TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活 作:雷雷帝王
絶賛スランプ中です。自分が書いた所全てが納得いってません。なので、時間がかかりした。これからも、スランプが治るまでかかるかもしれません。ご迷惑おかけします
「あっ、こ、こんにちは……」
「ど、どうも……」
ボクとライザは今、バレンツ邸にてルベルトさんに挨拶をしていた。今回訪問したのは、クラウディアをライザたちの冒険に同行する許可をもらえるか聞くためである
「話は聞いている。うちのクラウを村の外へ冒険に出したいと。そんなこと、許可できるわけないだろう」
「ですよね……」
「ライザ!お父さん、私には私の考えがあるの。軽はずみな思いつきで言ってるわけじゃ──」
「ライザリン·シュタウト君」
「は、はい!」
「私は君を、 娘の命の恩人であるというだけでなくそれなりの良識を備えた人物と評価していたのだがね」
「ありが……じゃない、すみません……その、クラウディアがどうしてもって、きかなくて……」
「君たちが冒険……野外での活動に秀でているとの噂は、かねがね耳にしている。保守的な村には珍しい、外界への好奇心の強さには旅商人として、共感を抱かないでもない。だが、度々商隊を離れるうかつな娘に、余計な刺激を与えるようでは、交流も考え直さなければなるまい」
「お父さん!」
「お前が姿を消す度、どれだけ私が心配しているか……。一体何度、言い聞かせたと思う?」
「そ、それは……!私にも理由が……」
「多少、腕に覚えがあるというだけの彼女らに大切な娘を託せるわけがないだろう」
「ライザたちは私の護衛なんかじゃ……。……!多少、じゃなければ、どうなの?」
「なに?」
「つまり、ライザたちは十分強くて、一緒にいれば安全だって証明できればいいんだよね?」
「へっ?」
「くっはは」
「な、なぜそうなる!?」
「旅商人にとって、行く先で出会う人物の見極めこそが最大の宝だ、ってお父さんいつも言ってたよね?」
「う、うむ?」
「私は、ライザたちなら大丈夫だって見極めたの。この見極めが間違ってないって、お父さんが確かめて!」
「ぐっ……そ、そこまで言うからには……お前が間違っていたら、今後は私の言う通りにするのだな?」
「クラウディア!」
「お願い、ライザ。はい、それで文句はありません!」
「よし……では、それを確かめるために課題として、君たちにいくつか依頼を出すとしよう」
そう言って、突如としてクラウディアと冒険するための課題が始まった。協力してもらうために、ライザはレントとタオを呼びに行った
「さて、ボクは用事があるから少しここを離れるよ」
「えっ、そうなの?」
「うん、大鎌壊れちゃったからね。だから大鎌を買いに行きたいんだ。それに、強すぎて賢すぎるボクがいるとライザたちの活躍がなくなっちゃうしね。ああでも、なるべく早く済ませて合流するよ」
「そっか、分かった。待ってるね」
「うん、じゃ、行ってくるよ。あっ、ライザたちに伝えといてね!」
ボクはそう言って、バレンツ邸を出た
フレッサさんの店で大鎌を買い。そのままバレンツ邸に戻ろうとしたら、バレンツ邸から出るライザたちと鉢合わせた
「あっ!レイ!」
「あっ、ヤッベ」
「あんたまた勝手にどっか行って!」
「いやいやっ、今回もクラウディアに伝えたでしょ」
「今回もって、アあんたねえ「そ、それよりさっ、課題の方は大丈夫なの?」……あんた、後で覚えてなさいよ」
「スゥ〜、あっ!課題のお題ってなにかな!ボク知りたいなぁ〜」
「誤魔化したよ」
「なんか言った!!」
「い、いや、なにも」
「ならよし。で、真面目な話、課題のお題は?」
「クラウディアんちの地下室の水漏れを直せだとよ」
「なるほど……ライザはもう考えまとまってるの?」
「ああ、それなら大丈夫。後はアトリエに戻って作るだけかな」
「そっか、じゃあここでもたもたしてないで急いでアトリエに戻ろう。ほら、速く速く!」
「ほんと、調子いいんだから」
ボクたちはアトリエに戻った、そしてライザが錬金術で道具を作り、再びバレンツ邸へ行った
「ルベルトさん、持ってきましたよ。水漏れを塞ぐ道具です!」
そう言って、ライザはルベルトさんに道具を見せた
「これが……?」
「たぶん、上手く行くと思うんですけど」
「ふむ……では実際にやってみせてもらおうか」
そう言ったルベルトさんに地下室までついていき、そしてライザが水漏れの穴を塞いだ
「これで、よし」
「確認しよう」
「どうですか?ばっちり、直ったでしょう」
「……確かに、水の流れが止まったように見える。すでにここにある水を汲み出す必要はあるが」
「へへー、どうも。課題はこれで合格ですか?」
「確認はまだだが……いいだろう、最初の課題は合格だ。こうも簡単に解決するとは、錬金術とは大したものだな」
「どうもどうも……って、最初?」
「お父さん!」
「当然だろう。今回の課題は、私個人が彼女の腕前を見るためのものだ。完全に認めるには、まだ早すぎる」
「でも……」
「クラウディア、ルベルトさんの言うことが正しいよ。娘さんを預かるのに、水漏れを直すだけじゃあね」
「理解が早いのは良いことだ。引き続き、何らかの課題を用意させてもらおう」
「もう……ごめんね、ライザ。お父さんって、こんな言い方しかできなくって」
「いいっていいって。なんだか逆に、楽しみになってきたくらいだよ」
「ふう、む……付き合う友人としては合格、かもしれないな……」
そうやって、最初の課題を難なく合格したのであった
レイガルン·アガタール…今回大鎌を買っただけの人