TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活   作:雷雷帝王

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 なんか執筆意欲があるので投稿します



TS転生者のなんてことない無双となんてことなくないお叱り

 

 目の前が光のせいで真っ白になってから一通り収まり、目を開けたらハリネズミ種のフィルフサが襲おうとボクを見ていた

 

「……寝込みを襲うなんて。最低だね」

「〜〜ッ!」

 

フィルフサは不愉快な鳴き声でボクに襲い掛かってきた。が、ボクは右手に持っていた双剣の片方を使って斬り、倒した

 

「うん、不調は治ったね。よし!ライザたちの所に行こう」

 

ボクはそう言って『聖堂前庭』の奥へと進んだ

 


 

『隠された入り江』の最奥『境界の聖堂』に来ていた。ボクは聖堂の最奥にある『門』まで歩いていた。すると目の前にハリネズミ種のフィルフサが数体、現れた

 

「さて、ボクもこの武器が完成された状態で戦うのは初めてだからね。試させてもらうよ!」

 

バチッ! ドゴォォォンッ!

 

「まず、1体目っ!」

 

ボクはそう言ってフィルフサに『ライジング』と『ホノハガミ』を同時に使った新技……あー名前は、メンドイし『ライジング:ホノハガミ』にしよう……ネーミングセンスが無いと言わないで!

 

「あっとと、やっぱりちょっと加減が難しいね。少し遠ざかっちゃった」

 

ボクは100%の力をまだ扱いきれずにフィルフサたちから少し遠くに行ってしまった

 

「まあ、問題ないんだけどね」

 

ボクはそう言いながら双剣の柄頭同士をくっつけて弓の様に炎と雷で出来た矢を引き絞り、放った。矢はフィルフサに命中して灰にした

 

「よし、だんだん慣れてきたよ……!」

 

そう言いながらボクは次々と矢を放ちフィルフサを倒しっていった

 


 

しばらくしてフィルフサを全滅させたボクは『門』の前まで来ていた

 

「実際に見ると迫力が段違いだなあ。って呑気なこと言ってないで早く入るか」

 

ボクは決心して『門』をくぐった

 


 

『門』までくぐりボクは異界に来た。広がる景色はボクたちが住む世界とはかけ離れていた。空は赤紫の様な色をしていて周りの木々は枯れており、フィルフサが闊歩していた

 

「ここも実際に見ると違うなあ。それにボクはオーレン族の人たちに謝らなきゃね」

 

そう思いながらボクはライザたちとボオスをフィルフサとの戦闘を極力避けながら探し歩いた

 


 

しばらく歩いていると近くからフルートの音色が聞こえた

 

「これは……」

 

ボクは音のする方に向かった。するとそこにはフルートを吹くクラウディアとそれを聴いているみんながいた。ボオスは邪魔になると思い少し隠れることにした。そしてリラさんともう一人のオーレン族の人が歌い出した。それをボク含めた全員で聴いていた。しばらくして演奏と歌が終わり、みんながこっちに来ていた。ボクは何を慌ててるのか自分でも分からずに慌てていたところをオーレン族の人に見つかった

 

「おや?きみは……?」

「レイ!?あんたいつ来たのよ!すごく心配したんだから!!」

「えっ、あっ、えっとお、ボク、さきにアトリエに帰ってるから!?」

「えっ!?あっ!ちょっと!」

 

そう言ってボクはボク自身でも分からないものが心に巣食っていた

 


 

ボクはアトリエに帰り一人で反省会をしていた

 

「ど、どうしたんだ。ボクは!自分の正体を知ったからってライザたちにあんな態度っ!……はぁ〜ダメだ。怖い、正体を教えて嫌われるのが怖すぎる……」

 

そう怖いのだ。自分の正体をみんなに知られたらどう反応するのか分からない。はぁ〜こんなことで悩んでる自分が嫌になる

 

「あ〜もう!やだやだ!今日はもう帰る!……前に置き手紙書かなきゃ」

 

ボクはそう思い手紙を書いて家に帰った。余談だが手に持っていた双剣はブレスレットに変化していた。理由はボクがいつも手に持っているのは面倒だなあ。と思っていたら突然双剣が変化して右手に赤色の左手に黄色のブレスレットがついた。まあ、なんで変化したのかは分からないけどボクの制御装置だから常にボクの肌に着ついてくれてありがたい限りかな

 


 

家に帰り、ボクは早々に引きこもった。今は誰とも会いたくないのだ。そして、しばらくずっと引きこもっていたら扉が叩かれた。が、ボクは無視してベッドに引きこもった。そこから時間が経ち扉が叩かれる音が消えボクは諦めたと安心したら突然大きな音がしたためボクは急いで玄関扉の近くまで行った。すると扉が吹き飛んだ後が見えた

 

「えっ!?はっ!?な、何!?」

 

ボクが混乱しているとリラさんが入ってきた。そして混乱しているボクの首根っこを無言で掴み引きずっていった

 

「えっ、あの、リ、リラさん?」

 

ボクが疑問に思いリラさんにたずねたが、なんの返答も来ずに外に投げ出された

 

「痛っ……って、ク、クラウディア?それに他のみんなも」

 

ライザとアンペルさんを抜いたみんなが外で待っていた。しかもみんな、というか主にクラウディアがものすごく怖い顔をしていた

 

「……レイ、私怒ってるの」

「あっ、はい……」

 

クラウディアの有無を言わせない圧を感じボクはただその場で縮こまることしか出来なかった

 

「……アトリエに行こう」

「……はい」

 

ボクはクラウディアに言われ他のみんなに囲まれてアトリエに向かった。さながらボクは受刑者の様な気持ちでついて行った

 


 

アトリエに着き、アトリエの中に入るとライザとアンペルさんがいた。が、ボクとクラウディアが入るとライザとアンペルさんがアトリエから出ようとしていた

 

「……クラウディアにこってり絞られてきなさい」

「今回はお前さんが悪い」

 

ライザとアンペルさんにそう言われてアトリエではクラウディアとボクだけが残った

 

「……」

「……」

 

お互いに無言の時間が続きボクは気まずい過ぎてどうしようか悩んでいたらクラウディアが口を開いた

 

「……私、すごく心配した」

「……クラウディア」

「レイが気絶した時、私頭が真っ白になった。それなのにレイ軽い感じで流して私すごく嫌だった。ライザと一緒に抓りたかった……!」

「えっ、あっ、えっと……ごめんなさい」

 

ボクはクラウディアに初めて恐怖してしまった。今日ボク、クラウディアに泣かされるの?





 レイガルン·アガタール…覚醒してフィルフサに無双した人。クラウディアから本気で怒られて縮み込んでいる
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