TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活   作:雷雷帝王

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 イェーイ、2個目投稿します!



TS転生者のなんてことない覚悟と淡水化装置

 

 ボクはライザたちと一緒に地下の大部屋にないかずにアンペルさんとリラさんと一緒にアトリエに残ることにした

 

「アンペルさん、リラさん、ちょっと時間いい?」

「?どうした、そんなに改まって」

「いやー……実はライザたちの前じゃ言えなかったんだけど、動力を戻すために必要な素材持ってるんだよね」

「!?……レイ、それはどういうことだ。どこにあるんだ……!」

「落ち着け、アンペル」

「……前にボクが人じゃないって話、憶えてる?」

「ああ、錬金術で作られた人工生命体の子孫だったな」

「うん、そうだよ。そしてアンペルさんは知ってるよね、ボクたちの体内にエレメンタルコアがあるってことを」

「そうだな。お前さんから貰った本に書いてあったな。吸収に特化したエレメンタルコアと……まさか!?」

「?どういうことだアンペル、全く話がみえないぞ」

「簡単に言えばボクの体内にあるエレメンタルコアを素材にすれば動力が戻るだけじゃなく、永久的に動力を生み出せる様になる」

「……お前はどうなる」

「やっぱり、分かっちゃうか。そうだね、ボクはほとんど死んだ状態と一緒になる。ボクにも普通の心臓があるけどエレメンタルコアはその心臓よりも重要な器官になってる。もし、それがなくなれば不安定な状態になって動けなくなるか最悪死ぬかもね。ああ、安心してね。これはあくまでも最終手段だから。けど、二人には先に話しておこうと思ってね。それと、ライザに悲しい思いをしてほしくないからさ、もしこの方法をしなきゃならなくなったらアンペルさんにお願いするね。もちろん、この話は三人の秘密ってことでお願いね」

「……分かった」

「!?アンペル!!お前正気か!?」

「たが、他に具体的な方法はないぞ。それにあくまでも最終手段だ」

「うん、そうだよ。あくまでも最終手段、アンペルさんには荷が重い役をさせちゃうけど、ごめんね」

「ははっ、別に構わんよ。それに、お前さんもこの方法をとる気ないんだろ」

「……くっはは、さっすがアンペルさん。どっかの察しが悪い錬金術士とは大違いだね」

「……お前たち、すべて片付いたら覚悟しておけよ」

「ああ〜……リラさんに話したの間違いだったかも」

「……そうだな」

 

ボクたちはリラさんの怒りのオーラを浴びならがらするのだった

 


 

しばらくして、ライザたちが戻ってきた。なんと淡水化装置を復旧して動力が戻れば水不足に困らなくなるらしい。そのことをボオスに伝えにブルネン邸に訪れ、今はライザたちが戻ってくるのを正門の前でアンペルさんたちと待っていた

 

「坊ちゃんと旧交は温めてきたか?」

 

ライザたちが戻ってきてから早々にアンペルさんが茶化してきた

 

「報告は済んだか、だろ。ちゃんと済ませて、ついでに嫌味もぶつけてきたよ」

「ふーん、へえーそっかあ」

「そう、よかった」

「あ、あのなー」

「しゃれてることは、レイとクラウディアにはお見通してね。でも、確かにボオスが言ったみたいに……急がないと」

「いよいよ乾期が来るね……」

「『門』の監視は継続している。淡水化装置を復旧できたら、一度聖地まで探索に行こう」

「ああ、ここからは時間との勝負だな」

「なんとかしてみせる、絶対に……!!」

 

時間はないけど、やることはたくさんだ。さあ!頑張るぞー!

