TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活 作:雷雷帝王
最近タイトルがどんどん適当になってきていてどうしようか悩んでいます
ボクがみんなに自分の正体を明かしてから1日経ち、ボクはクラウディアとともにアトリエに来ていた。が、ボクの足取りは重かった
「はぁ〜気が重い……」
「仕方ないよ。レイが悪いんだから」
クラウディアにさえ見放されボクは更に足取りが重くなった
アトリエに着いて早々ライザに文字の書かれた看板を首に掛けられた。その看板の文字を見てみるとこう書かれていた
『私はみんなを心配させました』
何この看板……
「ライザ……これ何……?」
「ん?これはあたしたちのお願いを全部やらなきゃ外しちゃ駄目だから」
「いや、まあ、別にいいけど……」
「早速だけどレイ。これ飲んでくれない……?」
「へっ?……いや、いやいや、なんかすごく嫌な予感しかしないんだけど……!」
「何よお!そんな失礼な態度とって……!」
「ごめんごめん。……ちなみにどんな効果があるのかな……?」
「それは飲んでからのお楽しみよ……!」
そう言ってライザは瓶に入った液体をボクに渡した。ボクはものすごく嫌な予感がして拒否したくて仕方なかった。が、飲まなかったたらこの問答がずっと続くと思いボクは意を決して飲んだ
「〜〜ッ!!」
「レ、レイ、大丈夫?」
「何よ、少し苦い程度でしょ」
「これが少し……!?ふざけんな!!お前も飲んでみろよお!」
「そんなに苦く作ってないはずなんだけど……」
そう言ってライザはボクから受け取った激苦液体を飲んだ。するとライザは余りの苦さにボクと同じように悶え始めた
「何これ!?にっが……!?」
「何これって言いたいのはこっちだよ。この液体、結局何の効果があったんだ……?」
「これ、火傷を治す効果に特化した薬なんだけど……こんなに苦くなるなんて」
「ああ、そうなの?それはありがとう……けど、まさか1回も試さずにボクに飲ましたの?」
「うっ、それは……ごめん!」
「いや、別に謝んないでよ。ありがたかったのは本当なんだから」
「でも、流石に1回も試さずに飲ませたのはマズかったよね」
「それはそう。今度は試してからにしてよね」
「ま、まあ、ほら!治ったんだからいいじゃない!」
「はあ、まあ、いいけどね。……で、次は誰のお願いを聞けばいいの?」
ボクがそう言うとタイミングよくレントたちが入ってきた
「よお、来たぜ。って、レイなんだそれ?」
「『私はみんなを心配させました』……?なにこれ?」
「ああ、これ?なんかライザにつけられたんだよね。みんなのお願いを全部やらなきゃ外しちゃ駄目なんだって」
「なんだそりゃ?まっ、いいけどよ。じゃあレイ!俺の願いは言わなくても分かるよな!」
「どうせ、ボクと戦いたいとかでしょ」
「ああ!今からできるか……!」
「はいはい、とりあえず外に行くよ」
ボクはそう言ってレントを連れて広場に出た
ボクとレントは広場から少し離れた場所に来ていた
「とりあえず、ルールはどうする?ボクはなんでもいいけど」
「俺もなんでもいいぜ!」
「そういう返答が一番困るんだけど……。まっ、いいや。じゃあ、ルールは制限時間なしの1回勝負ね」
「ああ、それで構わないぜっ!」
「んじゃ、始めますか」
ボクがそう言うとレントは大剣を構えた。ボクも大鎌を構えた。そう大鎌だ、ボクは今日ローブを羽織ったいつものスタイルにしていた
「まずはボクからっ!」
「うおっと!いきなりじゃねえか!?」
「始めるっていった……でしょ!!」
「ぐっ!」
ボクがレントに向かって大鎌を振ったことにレントは驚きながらも避けた。が、ボクの放った蹴りは大剣でギリギリガードした
「ほらほら!どんどんいくよっ!!」
「へっ!こっちだってやられっぱなしじゃねえぞ!」
「ふい〜まさかボクに双剣を使わせるなんてね」
「はぁ、はぁ、やっぱりレイは強えなあ……」
「いやいや、ボクに双剣を使わせたんだから凄い進歩だよ」
ボクは脱ぎ捨ててその辺に落ちていたローブを拾いながらそう言った。実際にレントの成長ぶりは目を見張る物がある
「けど、レイには遠く及ばねえよ」
「まあね。ボクはレントたちより場数を踏んでるんだから。けど、同じぐらいだったら分からなかったかな」
「そういうもんなのか?」
「そうだね。あと相性もあるかも」
「相性……?そんなに大事か?」
「大事だよ。例えばボクとレントだったら、レントは力でゴリ押して倒すタイプだとしたら、ボクはスピードと属性で翻弄しながら倒すタイプだからね」
「……確かになあ。レイ、今日はありがとな!」
「いいってことだよ。また強くなったら、今度は本気で叩きのめしてあげる」
「はっ!今度は負けねえぞ!!」
「今度もボクが勝つよ」
ボクとレントはまた戦おうと約束をしてアトリエに戻った
アトリエに戻ったら、アンペルさんが居たためボクは持ってきた本を渡すことにした
「アンペルさーん、これ、言ってた本だよ」
「ん?ああ、すまないな……!これは」
「やっぱり、人工生命体についてだったりする……?」
「ああ、これは人工生命体の観察日記と言ったところだな」
「そっかあ……」
「……安心しろ、私も、他の奴らも、お前はお前だと思ってる」
「うん、そうだね。分かってるつもりだよ。けど、やっぱり思っちゃうんだよね。疎外感見たいなものをね……」
「……お前さん、菓子……というより甘いものは好きか?」
「えっ……?まあ、好きだけど。それが?」
「なら、食ってみろ。これは美味いぞ」
「……くっはは、本当?ボク結構甘いものにはうるさいよ」
ボクはそう言ってアンペルさんから受け取ったお菓子を食べた
「!?これは……すっごい美味しいね!」
「これの美味さが分かるのか……!?なら一度、王都にあるアスラ·ドーナツを食べてみろ!あれは絶品だぞ……!」
「そっかあ……!くっはは、それはぜひ行ってみたいね」
ボクはアンペルさんに他に絶品の甘味を聞きまくった。それは夕方になるまで続いた
レイガルン·アガタール…実はアンペルさん並に甘党だった人。レントとの戦いが楽しみになっている