TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活 作:雷雷帝王
長い間待たせてすみませんでした!!けど、難産なのでご了承ください
ボクはタオの家に行き、タオが居るであろう地下書庫に来ていた
「タオー、居る?」
「ん?レイ、どうしたの……?」
「いやー、調べ物は順調かなって」
「それが……まだ、見つかってないんだよね。そっちはどうなの?」
「ボクたちの方はトレッペの高台でそれっぽい場所を見つけたよ。けど鍵がはまりそうな所はあったけど、はめてもなんにも反応なかったんだよね。んで、他のみんなは違う場所を探してるね。ボクはそこだと思うからタオの方に来てみたんだよね。まだ、見つかってないなら手伝おうか?」
「そうなんだ。じゃあ、そこの本取ってくれる?」
「りょーかい」
ボクはタオの手伝いを始めた
しばらくタオの調べ物をを手伝っていたら、タオが見つけたらしい
「見つけた!レイ、鍵の使い方が分かったよ!」
「おっ、ホント?やっぱりトレッペの高台の記念碑だった?」
「うん。そうだった。けど、鍵をはめてみたんだよね?」
「そうだね。けど、なんにも反応なかったから……たぶん、鍵の方に問題があるんじゃないかな」
「鍵の方に……?どういうこと?」
「そのままの意味だよ。けど、ここからは錬金術士の領分だ。だから、ライザに直してもらおう。……あっ!でも、普通に教えるのはつまんないし、問題形式で出してみようよ!」
「えっ?まあ、いいけど……」
「んじゃ、アトリエに行こっか!」
「ま、待ってよ!」
ボクはタオを連れてアトリエに向かったのだった
ボクはタオを連れてアトリエに来た。アトリエの中に入るとライザたちが集まって何やら話していた
「やっほーみんな、待たせたね。タオが鍵の使い方見つけたって」
「えっ、本当!?」
「また随分あっさり分かっちまったな。で、どこなんだ?」
「やっぱりボクの思った通りトレッペの高台の記念碑だったよ。ね、タオ」
「うん、記念碑のくぼみに入れることで機能する、はずなんだけど……」
「もうやったわよ、それ。真ん中にある、それがピッタリ入るくぼみでしょ?当然はめ込んでみたよ。上下左右もひっくり返して」
「やっぱり、そうなんだ……」
「くっはは、みんな察しが悪いなあ」
「?レイは分かるの?」
「当然、けど教えなーい。だけど、ヒントはあげる」
「とか言って、ホントは知らないだけだろ」
「まあまあ、聞いてみるだけ聞いてよ。まず、トレッペの高台の記念碑に鍵をはめ込んだ。けど、何にも反応しなかった。じゃあ、何で反応しなかったか。はい!分かる人!」
「ふむ……長い年月経て、鍵もくぼみも壊れてしまったのかも知れんな」
「正解!流石アンペルさん!どっかの察しの悪い錬金術士とは大違いだね!」
「ちょっと!だれが察しが悪いですって!」
「だって そうじゃん。その鍵とピッタリ入るくぼみの時点で怪しむべきでしょ」
「うぐっ、それは、そうだけど……。と、とりあえず、鍵を直そう。そのための錬金術だよ」
「クリント王国の錬金術でも、恐らく最高レベルの道具だぞ。修復出来るのか?」
「修復じゃなくて、最初に見つけた時に感じた力を、石碑に伝えられるよう改良する……ってのは、どうかな?」
「なるほど、良い発想だ……分かった、お前の考えた通りにやってみろ」
「うん、任せて!」
しばらくして、ライザが鍵を改良させた。ボクたちはトレッペの高台にある記念碑に来ていた
「ふうん、こんなところだったんだ……」
タオが感心しているとライザが記念碑にあるくぼみに近づいた
「くぼみは、ここだよ。タオに言われなきゃ、今でもそれっぽい鍵穴を探し続けてたかも。ありがとうね」
「ああ。本当によく気付いてくれた、タオ」
「ちょっと!ボクには!?タオの手伝いと鍵の改良のヒントあげたじゃん!」
「あーはいはい、ありがとね」
「……適当だなあ。まあ、8割くらいタオのおかげだけどね」
「いやあ……実は少し前から、書庫の半分以上が整備に関する本だってことに気が付いてさ。内容が建築理論と実践だったから、まず専門用語を習得してからと思って、そっちは後回しにしてたんだ。で、人工島とか入り口って話に、ピンと来て。整備の本を調べてみたら、この図があったってわけ」
「ふうむ……タオの家は、この島の手入れを役割とする家系だったのかもしれんな」
「タオ君のご先祖様は錬金術士だったのかな?」
「それはないと思うよ。錬金術関連の本は全然ないし……まあ、僕の家のことなんかより、ライザ」
「うん……上手く、いってよ……!」
ライザは改良した鍵をくぼみに入れ、すぐに記念碑から離れた。すると記念碑は後退して地下への階段が出てきた
「うわっ!?」
「出た!これが、人工島『クーケン』への入り口だ!!」
「この下に行けば、俺たちの島の……本当の姿が拝めるってわけだ」
「行こう、みんな!!」
そしてボクたちは人工島『クーケン』の地下へと向かった
地下へと続いてく長い階段をみんなで降りていた。すると広い空間がボクたちを待っていた
「すごい、すごいよ!これが全部、人工物だなんて!いや、僕らの島が全部、そうなんだ!!」
「遺跡、どころじゃない……信じられません。こんな大きいものを、本当に人の手で造れるんですか?」
「ああ、信じがたいことに、造れたんだよ。クリント王国時代の、錬金術ならな」
「結果的に避難所として役立った、というから、本来は別の目的のために建造されたのだろう」
「なんのために、ってのはあえて訊かねえけど、どうせろくなことじゃないだろうな……にしても」
「うん。あたしたちが、なんてことなく暮らしてたクーケン島の……これが、本当の姿なんだね」
「ほえー……びっくりだぁ。開いた口がふさがらないとは、まさにこのことだねえ」
なんてボクが茶化していたらタオが
「まだまだ奥があるよ、行ってみよう!!」
タオが興奮気味に奥へ行こうと急かしてきた。そしてボクたちは奥へ進んで行くのだった
レイガルン·アガタール…島の地下の広さに変な声が出た人