TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活 作:雷雷帝王
この小説二次創作なのでオリジナルの話を入れない限り基本楽ですね。なのでスラスラ書けて楽しいです。けどキャラの口調が不安なので一応キャラ崩壊のタグを入れました。それでもいい方はどうぞ見てください
船がクーケン港に着き、ルベルトさんとモリッツさんが挨拶し、モリッツさんによる回りくどい自慢話をしているさなか女子二人が話していた
「あのお父さんと話してる、声の大きな人が村長さん?」
「村長さん、ではないけど……。うーん、村の……顔役?みたいな、モリッツって人。人のいるところに口も手も出してくるやたらエラそーなおじさんだよ」
「村長じゃないのに、偉そう……。もしかして、お金持ちなの?」
「お金もだけど、どっちかというとお水持ち……かな。島の高台にお屋敷があって、その敷地に水源があんの。こんな田舎の島だと、水を持ってる人が一番偉いんだよ」
「田舎だなんて……。すごくキレイな島だよ」
「そ、そう?ありがと。ルベルトさんにいわれたからじゃ、ないけど……」
「?」
「これからよろしくね、クラウディア」
「うん。こちらこそ、ライザ」
いやぁ〜、いいですな。これから親友になる二人の始まり、あぁ〜クソッ!二人の出逢い生でみたかったぁ〜
「なによ、そんなヘンな顔して」
「いやぁ〜微笑ましいなって」
「どういういみよ!」
「いやぁ〜だって、ライザと同じ歳の女の子ってほとんどいないからさ、だからそんなライザに同じ歳の女の子が友達になってくれて嬉しいなぁ〜って思ったんだよ」
「アンタはあたしのお母さんかっての」
「ふふ、仲がいいんだね」
「うん、そうだよ、ボクとライザはめっちゃ仲がいいんだよ。まあこれからはもう一人増えるけどね」
「?」
「ボクもこれからよろしくね、クラウディア」
「うん。こちらこそ、レイ」
……や、やったぁ〜!クラウディアと友達になれたっ!ボクにとってこれほどいいことなどないっ!なにを隠そうこのボクはクラウディア推しなのだぁ〜!っと言っても別に特別な関係になりたいとかは全くもってないっ!断じてないっ!ただボクはライザとクラウディアの仲良しなところを一番近くで見たいだけなどだから
「……?どうしたのレイは」
「あぁ気にしないでたまに全部がうわの空になる時があるから」
「えっ!それって大丈夫なの?」
「本人いわく大丈夫だってさ、あたしも初めてこれになった時心配したけどすぐに、どうしたのって聞き返すから」
「そ、そうなんだ……」
「ん?二人ともどうしたの?」
「はぁ~アンタのせいよ」
「えっなに、その呆れたみたいな態度」
「ううん!なんでもないよっ!」
なんか腑に落ちないなぁ〜まあいいけど。そうやって女子三人で話してたら、どうやらルベルトさんとモリッツさんの話し合いが終わったらしい。クラウディアは歓迎の宴に出席するためそのままクーケン港で別れ、ボクたちはボーデン地区まで歩いていた。橋を渡りきった時にレントが喋り始めた
「やれやれ、クラウディアも歓迎の宴にご出席か」
「そりゃそうだよ、主賓の娘さんなんだから」
「また会う約束はしたんだから、いいじゃない」
「そうそう、またすぐに会えるよ」
「俺たちがひどい目に遭った。新しい友達ができた。初めての冒険の収支はトントンってとこかな」
「ううん、黒字だよ、大黒字!!」
「えっ、な、なに?そんなにクラウディアと友達になれたのが嬉しかったの?」
「まあ、ここじゃ俺らくらいの歳の女の子、ほとんどいないしな」
「もちろん、それもすごく大きいけど。あっ……!」
ライザがなにかを言おうとしたのを突然やめある方向を見た
「よう、ライザとその他オマケども」
そこには、水色髪の青年とその腰ぎんちゃくがいた
「ボ、ボオス……!」
そう言いながらタオは素早くレントの背中に隠れた……原作で知っているとはいえあいも変わらずビビりだなぁ〜
「誰がオマケだ、誰が!」
「そういう君もオマケを連れてるようだけど?」
「フン、島を出た途端魔物にやられて、流れ者に助けられるような恥さらしが、一人前に反論か?」
「なっ!?なんでそれを」
「護り手たちがみんな、船着き場でボヤいてたんだよ!身の程知らずの馬鹿ガキどもがいい迷惑だ、ってな」
「っ……!」
「痛い目を見ても、まだそんな反抗的な態度か……。反省もしてなさそうだな、ライザ?いい加減、部を弁えてコソコソ道の端でも歩くよう心がけるんだな」
「どけよ、オレたちはこれからモリッツさんの歓迎の宴に出席するんだ!」
「フンッ」
「へっ、大人しくしてりゃいいのに、わざわざ島を出たりするから村中に恥を晒すことになんだよ」
「……」
「ライザ……」
「突っ立てねえで、帰ろうぜ……。今日はもう、解散だな」
「うん……」
そう言ってライザたちはそれぞれの帰路に就いた……ボクも帰ろうとしていたが予定変更だ
ブルネン邸の庭にて
ボクは今トレッペの高台のブルネン邸の前にいる。さて、やりますか……すぅ〜
「モリッツさんにー!用事があるのですがー!おりますでしょうかー!」
ザワッザワザワ
周りの人たちがザワつきだした。これなら色々気にするあの人はすぐに駆けつけるだろう。そう思ったらすぐに来た。おっボオスも来た、いい誤算だね
「ええい!お前はなにを考えてる!今は歓迎の宴の最中なのだぞ!」
「いえいえ〜、別に他意はありませんよ。ただ、すこ〜しお時間をいただければよろしいのですが」
「ッ!!分かったいいだろう」
「ッ!父さん!なにを言ってっ!」
「ん〜?息子の君には関係のないことだよ。これは、モリッツさんとボクの商売だからね」
「なに?どういことだ!」
「あっ!そうだ!モリッツさん、後学のために貴方の息子さんにも、見せてもよろしいでしょうか」
「ふむ、いいだろう。ボオスよ後学の為だ、お前は見ていろ」
「……分かった」
「それでは、今日の商品はなんとっ!あの東の城にある珍しい鉱石をアクセサリーにしてみましたっ!」
「ッ!?」
「ふむ、あいも変わらず良い物ばかりだな。分かった、全て買おう。いくらだ」
「おっ!ふとっ腹ですね。ではこのくらいでどうでしょう?」
「ふむ、いいだろう。だが、今は大事な宴があるのでな、後日支払おう」
「毎度ありぃ〜では今度ともご贔屓に。さらバァ〜イ」
そう言いボクはブルネン邸を後にした……くはは、今ごろモリッツさんはボオスに質問責めにあっているだろうな。ふぅ〜スッキリしたっ!!
レイガルン·アガタール…旧市街に家を借りて一人で暮らしをしている、そのため自分でアクセサリーを作り度々店に売りつけている。
場所はバレンツ邸付近から行ける浜辺に向かう道の反対にある家のベランダのある家(ゲームでは実際ある一番バレンツ邸に近い家で)そこで自分が持ち帰った鉱石を加工している。