魔族に生まれたが色んな魔法使いたいだろ? 作:王道の展開にニチャつく者
「で?お前の言う特別一級試験とやらは何をさせる気だ?」
「別に~?ただ3~4マンセルで戦ってもらうだけだけど?」
「試験者同士でやらせるのか?」
「いやちゃんと相手は用意してあるよ、とびきりのがね。」
「という訳で正午きっかり、今をもって締め切りとするよ~。参加者はひぃふぅ…うん、ちゃんと
割り切れるね。」
「当たり前だけど私達いがいもいるね」
「どうやらウォリアー様以外全員いるようですね。」
「あ、ウィアベルじゃん、参加者だったんだな…」
「さてと!1級魔法使い諸君良く集まってくれたね、これより特別一級魔法使い認定試験を開始するけど…まずは試験会場に移動しようか!」
そう言ってプレイヤーがカーンと高い音を響かせながら杖を床につき立て、床一面に魔法陣を描く。
「んな!?」
「転移魔法陣、しかもこんな大規模術式を一瞬で!?」
「ヒゥ~、すごいねあの人…」
掴みは上々、黄金色の光と共に参加者の姿がきえていった。
転移した先,その地面は茶色く周囲は澄み渡る青色と深き緑に溢れていた。
「ここは…ついたのか?」
「プレイヤーお前、会場へ直行といっていた筈だが?」
「ん~…何か邪魔が入った臭いんだよね、ちょいまち……」
(誰か広場に結界貼ってる?)
(…報告、連結と接続の戦闘を確認、被害状況・予想結果から排斥効果を有する魔法を行使)
ドルファディロムとロマノグリラがケンカ?何で?二人にはちゃんとこの事は言っているし
決してそりが合わない訳でもない。なのに魔法による強制避難を使うレベルでの高出力戦闘?
(原因は?)
(会話の概要から連結の私物が接続により破損した事と推測、加えて
「はぁ!?」
「分かったのか?」
「あ~まぁうん。今動いて貰ってる。」
じゃあ何?実況席の奪い合いを理由にそんな大規模に戦ってる訳?アホくさ…
(戦闘終了への予想概算は?)
(1時間前からの戦闘を加味、1~2時間を想定)
戦闘終了から広場の修理を入れて大よそ2時間半としてここから会場への距離は…OK。
許容範囲内ではあるか。
(喧嘩がすんだらライオティックを読んで会場の修復に注力して、時間稼ぎがてらコッチは歩く)
(了)
「ん~…メトーデ一級、悪いしらせと良い知らせのどちらから聞きたい?」
「そうですね…では良い方からで。」
「了解、良い知らせは今日の試験会場に臨時の修繕が入って試験開始のころには作りたてホヤホヤの会場を使えるよ。」
「じゃあ悪いしらせは?」
「現在会場で大型の超獣同士が本気でやり合ってるっぽくてさ、周辺の余波を考えて転移での立ち入りが禁止されてる事。」
「ここから会場までの距離はどれくらいあるんだ?」
「ウィアベル君良い質問だ、だいたい…直線で走って半日かな。」
「「「そんなに!?」」」
「俺は、この試験が半日で終わるっつーから受けたんだぞ?明日の船が間に合わないじゃねぇか」
「そこは安心して、仙界は時間の流れが違う場所が殆どだから外に出れば丁度良い時間帯だよ。」
「信じるぜ?」
「必要なら契約書でもかくかい?」
「…んや、いい。」
「どうするんだ?」
若干ヘラついた顔付きでゼーリエに問い詰めてくる。当然だ。
ここから半日も歩く訳にもいかないしかと言って転移も出来ない。しかも飛行魔法で飛ぼうにも
距離は変わらない以上4時間以上かかる計算になる。
「悪いけど長くて2時間ここで立ち往生かな。アレもなってるみたいだし」
「アレ?」
プレイヤーの指さす方向には手を頭に添えたユーベルと背中をさするフェルンがいた。
「大丈夫ですか?」
「うーん…頭がズキズキするかな。ちょっと座らせて」
「マナ酔いか。」
「森林地帯にでるつもりじゃなかったからその手の処置は抜かってたもんで…」
マナ酔い、正式名は高密度魔力中毒だったか魔力超過飽和症とかそんな感じのマナが体内に入った事でキャパオーバーになった体が体調不良という形で内外の魔力比を調節しようとする症状。
マナは些細な違いこそあれど基本的に超濃度の濃い魔力と言って差し支えない。
それが体内に入ってくるんだからそりゃビックリして体調の一つや二つ壊すよね。
症状が現れるかどうかは個人の魔力量とか体質によるけどユーベルは酔うタイプだったみたいだ。
「つーわけで会場があくまでここで待機、ユーベルと同じような症状が出た場合は俺かゼーリエもしくはフリーレンに言う事!」
「え」
「えって何さ、さんざコッチに来てるなら処置くらい出来るでしょ?」
「そりゃそうだけど…」
それから20分前後、体調も回復したユーベルが暇つぶしにラントにちょっかいを出し始め
それを見たプレイヤーは一つゼーリエに提案をした。
「ボケっとするのも何だしデュエマしない?」
「暇つぶしか…構わんがフリーレンもいるぞ?」
「ん?あぁいいね。久しぶりにデュエパと行こうか」
「何か物凄く不自然な形で巻き込まれた気がする」
「「それがデュエマでしょ(だろ)?」」
説明しよう!
デュエパとはデュエルマスターズの公式ルール初の多人数戦モードである!
【デュエパーティが開始されました、観戦者は白線外へ移動してください】
【参加者3名、
「この俺、プレイヤーの
「ゼーリエだ、
「フリーレンだよ、
「うおw暇つぶしにレベル3使うのやめな~?」
「人の事言える立場か?」
「ゼーリエも大概だよ?」
【シールド・手札を展開】
【1番手ゼーリエ、2番手プレイヤー、3番手フリーレンに決定】
【決闘者一同、開始の合図を】
「力の洪水に溺れていけ!」
「孤高の炎、味合わせてやる」
「さて、どうなるかな」
「「「デュエパ、スタート!!!」」」
仙界産のオリジナルカード。
王来編のその後、自然文明へ渡ったブランドに代わり火文明をまとめる存在として活動中という
背景を持つ。殴り合いによる友誼からゴリオ・ブゴリと、フェニックスに所縁のある存在である事からメテオシャワァと繋がりがある事がジョーカーによって観測されている。
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