TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活   作:雷雷帝王

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 リラさんの口調ってやっぱり難しいですね!あと小説を書いてると書いてる主人公の一人称がたまに出ちゃいますね



TS転生者のなんてことなくない本音と説明

 

 ボクは今クラウディアに怒られていた

 

「なんで私には無理してゃダメって言うのにレイはそんなに無理するの?」

「無理なんてしてな──」

「してるよ!!ボオス君の時だって無理してたからあんなことになっちゃったんだよ!?ライザも言ってたけど私たちって頼りないの?」

「ボクは別に頼りないとは思ってない、けど……頼りかたが分からないというかなんと言うか……」

 

ボクはクラウディアの圧にやられて考えをまとめきれずに喋っていた

 

「……分かった。じゃあ、それは教えるね。けど、今日なんで私たちから逃げたの?」

「ごめん。けど、理由は……言いたくない」

「どうして……?」

「それは……怖くて」

「怖い?」

「うん……みんなから嫌われるかも知れないって思ったら怖くて。だから、みんなから逃げて。でも……!言わなきゃいけないことだって分かってる……だけど、だけど……」

 

ボクは自分の情けなさで涙が出てしまった。ボクの正体をみんなに教えても大丈夫だって、分かってる。けど、怖い。ボクはどうすれば……。なんて悩んでいたらクラウディアがボクを抱きしめてこう言った

 

「レイ、大丈夫。私も他のみんなもレイのことを嫌いにならないわ」

「……知ってるよ。けど、怖い、怖いよ……でも、大丈夫。泣くだけ泣いたら全部話すよ。だから、少しだけこのままにしてほしいな」

「……うん、分かった」

「ありがとう……」

 

そうしてボクはしばらくクラウディアに抱きしめられて泣いた

 


 

そしてしばらくして泣き止み、ボクはクラウディアに恥ずかしいお願いをしてしまったことに羞恥していた

 

「ク、クラウディア、ありがとう」

「ふふっ、どういたしまして」

「あー恥ずかしっ!ボクとしたことがこんな場面を見られるなんて……!」

「私はうれしかったな」

「ああ、もう!さっきのは忘れて!」

「えーどうしようかな」

「ちょっと、意地悪しないでよー!」

 

ボクとクラウディアがわいわいしているとみんなが入ってきた

 

「何ニヤニヤしてんだよ」

「いや、以外な一面だなあって思っただけ」

「うるっさいな……まあ、いいけど。……さて、ここからは真面目な話をしようか」

 

ボクがそう真面目な雰囲気を出すとみんなも真剣な表情になった

 

「じゃあ、話すよ。まず、結論から言うとボクは人間じゃない」

「……へ?」

「冗談……じゃねえよな。その感じは」

「残念ながらね。さっきも言ったけどボクは人間じゃない。正確に言うとボクは錬金術で作られた人工生命体の子孫だね」

「!?錬金術で人を作った……!?アンペルさん、そんなことって出来るの……?」

「いや、私にも分からない。だが禁忌中の禁忌だろうな」

「その通りだよ。クリント王国の一部の過激派の錬金術士が国に無断で作ったのがボクの先祖って訳。で、問題なのはその素材だね」

「素材?どういうこと?」

「禁忌を犯しているんだ。それ相応のものだろうな」

「うん、そうだよ。じゃあ、素材を1つ1つ言うね。まず『竜眼』『エレメンタルコア』そして『オーレン族の死体』『クリント王国時代の人の死体』だね」

「!?そ、そんな……」

 

ライザがそう言ったが他のみんなは言葉が出ずに唖然としていた。そしてボクは終始ずっと黙っているリラさんの方に近づいた

 

「リラさん、知らなかったとはいえオーレン族の命を弄ぶようなことをしてしまってごめんなさい」

 

ボクはそう言ってリラさんに頭を下げた。けれども、リラさんは無言でボクを見ていた

 

「謝って許されることじゃ無いのは分かってる。だから、殴られても、何をされても構わないよ」

「……そうか」

「リラさん!?待って!?レイを許してあげて……!?」

「いいんだライザ。そもそもボクは生きてること自体間違ってるんだから……」

「そんな!?そんなわけ……!?」

 

ライザが何か言っているうちにリラさんはボクの前までの来ていた

 

「……歯を食いしばれ」

「はい……」

「ま、待って……!?」

 

ボクは覚悟を決め目をつむり、リラさんは拳を構え、ライザたち4人はリラさんを止めようとして、アンペルさんはそれらを静観する。と、いった構図が出来上がり、ライザたちが止める前にリラさんの拳がボク目掛けて飛んできた。が、殴られた衝撃が一向にこなかった。ボクは疑問に思い目を開けるとリラさんの拳はボクの目の前で止まっていた

 

「……過去がどうであれ、お前はお前だ。生きてることが間違ってるなんて言うな」

 

そう言ってリラさんはボクの頭に手を置いた。ボクは一瞬キョトンとしたが、すぐに言葉を捻り出した

 

「あっ、えっと、あ、ありがとう、ございます……?」

 

ボクはわけがわからなかったがとりあえずお礼を言った。そしたらリラさんは離れてこう言った

 

「この話はこれで終わりだ」

「えっ……?リラさん、いいの?」

「いいも何も私は最初から何も言ってないぞ」

「それは、そうだけど……。!け、けどっ!ボクは人じゃないんだよっ!」

「それが……?」

「へっ……?だ、だから、ボクは人じゃ──」

「確かに驚いたよ。けど、リラさんが言った通りレイはレイでしょ?」

「そうだぜ!レイはレイだ!たとえ人じゃなくても俺たちの仲間なのは変わらねえな!」

「すごくびっくりしたけど、それだけかな」

「ふふっ、言ったでしょ、レイ。みんなレイのことを嫌いにならないって」

「……くっははっ、そうだね。ボクはボクだね。みんな、ありがとう……!」

 

みんながボクを受け入れてくれたことにボクは感謝した

 

「さて、ボクの話はこれで終わりだよ。ああ、あとアンペルさん、昨日言っていた本は明日持ってくるよ。それじゃボク帰るね」

「ちょっと待ちなさい」

 

ボクが帰ろうとするとライザから待ったをかけられた

 

「えっ……?どうしたのかな?」

「どうしたの?じゃないわよ!約束忘れたわけじゃないでしょうね……!」

「約束……?な、なんのことかな〜……。分かったよ……!君たちはボクに何をさせたいのかな……?」

 

ボクがそうやけくそ気味に言ったら。ライザはニヤニヤしながら他のみんなと顔を合わせてから言った

 

「それは明日のお楽しみよ……!」

 

ボクはものすごく嫌な予感をしながら家に帰った

 





 レイガルン·アガタール…自分の正体をみんなに打ち明けてそれでも受け入れてもらいうれしかった人。あと約束のことがライザたちに忘れていなくてマジかぁと思った
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