TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活   作:雷雷帝王

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 今回は、演出の都合上セリフが少し小さめです。なので目が疲れたら途中でも読むのをやめてください。目が悪くなります。(作者の体験談)



TS転生者のなんてことない日常となんてことなくない始まり

 

 ブルネン親子に嫌がらせ兼商売をした次の日、ボクは朝早くから浜辺に来ていた。理由は勿論日課をこなす為である

 

「フッ!ハッ!セイッ!ほいっと!ドッッセイッ!」

 

その日課は、まあ簡単にいえば実践を想定した素振りである。ボクの素振りは動きまわるから、朝早くの浜辺が丁度いいんだ、しかも砂浜で脚が取られやすいから足場の悪い所での戦闘の訓練にもなる

 

「ハッ!ドリャッ!……ふぅ〜今日はここm「レイー!」どひゃあ!?」

 

アイエエエ!?クラウディア!?クラウディアナンデ!?

ハッ!?ボクとしたことが!?えっと、ま、まずは武器を隠さなきゃ!?そう思いボクは手に持っている()()を鞘に収めてバッグに仕舞おうとしたが、時すでに遅し、クラウディアが走ってこっちに向かってきていた、というかもう来てるっ!?

 

「レイー!なにしてるの」

「な、なにもしてないよっ!?」

 

焦りすぎだろボクはっ!?なんだよ、なにもしてないって!?あっ!剣の柄が出てる!?しかもクラウディアガン見してるじゃん!?

 

「これって、剣?あれ、でもレイって大鎌使ってなかった?」

「あ〜今はね、けどボク、元々双剣使ってたんだよね。だからまたいつでも使えるように素振りしてたんだよね。あっライザたちには内緒にしてくれないかな」

「うん、分かった。ライザたちには内緒にするよ」

「……ありがとう。じゃあ、これはボクたちだけの秘密だね」

「うん!私たちだけの秘密だね」

「じゃあ、ボクはもう帰るよ。クラウディアはどうするの?」

「私も帰ろうかな。お父さんがお家を借りたから、ここからすぐ近くなの」

「へぇ〜そうなんだ。ボクもここから近いからもしかしたらお隣さんかもね」

「そうだったら、嬉しいな」

 

そう言ってクラウディアがボクに笑いかけた……カ、カワイイィィィッ!?……………ハッ!あまりの可愛さに気を失ったかと思った。

 

「レイ?どうしたの?」

「い、いや、なんでもないから気にしないで」

 

そう話しながらボクたちは帰路についた。余談だが、家が隣同士だったためクラウディアが喜んだところを見てボクはまた気を失いかけた。そして家に帰り直ぐに寝た

 


 

お昼頃に起きて外に出るためにいつもの服に着替えてローブを羽織りフードを被って外に出た。どこに行こうか考えながら歩いていたらライザたちが歩いいるのを見た為、ボクは声をかけた

 

「ライザー!」

「ん?…あっレイ!どうしたの?」

「いや、ただライザたちがなにしてんのかなって。どっか行くの?」

「うん、これからアンペルさんとリラさんが家を借りたから、行ってみようと思って、レイも一緒に行く?」

「おっいいね。うん、ボクも行くよ」

 

そう言ってボクもライザたちについて行った。といってもすぐそこだったからもう着いたけど。するとレントが緊張した様子で喋りかけてきた

 

「こ、ここで間違いないな?なんだかドキドキしてきたぜ……」

「なんでレントがドキドキしてんのよ?」

「ライザだけじゃなく僕らにも期するもの、ってのがあるんだよ」

「タオにも?ま、いいか……ごめんくださーい!!」

「ん?開いているぞ、勝手に入ってこい」

「あっボクは外で待ってるよ。暇つぶしについて行こうと思っただけだから」

「そ、そお、じゃああたしたちだけで、お、お邪魔します……!」

 

さてと、待つと言ったけど、いかんせん暇だな。どうするか、聞き耳でも立ててようかな

 

「三人揃ってお出ましか。こっちはちょうど最低限、住める程度に片付けたところだ」

「こういう作業は面倒くさい……」

「そう言うな、野宿は好きじゃないんだ。で、そちらは……私たちに用がある、といった顔だな」

「「「お願いします!!どうか──「リラさん!あの魔物を倒した時のような実戦的な戦い方を、俺に叩き込んでくれ!」「クリント王国の遺跡調査をしていると聞きました!それならこの本を読めるんじゃありませんか!?」「あたしに錬金術を教えてください!!」

「あー……どっから答えるかな。あいにくだが、私たちはそこまで暇じゃ──、んん!?」

「どうした、アンペル」

「お前さん、この本……どこで手に入れた?」

「《ど、どこって地下の書庫に……えっ?まさか、」本当にこれ、読めるんですか!?」

「まあ、な。リラ、ここは『当たり』かも知れん」

「そうか……そこのお前、この近辺の案内ができるなら、戦士の心得を教えてやってもいいぞ」

本当ですか、やった!やります、なんでも頑張ります!」

「あとは、そっちの嬢ちゃんだが……錬金術か。こればかりは、教えてどうなるわけでもないからな……」

「あ、あたしも頑張ります!どんなことだって──「まあ、待て。錬金術は他の技能と同じように……いや他よりも如実に、素質の有無が成否に直結する。簡単に言えば、いくら努力しても素質がなければどうにもならない、ってことだろ」そ、そんな……」

「だが、逆に言えば、素質さえあれば当たり前にできる。それを確かめて、もし見込みがあるなら……「教えてくれるんですね!?」あ、ああ……だが、素質があれば、だぞ?お前さんが見込みありなら、私も助かる。まずは、そうだな……初歩的なことから教えるか。錬金術というのは「無より有を生み出す術」だ。やはり、いきなり理屈だけ説明してもか無理か」

いっそ調合からやらせよう。どう見てもこいつは身体で理解するタイプだ」

「そうだな……どのみち、素質を確かめる必要がある。お前さん、名前は?」

「はい、ライザリン·シュタウト……ライザです!」

「よし、ライザ。これから私の言う材料を採ってくるんだ。船着き場の近くの森にあったはずだ」

「船着き場の近く……魔石の森かな。分かりました!」

「採ってくるのは『ナナシ草』だ。錬金術の基本は採取と調合……まずはその一つ、採取からだ」

「分かりました!やってみせます!」

「すぐそばの森での採取だぞ、そんなに気張るな」

「いえ、それでも……あたしの第一歩なので!」

?……ああ、そうだ、そこの小さいの。ちょっと確認したいことがあるんだが、いいか?」

「でかいの、お前には私からだ」

「はい、なんでしょうか!」

「それじゃ『ナナシ草』の採取、頼んだぞ」

 

……うおぉぉ!いいっ!最っ高級に最っ高だ!原作の『まずは一歩の始まり』の序盤を今度は聴き逃さずに済んだ、いやぁ〜感無量とはこのことっ!…さて、そろそろボオスがくるころだし、いろいろ聞かれる準備しとかないとな





 レイガルン·アガタール…今回、クラウディアの素直さやいい子さに気を失いかけたり、黒いローブに黒い長ズボンでフードを被って誰がどう見ても不審者スタイルで聞き耳を立てていた。だが島の人たちはこいつが奇行をするのは初めてでもないし割と頻度が高いため気にもしなかった
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