TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活   作:雷雷帝王

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 バトルシーンってムズいっすね、あと、今回は大分原作が改変されてしまったのでキャラのセリフに違和感があるかもしれません。ごめんなさい。そして、そんな展開にした自分も困惑して何書いたらいいら分かりませんでした。なので、色々ぐちゃぐちゃになっているかもしれません。ここ直したほうがよくね、って所があったら感想などで教えてください



TS転生者のなんてことない決着と今後と焦燥

 

 カッコつけたは良いものの、この技を久し振りに使ったせいでヤツの鉱石を砕いた勢いのまま、顔から地面にダイブした

 

「あっ、ぶべぇっ!!」

 

ズザザァッ!

 

「いった!めっちゃ痛いだけど!?ああもう!せっかくカッコつけたのに!台無しじゃん!?はぁ~最っ高級に最悪なんだけど「〜〜〜っ!」あ゙?」

 

テンションがダダ落ちなのに、ヤツはそんなのも気にせずに怒りに身を任せながら、ボクに向かって突進してきた

 

「怒りたいのはこっちの方だよ。はぁ~とっとと終わらせるか」

 

バチッ! ドゴォンッ!

 

ボクはもう一回同じ技…いや、原作のゲームでは、スキルだったな。あ〜でも毎回スキル、スキルって言うのも面倒だし、名前付けるか。う〜ん…そうだ!『ライジング』にしよう!…なんてことを、『ライジング』でヤツの角の先を切りながら考えていた

 

「ふ〜む、これなら余裕だなぁ〜……って大鎌めっちゃ刃こぼれしてんじゃん!?」

 

なんて嘆いていたが、よくよく考えたら当たり前だった。ヤツの鉱石を砕いて、そして今ヤツの角の先を切った……うん、そりゃ刃こぼれするよな

 

「うーむ、アレはここじゃあんまり使いたくないんだけどなぁー……でも、このままじゃ大鎌が使い物にならなくなる…うん、使うか」

 

そう決心してボクはもう一つのスキルを使った。名前は……よし!『ホノハガミ』にしよう!そう考えながら、大鎌の刃に炎を纏わせ、ヤツに向けて振り払った。振り払った炎は獣の口が開いたような形になり、ヤツの左前脚に当たり、口が閉じた

 

ドカァンッ!

 

炎の牙がヤツの左前脚の甲殻を砕きそして爆発した。ヤツの脚はもうまともに機能しない

 

「もう、まともに走れないだろ。これで、お前の攻撃手段は無くなったな。さあ、トドメといこうかっ!」

 

そう思い、また『ホノハガミ』を使おうとした瞬間、聞き覚えのある声が響いた

 

「レイッ!!無事かっ!?あの魔物は!?……っ!?」

「ん?ああ…くっははぁ、宣言通り倒しといたぜっ!……まあ、まだトドメは刺してないけどね」

 

ボクがそう言うと、ライザ、レント、タオは唖然とこちらを見ている。アンペルさんとリラさんはヤツを警戒しながら静観している。と、なんともビミョーな空気が流れて、どうするか悩んでいたら

 

「〜〜〜っ!!」

 

ヤツが甲高い声で叫びながら不格好な突進を仕掛けようとした

 

バチッ! ドゴォンッ!

 

「ふっ!」

 

ボクは『ライジング』を使って、ヤツに急接近し大鎌を振りかぶった。そして…

 

ピシッ ピシピシッ バキッ! 

 

大鎌が折れた……もう一度言おう、大鎌が折れた

 

 

「お、折れたぁ〜!?……な〜んてねっ!」

 

ボクはすぐに大鎌を回転して石突*1をヤツの首のつけ根に突き立てた

 

ザシュッ!

