爆豪勝己が想定外の技を使った不具合を修正しました
爆豪勝己の強化パッチについては後日配布します
雄英高校だって、全て普通じゃないぶっ飛んだ授業なわけではない。学生らしく普通の勉強も必要なのだ。
プレゼント・マイクの普通の授業を聞き流しながら、教科書を立ててその裏でとある準備をする。
「あの…なに食べてるん…?」
「あさりのクラムチャウダー」
「授業中に…!?うわぁ、お腹空いてきた…」
また貧血で倒れるわけにはいかない。
前回のはあれだ。直前でヤオモモっぱいで鼻血出したのがいけなかったのだろう。
最近はヒミコも吸う量抑えてくれることも極稀にあるし。
『Hey袴田リスナー!この英文…』
「はいトガです!トガが答えます!」
『えっ!?いやリボンガールに…』
「変身します!イオリちゃんです!」
『えっ…?なんでぇ…?』
トガに任せてください、イオリちゃん!
そんな…早弁してる私のために……!?
ヒミコ英文なんてできないのに……!!
やっとお腹が治まった。
血もフルチャージできた気がする。
「わぁぁ〜たぁ〜〜しぃ〜がぁぁ〜普通にドアから来た!」
「本物のオールマイトだ!」
「
「画風違いすぎて鳥肌!」
「おぉ…デカい」
「むさ苦しいのです」
生オールマイトは凄いな……
濃い。濃いしデカい。強い。
これはNo.1だ、と納得する凄まじい覇気だ。
こんなにもパワフルなのにこの人弱ってるんだよな……
……私のリボンって古傷も治せるのかな。
「さっそくだが、今日はコレ!戦闘訓練!!」
「戦闘……!」
「訓練!!」
「ふぅん…」
戦闘訓練、か。原作では二人一組でやってた奴だ。
今回はどうする気なんだろう、20人じゃなく22人。
一人余るどころかワンペア余る。
「そして、そいつに伴って〜…こちら!!」
ごぉっと開いた壁から飛び出してくるのは、私達のロマン、未来そのものだ。
「入学前に送ってもらった個性届と要望にそってあつらえた戦闘服!!」
「おおっ!!」
「よし来た…!」
この日を待っていたのだ。
ついに私は、あの装備を手に入れられるのだ。
「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!」
「「「「はい!」」」」
ふわりとした着心地のいい服は、防刃、防炎性能を高めてある。
コルセットにはおっぱいを際立たせるのみならず、適度な締め付けによって戦闘で内臓を損傷したとしても、出血を止める効果もある。
スカートはコルセットと一体型の、コルセットジャンパースカートを採用して再現度を高めている。
コルセットスカートはウエストの位置が上がることで美脚効果もある素晴らしいスカートなんだ。
これは余談だが、ジャンパースカートには一般的に『デニム』素材のイメージが強いが、これは自前のリボンを提出したのでデニムではない。
手袋には、個性使用時の掌へのダメージを抑制する為に、高密度で肌に密着させているので、これも傷や痛みが少なくなる工夫がされているのだ。
「私が…私こそが巴マミだ……!」
それは、紛れもなく巴マミだった。
「格好から入るってのも大切な事だぜ少年少女!!」
形も個性もマミさんなら私はやはりマミさんなのでは?
