TS転生者のライザのアトリエでのなんてことない生活   作:雷雷帝王

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 頭が働かないっ!どうすればいいんだー!!……はい、最近自分の生活が終わってるなって思ってます。けどやめないっ……頑張ります



TS転生者のなんてことない課題(2)

 

 最初の課題から数日がたち、ボクとクラウディアは今日も朝早くから浜辺を走っていた

 

「今日はこの辺で終わりにしよっか」

「はぁ、はぁ、うん、そうだね…」

「んじゃ、ボクは日課をやるから。休んでて」

「……ねえ、レイ」

「ん?どうしたのクラウディア」

「走り込み以外にも日常的にできることってあるかな?」

「……悪いけど教えたくない」

「どうして……?」

「だって、昨日無理しようとしたじゃん。だからこの特訓に関してボクは、クラウディアを信用も信頼もしてない。だから教えたくない」

「……そっか……うん、分かった」

「……ごめん、ごめんね。クラウディアもボクの大切な人の一人だから、だから慎重になりたいんだ。ごめん……」

「ううん、無理しようとした私が悪いから。それに、私のこと大切って言ってくれてうれしいわ」

「〜〜っ!///ああ、もうっ!今日はもう解散!」

「?もしかして…レイ、照れてるの?」

「は、はあぁぁ!?て、照れてないし!?な、なに言っちゃってんの!?」

「ふふっ、レイ顔真っ赤だよ」

「う、うるさいっ!!き、今日はもう帰るっ!!」

 

そうふてくされながらボクは帰った。そして、すぐに布団にくるまり悶えた

 


 

昼ぐらいになった頃、玄関扉が叩かれた。ボクはすぐに扉を開けた

 

ガチャ

 

「ク、クラウディア、ど、どうしたの?」

「うん、実はお父さんが次の課題を出すから、お呼びしなさいって」

「ああ、なるほど、他の奴らはこれから?」

「うん、これからライザたちに伝えようかなって。レイも一緒に行く?」

「うん、一緒に行こうかな」

「…レイ、今朝はごめんなさい」

「別に、ほんとに怒ってる訳じゃないよ。それに慎重すぎても、駄目かなって思ったんだ。だから、1つ教えてあげる」

「本当!!ありがとう、レイ!」

「んじゃ、今から教えるよ。人や動くものをよく観察してみて、そしたら実戦で相手がどう動くのか予想がしやすくなるからね」

「うん!分かった。今からやってみるね!」

 

そうしてボクとクラウディアは一緒にライザたちに伝えに行った

 


 

ルベルトさんからの課題をタオとレントに伝え終えたところで、ボクは嫌な予感がしたのでそれとなく離れることにした

 

「クラウディア、レント、タオ、ボク買い忘れがあったの思い出したから今行っていい?」

「えっ、うん、いいけど…」

「僕も別にいいけど。またライザに怒られても知らないよ」

「ああ、俺もかまわねえぜ」

「ありがと、じゃ、先にライザと会ったらさきに行ってていいよ」

 

そう言ってボクは早足でフレッサさんの店に行った。あと、買い忘れがあったのは本当だ

 


 

フレッサさんの店で買い忘れを買い、急いでクラウディアたちと合流しようとしたらなにやら揉めている。あれは……ボオスか、はぁ~またか。前に会ったのは、ボクがボオスを返り討ちにしたときか。会ったらなに言われるか、わからない。……一応隠れとくか

 

「こいつらは、いつまでもグズグズくすぶってくだらない夢ばかり語ってる、くだらない奴らだ。俺は違う。俺は、ブルネン家の男として勉強も剣の稽古も、日々なすべきことをなしている」

「でも、ライザたちも今は……」

「流れ者やお前という外からの刺激を受けて浮かれてるだけだ!」

「ボオスてめえ……昔馴染みだと思って我慢してやってりゃ、つけあがりやがって……!」

「つけあがってるのはどっちだ?昨日今日で、お前たちの何が変わると言うんだ」

「いいわ、あたしたちの変わり様をあんたにも分かるぐらい、しっかり見せつけてあげる」

「……フン、せめて旅商人が出ていくまでは飽きずに続けろよ。そいつとの付き合いが気まずくなるだろう?」

「聞いたよねみんな、やるわよ」

「ああ、俺たちのやってることが本気の本気だってボオスの野郎に……村中に、見せつけてやる!」

「僕だって変わったつもりだからね。ボオスの前じゃ、怖くて言えないけど……」

 

