TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活 作:雷雷帝王
最近、新しい小説の設定などが頭から浮かんでいてどうしようか迷ってます
「えっ……演奏?どうしたの急に……?」
「……いいから、聞いてくれる?」
「まあ、聴きたいけど……」
「本当!ありがとう……!」
クラウディアはそう言うと持ってきていた楽器ケースからフルートを出して奏で始めた
「〜〜♪〜〜♫〜〜♪」
「……」
クラウディアが演奏してるのをボクは黙って聴いていた。ただ、その音の全てがボクの心に響いてくる。だけど、不快感なんてなくてただ……ただ、心地がいい。不思議だなあ、あんなにボクは拒絶したのにクラウディアは諦めてくれない、いや、他のみんなも同じか。みんな諦めが悪い、竜退治の時もそうだった。……ずっと疎外感があった、ボクの正体もそうだけど、ボクは一度死んで転生してる。だから、ボクが犠牲になってもいいなんて考えた。だけど、自分の正体を知って不安になった。けど、みんなが受け入れてくれた。……ボクも受け入れよう、みんながしてくれたように先祖がやった罪もみんなが諦め悪いことも全部受け入れよう。……村長、ボクは良い錬金術士にも良い友達にも出逢えたよ。ボクのことをほっといてくれない馬鹿しかいないからさ、心配させたくないからね、いい加減立ち直らないと……!なんてことを思っていたらいつの間にか演奏が終わった
「……ありがとうございました!」
「こっちこそありがとう。色々吹っ切れたよ」
「本当!?よかったわ!」
「……ねえ、クラウディア。わがまま言ってもいい?」
「わがまま?いいけど……」
「その……前みたいにボクのことを抱きしめてほしい……です」
「そんなことでいいの?けど、どうして……?」
「……さっき吹っ切れたって言ったけど、その、やっぱり不安で、だから人肌に触れたいというか人の温もりを肌で感じたいというか、なんというか……〜〜っ!///と、とにかく!ほ、ほら!やるの!?やらないの!?」
ボクはそう言いながら腕を広げてハグの準備をした。クラウディアはボクが恥ずかしがってるのを察したのかすぐに抱きしめてくれた
「〜〜っ!///」
「どう?不安はなくなった……?」
「あっ、えっと、ま、まだ、あるかも、知れない……」
「ふふっ、そっか、じゃあもうちょっとこのままでいよっか」
「う、うんっ!も、もう少し……もう、少し、だけこのままでいたい……です」
ボクとクラウディアは夕方になるまで抱き合っていた
「レイ、不安は消えた……?」
「う、うんっ!も、もう大丈夫!……あっ、えと、も、もうこんな時間だし、夕飯にしよっか……!ああ、ボクが作るからっ!」
「ふふっ、そうだね。私も手伝うわ」
「あ、ありがとう……あと、そのわがままを聞いてくれてありがとう」
「ふふっ、どういたしまして。……最近レイが素直になってきて私、すっごく嬉しいわ!」
「素直って、別に……ああ、もう!さっさとご飯作ろ!」
ボクは恥ずかしさで一杯になりながらクラウディアと一緒に夕飯を作った
作った夕飯を食べ終わり、お風呂も一緒に入った。一緒に入った理由はクラウディアにお願いされ、断りきれなかったためである。そして、いい時間になったため、これまたクラウディアにお願いされ一緒にいつもボクが寝てるベッドに入り寝ることになった
「クラウディア、大丈夫?」
「大丈夫って、何が……?」
「いや、ほら、ボクのベッドって二人で寝ると狭いから、ちゃんと寝れるのかなって」
「それは大丈夫だよ。それよりレイの方がもっと近づいたほうが寝やすいんじゃないの……?」
「えっ、いや……大丈夫、だよ」
「でも、寝づらそうだよ。ほらっ!こっち空いてるよ」
クラウディアはそう言ってボクの腕を掴んで引っ張った。するとボクの体はクラウディアの方に近づきそれと同時に顔も近づいた。ボクはクラウディアと見つめ合うことに恥ずかしくなり顔が真っ赤になってしまった。顔を逸らしたかったがクラウディアに腕を掴まれてるせいでそれもできず、目を逸らすしかなかった
「ふふっ、レイ、お泊まりって楽しいね……!」
「……そうだね。でも、今度はもっとちゃんとしよっか」
「本当……!?嬉しいわ。今度はライザとも一緒にお泊りしたいね」
「くっはは、ライザは寝相が悪るそうだなあ。大丈夫かな……?」
そんな話をしながらボクとクラウディアは眠りについた
朝、目が覚めたらいつもと違い隣にクラウディアがいた。そうだった、昨日はクラウディアが泊まったんだった。ボクは寝ているクラウディアを起こさないようにベッドから出た。そして、朝ごはんを作りにいった。朝ごはんを作ってる途中にクラウディアが起きてきた
「レイ、おはよう。何作ってるの?」
「おはよ、今日の朝ごはんはパンと野菜スープだよ〜」
「美味しそうだね。じゃあ、お皿運んどくね」
「ん、ありがと」
お皿を運び終わり、ボクとクラウディアは朝ごはんを食べた。そして食べ終わり、朝の日課のトレーニングもした
そして、昼ごろになりボクとクラウディアはアトリエにいた。そしてボクはまた首に看板を掛けさせられた
「タオー、ボクになんかやらせたいことある?」
「えっ、どうしたの急に……?」
「いや、早くこの看板外したいからさ。だからなんかない?」
「そ、そんなこといきなり言われても……」
「なんでもいいから!ほら、その辺の本を取って、みたいなお願いだけでもいいから、ね!」
「あっ!レイ!あんた、無理やりお願いさせようとしてるわね!」
「げっ、ラ、ライザ……あ〜これは、違うんだよ。ねっ!タオ……!」
「うぇっ!?いきなり僕に振らないでよ!?」
「レ〜イ〜!!」
「ラ、ライザ!?い、一旦落ち着こ!ねっ!?」
「あんたがズルしようとしたんでしょ!!」
怒ったライザがボクに向かって近づいてきたため、ボクは捕まらないためにボクは逃げ出した
「あっ!コラッ!待ちなさい!?」
「ごめん!無理ー!!」
そう言ってボクはライザから逃げるためにアトリエの外に出た。そんなことなどをして1日が過ぎていった
レイガルン·アガタール…クラウディアとお泊りした人。タオに迫って無理やりお願いさせようとしたがライザに怒られた