TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活   作:雷雷帝王

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 個人的に書きたい場所が書けたので、満足です!あと自分の投稿の仕方が気持ち悪すぎてビックリしました!今回も強引な所があるかもしれませんがご了承ください



TS転生者のなんてことない蹂躙と決着

 

 始まったライザたちとボクの戦いは明白だった

 

「はあ、はあ、強いのは知ってたけど、まさかここまでだったなんて」

「はぁ~よくそれで古城に行こうと思ったな。まず、レントお前は」

 

バチッ ドゴォンッ

 

「……攻撃が力任せ過ぎる」

 

そう言ってボクはレントに『ライジング』で接近し、回し蹴りをレントの腹めがけて放った

 

「がっ!!」

「レント!!」

 

レントは受け止めきれずにそのまま吹っ飛んだ

 

「……次にタオ、お前は」

 

バチッ ドゴォンッ

 

「ビビりすぎて反応が遅い」

 

そう言いながらタオの服を掴み、そのまま海の方へ投げた

 

「うわああ!?」

「タオ君!!」

 

タオはそのまま海に落ちた

 

「……んでライザ、お前は」

「あたってっ!!」

「自分の技と道具が上手く扱いきれてない。だから……」

 

バチッ ドゴォンッ

 

「うぐっ!!」

「だから、こうなる」

「ライザッ!!」

「……最後にクラウディア、お前は」

 

そう言って、ボクはクラウディアに近づて、右頬に裏拳を見舞った。クラウディアは砂浜に倒れた

 

「きゃっ!!」

「クラウディア!!レイ、あんたっ!!」

「クラウディア、お前は論外だ。今すぐ帰れ」

 

ボクはクラウディアにそう吐き捨て、自分の元いた位置にゆっくりとした足取りで向かった

 

「はぁ~もういいだろ、ボクが最っ高級に手加減してもお前らはこのザマだ。ボクのフードをとることさえ出来ない」

 

そう、ボクは今回の戦いにルールを設けていた。そのルールはボクは武器を使わずに素手でやる。ボクのフードをとったらライザたちの勝ち、というものだ

 

「……さっきも言ったけど、お前らがボオスを命がけで助けに行かなくても、ボクが行くんだ。お前ら島で待ってればいい、ただそれだけだろ。何が不満なんだ?」

「……」

「最悪、ボクがあの竜に負けたとしても、ボオスたちを逃がすくらいは出来る。ほら、ボクの提案を拒む理由なんてないだろ」

「……レイは?」

「あ?」

「……レイは、どうなるの?」

「はぁ~……お前らには関係ないだろ」

「……私たちを心配してるの?」

「……なんでそう思う」

「レイが、教えてくれたんだよ。人や動く物をよく観察しろって、今のレイはなんだが私たちを心配してるみたい……」

「……はあ、そうだよ。今だってこんなことしてないでボオスを助けに行きたいさ。けど、それと同じくらいお前らも大切なんだ。だから、キズつけてでもお前らを流星の古城に行かせるわけにはいかない」

「……心配してくれてありがとう。けど、あんたにばっかおいしいところ渡さないんだから!!」

 

そう言ってライザは立ち上がり、ボクに指をさしてきた。そして、いつの間にかレントたちもライザのもとに集まっていた

 

「そうだな!お前ばっかりかっこいいところ見せやがって!」

「僕は、別に、ボオスたちが無事ならそれで……。で、でも!僕だって変わったつもりだからね。レイばっかりに頼ってられないよ」

「レイ……私は、大丈夫だよ。だって、レイが戦い方を教えてくれたんだよ。だから、大丈夫!」

 

そう各々がボクの前にたちはだかった。……ボクの心配を無下にしやがって

 

「くっはは……はぁ~馬鹿ばっかだ。分かった。ただし、これが最後のチャンスだ。全力で来い」

「分かった!みんないくよ!」

「おう!うおおおおっ!!」

 

レントが勢いよくボクに向かって駆け出した

 

「……だからお前の攻撃は力任せ過ぎんだよ。だから、こうなる」

「ぐっ!」

 

ボクはレントの懐に潜り、腹パンをした。が、レントは耐えボクの腕を掴んだ

 

「へへっ、これなら動けねえよな!!タオ!」

「うう、あんまり期待しないでよ……」

 

そう言ってタオは反対側の腕を掴んだ。そして、ライザが杖を構えた

 

「これでも…くらえ!!」

 

そう言ってライザは『ルフト』の力を使った。『ルフト』の力で周囲の空気を集め渦巻く奔流の暴風になってボクに襲い掛かってきた。今のボクがくらえばフードがとれるだろう

 

「だけど甘いっ!」

「ぐえっ!」

「のぉあっ!」

 

ボクはタオが掴んでいる腕をレントの方に振りかぶって、ぶつけた隙に腕を引き抜いてフードを摘んだ

 

「くっ!…残念フードはとれて…っ!これは」

「よし!レント!タオ!今だよ!」

 

『ルフト』には『暗闇を与える·弱』という効果を付けることが出来る。効果内容は確率で暗闇状態にできる、というもの。ゲームでの暗闇状態は攻撃の命中率と、攻撃を受けたときの回避率が低下する。だったが、現実では本当に暗闇が付くらしい。おかげで目の前が真っ暗だ。だが、目が見えない程度、苦ではない

 

「この程度じゃボクには勝てないよ!」

「ぐおっ!」

「うわっ!」

 

走って向かってきていたレントとタオを返り討ちにした

 

「どうした?もう終わりか?」

「ええ!もう終わりよ!……だって、あたしたちの勝ちなんだから!」

「は?何言って……?……っ!」

 

ボクがライザの勝利宣言に聞き返そうとしたその時、後ろからフードをとられた

 

「なっ!クラウディア!?いつの間に……」

 

いつの間にかクラウディアがボクの後ろにいた

 

「ライザたちがレイの気を引いてくれたから。……レイ、私たち勝ったよ」

「……くっはは、くっははは、くっははははっ、はぁ~完敗だ……」

「そ、それって!」

「ああ、一緒に行こう!ボクたち五人でね!」

「よっしゃあ!レイがいりゃ、百人力だぜ!」

「僕としてもありがたい限りだよ」

「……レイ、ありがとう。私、すごくうれしいわ」

「はいはい、喜ぶのはまだ早いよ。……ライザ」

 

ボクがそう言うとみんながライザの方を向いた。そして、みんなと目を合わせたライザは改めて意気込んだ

 

「よーし!……みんな改めて!討伐隊を追うよ!流星の古城まで!!」

 

色々とあったが、ボクたちは竜が待っている流星の古城に向かった





 レイガルン·アガタール…今回手を抜いていたとはいえライザたちに完敗した人。あと、今回のことがゲームだったら最初のボス戦で、勝利後テロップで『レイがメンバーに加わった!』と出る回だった
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