ボオスも行ったみたいだし、ボクもそろそろ隠れるのを止めようかな。

 

「もしかして……以前はみんな仲が良かったのかな……?」

「……それはそうと、クラウディアたちは何してたの?」

「そうだったわ。ちょっと変なことになっちゃってたけどもともとライザに話があったのよ。お父さんが次の課題を出すから、お呼びしなさいって」

「待ってました!次は何かな?」

「ふふっ、詳しくは聞いてないけど、私の家の近くで行うみたい」

「分かった。さっそくみんなで行ってみよう」

「待ってレイがまだ……」

「そうだよ。ボクがまだ買い物から帰ってないだろう」

「あっ!レイ!あんたまた」

「まあまあ、そんなことより、変わり様を村中にボオスや村中に見せつけるんでしょ。だったら早くルベルトさんのところに行こうよ」

「っ!そうね!まずはルベルトさんの課題に合格しないと」

「んじゃ、早く行こうか」

 

そう言ってボクたちは旧市街に向かった

 


 

旧市街のがれきが山積みになっている場所にルベルトさんとモリッツさんがいた

 

「こんにちは、ルベルトさん……と、モリッツさん?」

「来たか、悪童どもめ。ブルネン家の人間を持たせるとは随分、偉くなったものだな……」

「あ、悪童……モリッツさんにとって僕らはまだ遊び回ってた子供の頃のままなんだね……」

「けっ、威張り腐りやがって!」

「お父さん、次の課題の話だったんじゃ?どうしてモリッツさんが?」

「うむ。課題が、村からの依頼にもなるためだ。あそこに、山積みになったがれきがあるだろう」

「言われてみれば……なんだか色々置いてありますね」

「先日の地震で出たがれきが集められている。それ以外のものも、色々あるようだが……」

「初めはそんな量でもなかったのだが、ここに集めればよいと思い込んだ連中が、次々と捨てていきおってな。往来に支障が出て、苦情も寄せられている。村の生活を守るこの私としても放ってはおけん」

「はあ、それで……って、もしかして」

「お前たち、最近ナントカという便利なものをやっとるんだろう。それでここをパパッと片付けてくれ」

「ナントカじゃなくて、錬金術、です!」

「どうでもいいわい、そんなことは。それより、できるのか、できんのか」

「そりゃ、やれと言われれば、やりますけど」

「頼りない返事だな。本当にこやつらに任せて大丈夫なのですかな、ルベルトさん?」

「ええ、我が家の地下室で起きた水漏れも彼女の錬金術で解決しました。任せてみましょう」

「ふう、む……そこまで言われるのでしたら。お前たち、私の期待を裏切るなよ」

別にそっちはどうでもいいけど……ま、クラウディアのために頑張りますよ」

 

そしてルベルトさんとモリッツさんは帰っていった

 

「水漏れの次は、ガラクタ掃除か」

「いよいよ便利屋扱いになってきたね……」

「な、なんだか、ごめんね」

「クラウディアのためだし、なんてことないって。それより、あの大量のがれきをどうするか……」

「せめて小さけりゃ、よそに運べるんだけどな。1つずつぶっ壊してくのも手間だし、どうしたもんか」

「ぶっ壊す……それだ!爆弾でまとめて壊しちゃおう!……あ、あれ?どうしたのみんな、変な顔して」

「ライザ……ここ、旧市街」

「?何当たり前のこと言ってんの?」

「あ、はい、なんでもないです……」

「?とりあえずあたしはアトリエに戻るから、いったん解散でいい?」

「あ、はい……もう好きにしてくれ」

 

ボクはライザの大雑把過ぎる提案に、久し振りに敗北を味わった





 レイガルン·アガタール…クラウディアにイジられたり、久し振りの敗北がなんともいえなくてビミョーな顔になった人
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