俺と幻想郷とゆっくりしたいお年頃?   作:凛々の暁

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どうも皆様、新章でございます!
アリス「今回の章、前より私の出番増やして貰えるかしら?一応メインヒロインだし…………」
それについては謝罪します。申し訳御座いませんでした。
輝蛍「今回は、軽い振りだけなんだよな?」
はい、そのつもりです。文字数も短くなりますが、お許しください。それでは新章行ってみよう!!
輝蛍・アリス「おおー!!」
では、良い幻想を……


永夜抄
何か、変!?


Sideout

 

 

 

 

 

?「ふっ!しっ…!はぁあ!!」

 

力強い掛け声とともに身体を動かす少年。

此処、魔法の森の朝はこの掛け声で始まると言ってもいいほどのである。時間帯で示せば午前の7時位であろうか、数ヶ月前ならば午前8時ごろが魔法の森の住人達の起床時間だったのだが、彼が来てからは1時間も早まっている。

彼は数ヶ月前から自分の能力を強化すべく、小さなことから始めようと動いた。それが朝の運動である。身体の動きはそこまで大きくはないが、掛け声の声量だけでも変えるかとそれを工夫した結果がこれである。かなり広範囲に広がっている魔樹の隙間を通り抜け、端から端まで声が通るようになったのは、始めてからわずか1週間後のことだったそうな。

 

輝蛍「はぁああああ!せいっ!」

 

天空 輝蛍、それが朝の声の正体である。

 

 

 

アリス「輝蛍、ご飯よ〜。」

 

家の扉を開けて顔を出したのは、輝蛍が住まわせてもらっている家の主、アリスだった。

薄暗く物騒な森の中に綺麗に咲く華とでも例えれば良いのであろうか、彼女はそれほどまでに美人である。

 

輝蛍「あいよぉ!!なぁなぁ、今日の朝飯はなんだ?」

アリス「今日はフレンチトーストよ。まったく、貴方は子供ねぇ…」

輝蛍「いんだよ!気にしたら負けだ!そんなこと言ったらお前さん何歳かわからないしね!」

アリス「ふふっ、そうね。自分の年齢なんて忘れたわよ。」

 

2人の朝はいつもこんな感じである。

 

 

 

 

………数十分後

 

 

 

 

アリス「どうなの?力の使い方は慣れて来た?」

輝蛍「”体術”の方はあとはテキトーに技作ったりしたら終了、”光”の方は霊力の上がり具合によって出来ることが増えていく感じ。だから残念ながらまだ霊夢のとこで練習やら訓練かな?」

アリス「そう、魔法の習得はどうする?貴方にはまだ基礎程度しか教えてないし………」

輝蛍「そーうだね、よし!今日からは魔法の習得に専念しようかな!」

アリス「わかったわ、じゃあ今日の夜からにしましょうか。」

輝蛍「了解!」

 

朝食をとり終え、紅茶を飲みながら今日の組み上げたところで…

 

輝蛍「そういや、今日は満月だっけ?」

アリス「そうね………」

 

アリスの顔から笑顔が消え、真剣な目つきになった。

数ヶ月経って同居もしているので相手の表情や言葉で、何かあったかなども少しずつだが分かるようになってきたらしい。

 

輝蛍「なんだ?なんか嫌なとでもあるのか?」

アリス「前に貴方に話したかしら?月と生物について。」

輝蛍「少しなら聞いたぞ、魔法使いは魔力を蓄えたり練ったりする時に自然界にあるものを少しずつ取るんだっけ?」

アリス「そう、月もその一種ね。特に月から得る魔力は良質で魔法使いには必要不可欠なのよ。」

輝蛍「んで、月の満ち欠けがどうしたってんだい。」

アリス「月からの魔力の放出が最も多いのは満月の時なのよ。」

輝蛍「なら今日は丁度いいじゃねぇか。」

アリス「そうね、でも最近おかしいのよね。月の満ち欠けが…」

輝蛍「どゆことだ?」

?「そこからは私が説明するわ。」

 

 

 

ブゥォン………

 

 

 

突如として聞こえたのは大人の女性の声。

その正体は幻想郷の創設者にしてこの地の賢者…

八雲 紫。

 

アリス「あら?妖怪の賢者様も流石におちおち寝ていられなかったかしら?」

紫「そうなのよ〜、まったく困るわよ。」

輝蛍「で、なんで紫さんが出てきたんだよ。」

紫「そうね、話しましょうか。私達妖怪も月を生命線の一種としているのよ。月の光は妖怪達を興奮させますわ。

輝蛍、貴方の世界にあったでしょ?フランケンや狼男。」

輝蛍「あぁ〜、あったあった!」

紫「彼らは皆夜に動く、妖怪もそう。その理由としては月の光は興奮させるだけでなく、妖怪達を強くしますの。特に…………満月の夜の光は、ね。」

輝蛍「それは、分かった。でもそんなに焦らなくてもいいだろ?今日は満月だぞ?」

紫「此処に住まう妖怪や魔法使いは、身体の感覚で力の上昇低下が大体わかりますわ。」

アリス「そう、この時期ならそこそこの魔力を溜められるはずなのにまったく溜まらないのよ。」

紫「これは月が機能を停止させていることよ?」

輝蛍「でも、月は出ていただろ?昨日も。」

アリス「そう、だから。」

紫「”何者かが月をいじった”としか考えられないのよ。そして、今日の満月はきっと偽物よ。」

輝蛍「な、なんと…!?」

紫「そう、だからお願いよ。本物の月を探してほしいの。」

 

 

 

今宵の満月は、真実の月か偽りの月か…

 




はい、ここまで!
アリス「ここからが本番ね…」
輝蛍「話の構成やら大変だぞ?」
やるっきゃないな………
紫「それじゃあ次回予告は頂こうかしら?」
では、賢者様宜しくお願いします!
紫「次回予告!類は友を引き連れる?次回は皆に弾幕結界?」

では、さようなら!
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