固に作ったな。」

「でしょ~?これでも結界術には自身あっか『こんな物か』ゼーリエさんやソレはマズいんで」

「知らん!!」

「そんなデッカイもん投げたら反射術式が!?」

 

物理衝撃を流動し接触地点から放出する防衛機構、俺は(バリ)ビヨンド機構と呼んでるソレが起動、

打ちこまれた鉄球が結界に接触した瞬間、結界がゴムのように凹んで鉄球をゼーリエに打ち返す。

ゼーリエが同調させた数種の魔法がそのまま―――否、それ以上の速度で迫り流石のゼーリエも

間一髪のイナバウワーを披露した。

 

「意外に体柔らかいのなw」

「…フム、私が壊せないのは癪だがまぁいい。発動期間はいつまでだ?」

「土地の魔力を吸って起動してるから理論上∞だよ。それに術式同士が相互作用して機能してるから結界の()すら無い。突く藪もないって訳。」

 

魔法の相互作用や核や中心点無しの結界術はゼーリエでも骨がおれるって意味では魔法使いの中で俺に勝る結界使いはいないんじゃないかな?

 

「お前はほんとうに腕だけは信用に値するな。」

「褒めないでよ、照れる。」

「…ここでの用は済んだ、いくぞ。」

それ以外、特に性格や倫理感は魔族以下というのはゼーリエの評価なのだがこの時のプレイヤーは

知る由も無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験当日、盆地の丘。

 

「あっはっはっはははははーはっはっはっんぐ!?ゲホゲホ…あ~笑った、何あれw」

「道理は分かるがとても魔法使いの所業ではないな。」

「同意だ。」

 

「あっはっは!ウォリアー君やばすぎww嫌分かるよ!?けどさぁ!!」

 

試験担当官であるゲナウと参加者を見に来たゼンゼ、そして結界の具合いを見に来たプレイヤーの前で繰り広げられているのは音速で飛ぶシュティレとダークエルフのドックファイトだった。

 

普通考えてもやらないでしょ!()()()()()()()()()()()()()()()()なんてさ!

そもそも参加してるなら言って欲しいんだけど!というか可笑しいな?

 

「(戦士特化生産個体なのに何であんなバカスカ魔法を…」

「生産?」

「あぁ口に出てた?…アレ知人でさ、魔法使いだけどもっぱら剣振ってるタイプなんだよね」

「北方出身か?」

「うんや仙界だよ。まぁそこはどうでもいいんだけど…あぁそうか。」

 

ウォリアー君の背中にある杖…あれ(ダッシュ№)のウィザード君だよね。

自分を魔法杖に変身させてウォリアー君の魔法の才格と自分の才格をリンクさせてんのか。

ツーマンセルの個別運用の体で生産したんだけどコレはコレで有りだな。

 

 

 

 

 

その後、雑に作った部分から結界が崩壊、大量の雨水が会場に降り注いだ事は言うまでもない。

残り参加者は9パーティー、21人。




Qウォリアー君どこのチームなの?
Aデンケンと殴り合いになったパーティーの3人目。奪われたが予備でもう1匹捕獲したし
何かブチ切れて他のパーティーを潰して*1もう1匹奪ってる。
潰されたパーティーは1人が背骨粉砕骨折、一人は右足一人は左腕が斬り飛ばされた。

ウォリアー
生粋の戦士(戦う者としての意味)。合法的に北方にいく手段が私用で必要になった。
この後プレイヤーに2次試験ように下駄を履かせてもらう。
余談としてフリーレンへの誤解は試験会場で解けた。
「だからよぉ…角飾りだっつってんだろうがぁぁぁ!!」

相互作用による魔法および結界の構築
デュエマお馴染みの12のプログラムを盗用(さんこう)にして作られた―――が、
プレイヤーが他人に解説する気が皆無なのか意図的にパスタコード化されておりゼーリエでさえ
丸写しせざるを得ない。

*1
大跳躍からの垂直落下叩きつけ

魔王討伐後の10年やそこらでフリーレンはゾルトラークを習得できるのか

  • 葬送のフリーレンやぞいけるいける!
  • エルフにとって新しい魔法だし厳しいでしょ
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