 


 

あれから少し経ち、ボクたちは淡水化装置に必要な部品を探しながらいつも通りに過ごしていた。そして今日もボクはレントと模擬戦をしていた

 

「ほらっ!どうした!まさかもうへばったのかなあ!!」

「くっ!まだまだぁー!」

 

なんて熱がはいり始めたところでクラウディアがボクたちを呼び止めた

 

「レイー!レントくーん!」

「?どうしたのクラウディア?」

「実はね、淡水化装置を直すのに必要な部品が分かったの!これからみんなで採取に出かけようってなったの。だからレイとレント君に声かけに来たの」

「りょーかい!レント、必殺技の準備はいい?」

「おうよ!いつでも行けるぜ」

「それじゃ、みんなが揃うまで待つとしますか」

 

ボクたちは淡水化装置を直すために必要な部品を調合するために必要な素材を集めに採取に向かうサイトだった。……なんかややこしいな

 


 

素材を集め終え、ライザが調合してタオのいる島の地下の大部屋までボクたちは来ていた

 

「ありがとう、ライザ。早速取り付けよう」

「うん。みんな、タオを手伝うわよ!」

「おう!って言っても、俺は力仕事しかできねえけどな」

「私だって分からないよ。教えてもらいながら、できることをやろう」

「クラウディアはいい子だね〜」

「……前々から思ってたけど。レイ、クラウディアに甘すぎない?」

 

ギクッ

 

「……ソ、ソンナコトナイヨ。ミンナビョウドウニセッシテルヨ」

「……」

「すぅー……ほ、ほら!ちゃちゃっと手伝う!ね!!」

 

ボクはそう言いながらタオの手伝いを始めるのだった

 


 

手伝いを一通り終えタオがチェックしていた

 

「さて、いけるかな……」

「もし失敗したら、どうなるんだ?」

「そんなのもう大爆発一択でしょ」

「何言ってんのよ……まあでも、失敗したらもう1回作り直すだけよ」

「大丈夫、ライザはちゃんとできる。私、そういうの分かるんだ」

「あはは。ありがと、クラウディア」

「クラウディアはホントにいい子だねえ〜」

「……」

「すぅー……あ〜ここ地下だからかな?冷え込むなぁ。ああ〜サムサム」

 

なんてやり取りをしていたらタオが最終チェックまで進んでいた

 

「さてと……島を浮かべてる装置に影響が出ないよう、ほんの少しの力で、動くかどうか確認しないと……」

 

タオが操作すると赤い球が光った

 

「音が、消えちまったぞ……」

「……どう、タオ?」

「うん……成功だ!!ちゃんと動いて機能したみたいだ。あとは動力さえあれば、淡水化装置は昔みたいに動くはずだよ」

「いよっしゃあー!!」

「まずは問題一が終わったね」

「よかったね、ライザ!」

「うん、実は結構不安だったんだけど……」

「おいおい、マジかよ」

「だって、クリント王国の錬金術だよ?そういう超技術のカタマリみたいなのを、あたしが……あたしが、作っちゃったんだね」

「そうだよ、だから言ったじゃない。ライザならできる、って」

「うん、本当にありがとう……でも、この修理が終わったってことは、一番難しい問題がとうとう来た、のかな」

「ああ。動力、だな……まず、タオの監視の下、私とお前で動いてる状態を確認しておくか」

「何を探すか、から始めなきゃいけないからねえ。気長に構えてる場合じゃないのに、もどかしいなあ。魔石のように見えるけど、実際は全然違う。それだけしか感じられない」

「いくらお前が才能のある錬金術士でも元となる知識が全くなければそんなものだ。だが、今のうちに観察して、感覚で分かることだけでもつかんでおけば、異界での探索に役立つだろう」

「問題はフィルフサの動向だな。斥候の次が来たら、いよいよ危ない」

「やれることを、やれる限り、やって……進んだ分だけ何かに近付いてる、のかな」

 

ボクたちは1つ問題を終わらせた。けれどまだまだ問題は山積みであった

 

 





 レイガルン·アガタール…最近クラウディアに甘いことがバレ始めた人。終わりが近づいていて寂しさが募っていっている
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