魔族に生まれたが色んな魔法使いたいだろ?   作:王道の展開にニチャつく者

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1級魔法試験(3次)

魔族襲撃をしった魔法協会は都市中央への避難勧告を即時発布したのち、3次試験参加者を協会の

ロビーに集合させた。

 

流石にコレを試験とします!とは流石に言えないので便宜上は

「主導は協会の1級と駐屯兵で行うから迎撃に参加してくれる方いませんか?」だ。

わざわざ試験を受けに来た流れ者が防衛の為に汗みずくで戦えってんだから恩赦は勿論でる

―――というかだして最低限でしょ。

 

 

 

 

 

「俺はいいぜ。炎龍の奴さんとはちっとばかし借りもあるからな。」

 

そう言って最初に手を上げたのはウィアベル。

北方前線出身である彼がアイリッシュと因縁を持つのは至極当然の話だろう。

 

「借りか…なら私は東にいくよ。」

「フリーレン様がいくなら私もいきます。」

フリーレンはヒンメル亡き後の苦渋を晴らすべく参加の意志を示した。

アルマーニVSフリーレンか。それぞれ一方的な因縁があるなんとも不思議なマッチングだな。

どうせシュタルクも引き連れていくと思うしまだ本調子じゃないアルマーニ相手なら…大丈夫か。

 

「じゃあアタシは南かなぁ~眼鏡君もいこうよ?」

「試験に関係ないんだ、行くわけないだろ?」

 

ユーベルは眼鏡君、ラントがいくなら行ってくれるといった所、なら手札を切るか。

 

「ゼーリエ、ちょっと空間繋ぐからソコどけて。」

 

片腕を大き目の転移門に突っ込んだら服の襟をひっつかんで…

 

「ハイよいしょぉ!!」

「グッ!?」

 

転移門から参加者の前に投げ出されたのはラント2級(本体)。

両手をパンパンと払いながらプレイヤーが倒れたラントに向かって座り込んで一言、

シンプルな問を投げかけた。

 

分身で参加は認めてねぇよ?(女のお誘いを無下にしないよね?)

「そう…ですね。やらせてもらいますよ。」

 

ユーベルの横で掻き消えた分身と投げ出された分身から大よその状況を理解した面々は

顔に手を当てたりドン引きしたり爆笑したり様々だ。

 

「では西はワシがいこう。町が無ければ試験もできんからな。」

「では僭越ながら(わたくし)もご一緒させて頂きます」

 

デンケンとメトーデは西…すこしばかり気がかりな所だがまぁ何とかなるか?

 

「悪いけどアタシは行かない。これでも自分の力くらいは分かってるつもりだからな。」

「ワタシも…力にはなりたいけど…ね。」

 

ラヴィーネ達は参加拒否。正直北に行って欲しかったが本人の意志を尊重しよう。

 

「ふむ。他に出てくれる者は?ウォリアー5級、君はいかないのか?」

「ん?俺5級だぜ?大魔族相手に敵うもんかよ…ただ」

 

「ただ、なんだ?」

「協会由来の正式な依頼ってんなら話は別だな。あ、金はキッチリ貰うぜ?」

「ならば依頼書は後付けで私が書く。いくら出せば出る?」

「命かかってるからなぁ…金貨6枚は最低値だ。」

「分かった。」

 

 

結果として恩赦とは別に暴利を振って難を逃れようとしたウォリアーをゼーリエが雇い入れ

西側へ派遣する事となる。

各自解散する際に殺さない程度に痛めつけて撤退させろとだけ言っといたが…

 

 


 

オイサースト郊外。

 

轟々と燃え盛る炎をマントのように携えた魔族の周囲には既に戦闘不能になった衛兵がズラリ。

つかんだ胸倉を手放し新たな戦いをソレは見据えた。

 

「ようやく出て来たか。待ちかねたぞ!」

「事の経緯はやりながら聞くとしてまずは北での借りを返すとすっか。」

「……」

「ん…おぉいつぞやのダークエルフではないか!これは楽しくなりそうだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「復讐の炎を燃やすエルフよ、種を根絶やしにし世の律を崩す覚悟が貴様にあるか?」

魔族(お前達)が絶滅したって世界に悪い事なんか起こらないでしょ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フン、若いのが2つとは随分舐められているようだ。どれワシが品を定めてやろう。」

「このあと別の品定めがあるからアタシはパスで。眼鏡君だけにして?」

「はぁ~…取り敢えず生きて帰ろうか。」

 

 

 

 

 

 

「狂歌のシェリー、以前見た時とは見違えるほどの魔力じゃな…」

「心強い前衛もいますし頑張りましょう。」

「頑張るってか頑張らなきゃ死ぬだけだ、死ぬ気で切り抜けんぞ。」

 

「あなた達の終の彩る為、精一杯歌います。聞きやがれ―――薄氷の鏡。」




魔族の二つ名は基本的に名が体を表す。つまりはそういう事。

魔王討伐後の10年やそこらでフリーレンはゾルトラークを習得できるのか

  • 葬送のフリーレンやぞいけるいける!
  • エルフにとって新しい魔法だし厳しいでしょ
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