「イオリちゃん!とってもカァイイのです!!」
「ありがとうっ!マミさんって呼んでね!」
ヒミコのコスチュームは……うん、カァイイ。
上に着てるのは可愛らしい制服風コスチュームだが、下のインナーはもしや…
「その黒タイツは変身対策?」
「なのです。いちいち服を着直すのもめんどくさいので、髪の毛を送ってこの上から変身できるようにしました」
「全裸の状態で変身はできないの?」
「イオリちゃんで試してみますか?」
「…遠慮しとく」
「維折の全裸!?試してみ」
パァンッ
「残当」
「維折ちゃんのコスチュームかわいいね!私のコスチュームパツパツんなっちゃった」
「麗日さんっうぉぉぉっ!!?」
「お茶子ちゃんもかぁいいねぇ」
緑谷君顔が真っ赤、これはクソナード*1。
でも今あのコスチュームの下、ヒミコもあんな感じなんだよな…
「なんですかぁ?見たいんですか?イオリちゃんのえっち」
「維折のえっち!?オイラも見てぇぞ!」
パァンッ
「さっきは悪かった、威力を抑えすぎた」
「もう話していいかな!?」
「あ、大丈夫です勧めてくださいオールマイト!」
オールマイトが小さく縮こまっている。
優しいからワイワイした空気感に戸惑っているんだろう。
「えーと…なんだっけ…うん!シチュエーションはビルに隠された核兵器を回収すること!『ヒーロー』は制限時間以内に『敵』を捕まえるか、『核兵器』を回収すること!『敵』は『核兵器』を守るか『ヒーロー』を捕まえるんだ!」
「設定がアメリカン!」
「対戦相手はくじで決めるぞ!」
「適当なのですか!?」
「1チームあまる計算ですが…」
私達はどうすればいいんだろうか。
「あと、袴田少女と渡我少女は今年から追加された特例枠だ!だからどうしよ?」
「特例ィ…?」
かっちゃんがログインしました。
特例とだけ聞いて強そうだとターゲットにされたようだ。
「…うん、二人の対戦相手は、皆の戦闘が終わった後に元気な人達でくじにしよう!」
あ、私達クジ引けないの。ヒミコとペア……ね。
そんなの………どうやっても勝っちゃうじゃない。
「イオリちゃんといっしょ!嬉しいなぁ〜!」
「じゃ、私達は皆の試合を観戦させて貰おうかな」
そして始まる第1試合。
特段原作と変わりないけれど、見応えのある試合だ。
「ハウザー・インパクト*2か…中々のパワーだ。まぁ私のアルティマシュート・ティロ・フィナーレ程ではないけど」
「イオリちゃん、抱っこ」
ヒミコが座り疲れたのか私の身体にしがみついてくる。
甘えたモードに入ったらちゃんとなでなでしてあげよう。
今って、絵面的にはトガヒミコ×巴マミなんだよな。
ちゃんと髪も巻いたし…
「あ…甘々〜!こ、これが恋人っ…!」
「俺ケーキ焼いてこようかな…」
「うらやましいね☆気楽そうで…」
葉隠ちゃんはそのうちよく魔王に殴られてる恋人ができるんじゃない?なんて言えないか…
「砂藤君、私チーズケーキが食べたいな」
「!任せてくれ!」
あ、青山君がそわそわしてる。
チーズ好きなんだったよね、私は知ってるよ☆
戦闘訓練は何事もなく進む。
結局緑谷君は勝ったもののリカバリーガールにお世話になることになった。爆豪はまだまだ暴れたりないようだ。
というか、見下してたデクに負けた悔しさ私達で発散させたくて仕方ないんだろう。
最後に私とヒミコの最強タッグの試合が控えているけれど、まぁ、流石にトップ2が来るわけないよね、クジなんだし。
「俺だぁ゙ぁ゙!!!」
「…おれだ」
イライラMAXの爆豪勝己とガンギマリ期の轟焦凍がそこにいた。タイマンならいざ知らずまともに闘いたくない二人がきたな…
「足引っ張んじゃねェぞ半分野郎!」
「お前No.4の娘だろ。お前には負けねぇぞ」
「貴方達より私とイオリちゃんのほうが数倍強いのです。なんならそっちチームもう2、3人追加してやったっていいですよ」
「だとコラぁ゙!?なめとんか!」
「必死に吠えててかぁいいチワワですねぇ〜よちよち」
空気わっる。
A組もオールマイトも静かになってるよ。
「ヒミコ、おいで。私達は防衛側で構いませんねオールマイト」
「う、うんいいよ!じゃあ準備してくれるかな!?」
「テメェッ………!!!殺すッ……!!!」
「こらヒミコ、煽らないの」
舌を出してあっかんべーしてるのかぁいいけどやめてね、爆豪くんキレすぎて顔がムキムキの背中みたいになってるからさ。
「さてと…防衛側ならやりやすい。ヒミコ、準備して」
「あぁ…分かりました。プランBは?」
「プランBはゴリ押し。核兵器をティロ・フィナーレで撃ち出してアメリカに撃ち込んで報復核によって世界を滅ぼす」
「わかりやすくていいのです…はむ…」
プツリと小気味いい音と共に、柔らかな唇が首筋に触れる。
爆豪勝己、轟焦凍…どちらもかなりの強敵。
悪いけど勝つためなら手段なんて選ばないからね。
次回、A組最強と対峙します