 

「〜〜〜っ!!」

 

ヤツは苦しげに甲高い悲鳴を上げ、そしてそのまま絶命した

 

「ふぅ~これでいっちょ上がりかな」

「まさか、『斥候』を一人で倒すとはな」

「ああ…お前さん、確かこの前の」

「うん、そうだよ。ボクはレイガルン·アガタール、レイでいいよ。よろしくね」

「ではレイ、奴とはどういうふうに遭遇した」

「うーん、ボクはアイツと遭遇してないんだよね。遭遇したのはライザたちで、ボクは割って入っただけなんだよね。ここじゃなんだし、ライザ、安全に話せる場所ってある?」

「えっ、う、うん。あたしたちのアトリエなら…」

「よし、じゃあそのアトリエに行こうか。アンペルさんたちもそれでいいよね」

「ああ、それで構わない」

 

そう言ってボクたちは、ヤツの死骸を後にした

 


 

ライザのアトリエ室内

 

「──そういうわけで、そこにレイが来て、あたしたちを逃がしてくれたの」

「……」

「二人とも、あの魔物について何か知らない?絶対、普通じゃない感じだったんだけど」

「……」

「さっきから難しい顔して黙りこくってるけど……やっぱり、怒ってる?」

「わざわざ見に行くなんて、無謀なことしたのは謝るよ。挙句の果て、レイに助けてもらっちまった。でも──」

「いや、助けらたとはいえよく無事だった。それだけでも教えた甲斐はあった」

「えっ?」

「確かに無謀だが、『奴ら』と出くわしてなお私たちに知らせに戻ってこられた事実は、それだけ大きい」

「『奴ら』……。やっぱり、あの魔物について知ってるんだね」

「ああ、村での聞き込みでは成果がなかったからここは無関係、と判断しかけていたんだがな……これだけ遺跡が散在していながら伝承1つないのは考えてみれば不自然だ……何か理由があるのか?

「アンペルさん?」

「ん、すまん……遭遇した場所はあそこで間違いないんだな?」

「うん、間違いないよ。あんまり動かさずに戦ったからね」

「なるほど……しかし、『奴ら』はどこから来た?」

「『斥候』が遠出をするとは思えん……北側のあそこか?しかし、あれは、『奴ら』と戦う側のはず……なあ、リラ」

「ああ、構わんぞ」

「?」

「ライザ、無粋を承知で頼むが、この隠れ家に私とリラを見張りとして住まわせてくれないか」

「アンペルさんたちを、アトリエの見張りに?あの魔物はレイが倒したのに?」

「あの魔物だけとは限らないし、もしアレを複数相手にするのは流石にキビシイ、だからボクは賛成かな」

「確かに俺たちにとっちゃ願ったり叶ったりだけどよ。島の方の家はどうするんだ?」

「村での暮らしにこだわりはない、引き払うだけさ。元々、私たちは旅がらすだからな」

「それに、『奴ら』や遺跡の調査するにも対岸のここに本拠地があった方が便利だ」

「その『奴ら』のことは……?」

「すまんが、もう少し状況をつかむまで待ってくれ。うかつに話せることではなくてな」

「分かった。でも、万が一の対処の仕方は教えといてくれよ。」

「当然だ。生還は喜ばしいとして、無謀のツケはしっかり体に叩き込んで、後の戒めとしなければな」

「うえー」

「3人とも頑張れ。あれ?てか、クラウディアは?」

「クラウディアには先に家に帰ってもらったけど……」

「……へっ……そ、それを先に言ってよー!クラウディアまだボクのこと心配してるでしょ!?ボク今日はもう帰るから!?」

「待ってレイ!!あたしも一緒に行く!」

 

ライザとボクは急いで(主にボクのせいで)クラウディアの家に向かった

*1
槍などの棒状の道具の地面に着く部分の呼称





 我流の鎌撃…敵単体に物理ダメージを与える。APを回復する

 ライジング AP3…敵単体に雷属性の物理ダメージを与える。自身のHPを消費し自身のスキルダメージを上昇させる +素早さが上昇する(TLv2〜)+使用時即時行動する(ただし連続では使用不可)(TLv5)
 
 ホノハガミ AP…敵単体に火属性の魔法ダメージを与える。攻撃がヒットするごとに自身のHPが回復する。タクティクスレベルが高いほど、回復量が上昇する +ヒット数が増加する(TLv3〜)

 レイガルン·アガタール…危なげなくナニフサ君を屠った人。んなことよりクラウディアに会いたい(切実)
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